平成10176日目

2016/11/17

この日のできごと(何の日)

【安倍晋三首相】米・トランプ次期大統領と会談

安倍首相は17日夕(日本時間18日朝)、米ニューヨークでドナルド・トランプ次期大統領と会談した。首相は日米同盟や環太平洋経済連携協定(TPP)をはじめとした自由貿易体制の重要性を訴えたとみられる。首相は会談後、「信頼関係を築いていくことができると確信のもてる会談だった」と記者団に語り、再会談することで一致したことを明らかにした。

11月17日のできごと(何の日)【安倍晋三首相】米・トランプ次期大統領と会談
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トランプ氏が大統領選で勝利後、外国の首脳と会談するのは初めて。日本の首相が、就任前の次期米大統領と会談するのも極めて異例だ。会談はマンハッタンのトランプ・タワーにあるトランプ氏の自宅で、当初予定した45分間から延長され約1時間半行われた。

トランプ氏は大統領補佐官(国家安全保障担当)就任が有力視されているマイケル・フリン元国防情報局長官、トランプ氏の長女イバンカ氏、イバンカ氏の夫ジャレッド・クシュナー氏が同席した。

首相は今回の会談を通して、個人的信頼関係の構築や日米同盟の重要性確認に主体を置いていた。会談後、首相は「2人でゆっくりと、じっくりと襟元を開いて率直な話ができた」と強調。会談の具体的な内容については「(トランプ氏は)まだ正式に大統領に就任していない。非公式の会談だ」として明らかにしなかったが、「私の基本的な考え方、様々な課題について話をした」と述べた。《読売新聞》

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【正力松太郎賞】日本ハム・栗山英樹監督

今年のプロ野球の発展に最も貢献した監督、選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が17日、東京都内で行われ、日本ハムを10年ぶりの日本一に導いた栗山英樹監督が満場一致で選ばれた。日本ハムからの受賞は初めて。

日本ハムはソフトバンクとの最大11.5ゲーム差を逆転して4年ぶりのリーグ優勝を果たし、日本シリーズでは広島を4勝2敗で退けた。大谷翔平選手を投手と打者の両方で活躍させるなど、柔軟な選手起用や采配が評価された。

選考委員会の座長を務めた王貞治委員は「チームをよく掌握し、試合に生かした。監督としての手腕、指導力を高く評価するべきだ」と説明した。選考委員は王氏のほか、杉下茂、中西太、山本浩二(以上野球評論家)、門田隆将(ノンフィクション作家)の4氏。《共同通信》

【天皇皇后両陛下】「満蒙開拓平和記念館」ご訪問

天皇、皇后両陛下は17日午前、長野県阿智村の「満蒙開拓平和記念館」を訪れ、国策によって満州(現中国東北部)などへ渡った引き揚げ者と懇談された。

「満蒙開拓」には、1932年から先の大戦中にかけて約27万人の農業移民が動員され、終戦直前のソ連軍の侵攻や収容所生活などで約8万人が命を落としたとされる。長野県は全国最多の約3万3000人を送り出したが、その多くが阿智村など県南部出身者。同記念館は苦難の歴史を後世に伝える拠点として、2013年4月に開館した。

宮内庁によると、両陛下は知人から記念館の話を聞いて心に留め、訪問を望まれ続けていたという。この日は、満蒙開拓の歴史を紹介する写真や資料などの展示を見学後、記念館の「語り部」として活動する引き揚げ者ら3人と懇談。天皇陛下は「大変な苦労をされましたね」と声をかけ、「今の人たちに皆さんの経験を伝えることがとても大事だと思います」と話された。《読売新聞》

【社民党・吉田忠智党首】共産党大会に初出席へ

社民党の吉田忠智党首は17日の記者会見で、共産党から来年1月の同党大会への出席を要請されたことを明らかにした。共産党広報部によると、旧社会党時代を含め、社民党党首を党大会に招待するのは初めてという。

会見で吉田氏は「昨日、電話(で招待)があった。野党共闘強化のために出席させていただきたい」と述べた。共産党が提唱する民進、自由、社民各党との「野党連合政権」の構想については「民進党の現状を考えるとなかなか難しい。閣外協力などを考えるべきだ」とした。

今年2月の社民党大会に、共産党幹部として初めて志位和夫委員長が参加した経緯がある。《共同通信》

【岸田文雄外相】米・ケリー国務長官と会談

岸田文雄外相は17日(日本時間18日)、米国のケリー国務長官と南米ペルーの首都リマで会談し、環太平洋連携協定(TPP)の早期発効へ努力を続ける考えで一致した。トランプ次期米大統領による新政権が発足後も日米同盟を強化すべきだとの認識も共有。北朝鮮の核・ミサイル開発阻止では連携を確認した。

TPPについて岸田氏は「今国会で承認を得るべく努力を続けている」と説明。ケリー氏も「自分たちは諦めていない。米国の経済界は強く(TPPに)期待している」と語り、米議会の承認に努める姿勢を示した。《共同通信》



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