平成10170日目

2016/11/11

この日のできごと(何の日)

【安倍晋三首相】インド・モディ首相と会談

安倍晋三首相は11日、来日しているインドのモディ首相と首相官邸で会談し、インドへの原発輸出を可能とする日印原子力協定で最終合意した。両首脳は会談後、協定の署名式に立ち会った。

11月11日のできごと(何の日)【安倍晋三首相】インド・モディ首相と会談
https://www.kantei.go.jp/

日本が結ぶ原子力協定はこれで15カ国・機関になるが、核拡散防止条約(NPT)の未加盟国はインドが唯一となる。軍事転用を防ぐため、インドが核実験を実施した場合は協定を停止する方針も別文書で確認した。協定は国会承認を経て発効する。《毎日新聞》

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【TPP関連法案】参院審議入り

貿易や投資の自由化をめざす環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案が11日午前の参院本会議で審議入りした。今国会で成立する見通し。安倍晋三首相は「米国ならびに他の署名国に国内手続きの早期完了を働きかける」と強調した。TPPからの撤退を唱えるドナルド・トランプ氏が米大統領選で勝利し、発効は困難な情勢。首相は17日に予定する同氏との初会談で必要性を訴えることも検討する。

首相はTPPについて「日本経済が中長期的に力強く成長する基盤となる」と強調。「我が国が自由で公正な貿易投資ルールをけん引する意思を示せば、保護主義のまん延を食い止める力になる」と指摘し「これは自由貿易の下で経済成長を遂げた我が国の使命だ」と訴えた。自民党の福岡資麿氏への答弁。

トランプ氏の今後のTPPへの対応を巡っては、首相は「現時点で予断を持ってコメントするこは控えたい」と述べるにとどめた。トランプ氏との10日の電話協議に関しては「日米同盟を一層強固なものにしていくことを確認し合った」と説明した。民進党の浜口誠氏への答弁。《日経新聞》

【岩手県議会】TPPに反対意見書

岩手県議会は11日、環太平洋連携協定(TPP)を批准しないよう政府と国会に求める意見書を賛成多数で可決した。

意見書は「国会での議論や、TPPを不安視する生産者の理解が深まっていない」と指摘。岩手県には中山間地など競争条件が不利な地域が多いとして、協定が発効した場合は「県の農林水産業に重大な影響を及ぼすことが強く懸念される」と訴えている。

採決では民進、共産、社民のほか、無所属議員の一部も賛成した。《共同通信》

【プロ野球】FA交渉解禁

プロ野球のフリーエージェント(FA)宣言選手との入団交渉が11日に解禁され、各球団が一斉に接触を開始した。宣言した国内FAの陽岱鋼外野手(日本ハム)、森福允彦投手(ソフトバンク)、糸井嘉男外野手(オリックス)、山口俊投手(DeNA)、海外FAの岸孝之投手(西武)、栗山巧外野手(同)の6人のうち、陽岱鋼とすでに残留を表明した栗山を除く4人が初交渉の席についた。

オリックスから国内FA宣言した糸井は、阪神と大阪市内で入団交渉を行った。阪神側は金本監督も高知県安芸市の秋季キャンプから駆けつけて同席。糸井は「(金本監督から)勝つために必要な戦力、初めての恋人だと言ってもらった」と語った。

2年連続でリーグ優勝を逃した巨人は森福、山口の2人と交渉を行った。ともに複数年契約に加え、森福は「13」、山口も複数の背番号を提示し、交渉の席では宮崎市で秋季キャンプ中の高橋由伸監督と直接電話をつないで熱意を訴えた。森福は「セットアッパーとして期待していると言われた。自分もこだわりがあるし熱意が伝わった」、山口も「先発として高く評価してくれているのは、自分が思う部分と一致している」と、ともに好印象を口にした。

西武の岸は、東京都内のホテルで楽天と交渉した。楽天は星野仙一副会長らが出席。緊張したという岸は「地元(仙台市)出身でどうしても必要だと言われた。(熱意は)すごく感じた。うれしく思う」と語った。楽天は複数年契約を提示したほか、現在は塩見が付ける背番号「11」を譲り渡す意思があることも伝えたという。《毎日新聞》

【りりィさん】死去

ヒット曲「私は泣いています」で知られるシンガー・ソングライターで俳優のりりィさんが11日、肺がんで死去した。64歳だった。葬儀は近親者で行う。

72年に歌手デビュー。複雑な女心をハスキーボイスで歌い、女性シンガー・ソングライターの先駆けとして注目された。「私は泣いています」(74年)、「オレンジ村から春へ」(76年)などがヒットした。

俳優としても活躍。大島渚監督の「夏の妹」(72年)に出演。話題のドラマ「3年B組金八先生」(01~02年)、「半沢直樹」(13年)では複雑な事情を抱える母親役を熱演した。映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」(16年)でも、印象的な演技を見せた。《朝日新聞》



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