平成10050日目
2016/07/14
この日のできごと(何の日)
【東京都知事選】告示
舛添要一前都知事の辞職に伴う東京都知事選が14日、告示された。「政治とカネ」をめぐる問題で2代続けて知事が任期途中で辞めており、都政の信頼回復に臨む姿勢が問われる。待機児童解消策など少子高齢化への対策、4年後の東京五輪・パラリンピックの費用負担問題も焦点だ。届け出が締め切られ、過去最多となる新顔21人が立候補し、激戦が予想される。31日に投開票される。《朝日新聞》
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自民、公明両党は、14日に告示された東京都知事選で増田寛也元総務相の支援に全力を挙げる。小池百合子元防衛相の立候補により分裂選挙となった影響を回避するため、組織固めを徹底。都政の停滞打破には、閣僚や岩手県知事を務めた増田氏の行政手腕が不可欠だと訴え、幅広い浸透を狙う。
自民党の谷垣禎一幹事長は増田氏の出陣式で、社会保障や災害などに対する都民の不安を解消できるのは増田氏だけだと強調。2020年東京五輪・パラリンピックを成功に導くことも必要だとした上で「きちんと政策を主張し、実現してくれるのは増田氏しかいない」と支持を呼び掛けた。《共同通信》
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野党は14日、民進、共産、社民、生活4党による統一候補としてジャーナリストの鳥越俊太郎氏を擁立し、共闘効果による票の上積みで勝利を狙う。市民団体との連携も目指す考えだ。
民進党の岡田克也代表は記者会見で「鳥越氏という最善の候補を得た。しっかり戦い抜きたい」と強調。「4党だけではなく、幅広い支持者に支えられて、しっかりと都民に訴えていただきたい」と求めた。
共産党の志位和夫委員長は党本部で記者団に「立派な候補を擁立し、順調に戦いがスタートした。他の野党や市民との協力を広げ、必ず勝利したい」と意気込んだ。野党共闘については「都知事選で勝利すれば次への計り知れないステップになる」とし、次期衆院選にも弾みがつくとの認識を示した。
社民党の吉田忠智党首は党会合で「野党4党が結束し、何が何でも勝利できるよう全力で臨みたい」と訴えた。生活の党の玉城デニー幹事長は取材に「参院選に続き、共闘の形が少しずつ実を結ぼうとしている。できることを全力で頑張りたい」と述べた。《共同通信》
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【大相撲名古屋場所】5日目
大相撲名古屋場所5日目は14日に愛知県体育館で行われ、ここまで無敗の横綱白鵬と大関稀勢の里が相次いで敗れる波乱があった。
綱獲りが期待される稀勢の里だったが、栃煌山に突き落としで敗れて今場所初黒星。すると、続く取組では白鵬が宝富士に小手投げで敗れて同じく今場所初黒星を喫した。白鵬の連勝は33でストップ。宝富士は2個目の金星を獲得した。唯一の全勝は、この日嘉風を押し出しで破った逸ノ城のみとなった。
横綱日馬富士は妙義龍を寄り切って1敗を守った。かど番の大関照ノ富士は松鳳山に寄り切られて初黒星。大関琴奨菊は御嶽海を押し出して初日を出し、大関豪栄道は3勝目を挙げた。平幕の逸ノ城が5連勝で単独トップに立ち、1敗で11人が続いた。5日目に平幕が単独首位に立つのは2010年九州場所の翔天狼以来。《スポニチ》
【中谷元・防衛相】インド・パリカル国防相と会談
中谷元・防衛相は14日(日本時間同)、インドを訪問し、パリカル国防相とニューデリーの国防省で会談した。東・南シナ海などでの中国の海洋進出を念頭に、日印防衛当局間で海洋問題を協議する枠組みを創設することで一致した。南シナ海問題を巡り中国の主権を否定した仲裁裁判所の判断を踏まえ、紛争の平和的解決を求めていくことも確認した。
新たな協議枠組みは「海洋戦略協議」。南シナ海などの海洋を巡る問題で、日印間の取り組みを恒常的に協議するために設ける。シーレーン(海上交通路)に位置し、インドとの海洋安全保障分野での連携を強化する方針だ。《共同通信》
【この日の安倍総理】
英新首相に祝意
安倍晋三首相は14日、メイ英国新首相に「緊密に協力し、日英の緊密な関係をより一層深化させていく」と、就任への祝意を伝える書簡を送った。外務省が発表した。
首相は「日英両国は普遍的価値を共有するダイナミックな戦略的パートナーだ」と強調。「世界の経済成長、アジアを含む国際社会でのルールに基づく平和と繁栄のために、共に積極的に貢献していきたい」とした。《共同通信》
モンゴル・エルベグドルジ大統領と会談
安倍晋三首相は14日午後、モンゴルのエルベグドルジ大統領と同国の首都ウランバートルで会談し、6月の経済連携協定(EPA)発効を踏まえ、両国の経済関係強化を図る方針で一致した。
首相は、15日に開幕するアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、バングラデシュの飲食店襲撃テロを踏まえ、テロ根絶に向けた明確なメッセージを出したいとの意向を表明。エルベグドルジ氏は「テロは断固非難する」と応じた。
首相は北朝鮮の核開発問題を巡る緊密連携も要請した。モンゴルは北朝鮮と国交がある。
この後、首相はモンゴルのエルデネバト首相とも会談した。《共同通信》
【南スーダン】空自機、邦人輸送を実施
治安情勢が悪化した南スーダンの在留邦人の退避を支援するため派遣された航空自衛隊のC130輸送機が14日、首都ジュバに到着し、残っていた日本大使館員4人を乗せて出発した。活動拠点とする近隣国のジブチに同日夜に戻った。到着した大使館員の女性は共同通信の取材に「ほっとしている。まだ南スーダンには20~30人の在留邦人がいるので心配だ」と述べた。
これに先立ち中谷元・防衛相はC130輸送機を、ジブチからジュバへ派遣する命令を出したと明らかにした。菅義偉官房長官が防衛相に代わって手続きをした。訪問先のインド・ニューデリーで記者団に語った。《共同通信》
【ニーストラックテロ事件】
フランス南部のリゾート地・ニースで14日午後11時(日本時間15日午前6時)ごろ、フランス革命記念日を祝う花火の見物に集まっていた群衆にトラック1台が突っ込んだ。カズヌーブ内相などによると、子どもを含む84人が死亡し、18人が重傷を負った。運転手は警察当局に射殺された。
車内からは、ニース在住でチュニジア出身の31歳の男の身分証が見つかったと地元メディアは報じた。犯行声明などは出ていないが、バルス首相は「テロ攻撃を受けた」とツイッターで発言。対テロ部門が捜査に着手した。《毎日新聞》