平成10010日目

2016/06/04

この日のできごと(何の日)

【安倍晋三首相】大分、熊本県を訪問

安倍晋三首相は4日午前、熊本地震の復興状況や観光業などへの影響を確認するため大分県を訪れた。参院選を前に、政府の地震への取り組みをアピールする狙いがある。


https://www.kantei.go.jp/

首相は自衛隊機で同県に入り、別府市の温泉街を訪問。広瀬勝貞知事や地元観光業者と意見交換し、「観光客が激減しているが、観光は大分県、九州の原動力だ。国としてもしっかり応援していく」と述べた。温泉の湯気を使った伝統料理「地獄蒸し」を提供する観光施設なども視察した。

午後には熊本県に移り、避難所で生活する住民を激励する。《毎日新聞》

安倍晋三首相は4日午後、熊本地震発生から1カ月半以上が経過したのを踏まえ、復旧・復興に向けて被災自治体の財政支援に全力を尽くす考えを示した。視察先の熊本県益城町で記者団に「補正予算や激甚災害指定で自治体の負担軽減を図る。財政状況が立ちゆかなくなることは絶対ないようにしたい」と述べた。

首相は午前の大分県視察に続き午後、自衛隊機で熊本県入り。高齢者を中心に約50人が避難している同県御船町の避難所を訪れ「大きな地震で大変だったのではないか。お体をお大事に」と被災者を激励した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【民進党・枝野幸男幹事長】合区解消の自民公約批判

民進党の枝野幸男幹事長は4日、自民党が参院選公約に、隣接県を合わせて一つの選挙区にする合区の解消検討を明記したことを批判した。自民党などが国会提出した法案で公選法が改正され、合区が導入されたことを念頭に「合理的根拠がない恣意的な合区を4県にだけ強いたのは自民党だ」と述べた。

高知市で記者団の質問に答えた。合区は7月の参院選から「鳥取・島根」「徳島・高知」で採用される。

枝野氏は合区自体を「早く解消したい」とした上で、「法の下の平等」を規定する憲法論議が必要とし「多数党は公約に書いて党派色を出すのでなく、政党間で議論しようと提案する責任がある」と強調した。《共同通信》

【テニス・全仏オープン】第14日

テニスの四大大会第2戦、全仏オープン第14日は4日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス決勝で第4シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)が第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)に7―5、6―4で勝ち、四大大会初優勝を果たした。《共同通信》

【シリア】アサド政権軍、ラッカ県に進攻

シリアのアサド政権軍は4日、過激派組織「イスラム国」(IS)が首都と位置づけるシリア北部ラッカ市の奪還を目指し、ラッカ県内に進攻した。ロシア軍が空爆支援している。シリア人権監視団(英国)が発表した。

南西から攻勢をかけるアサド政権軍はラッカ市の西方約40キロにあるダムを制圧しようと進軍しているもようだ。

ラッカ奪還を巡っては、シリアの少数民族クルド人を主力とする部隊も米軍の支援を受け北方から地上作戦を展開。ISは2方面から激しい攻勢を受けており、守勢を強いられている。《共同通信》

【ポーランド】強権政治に抗議、5万人デモ

ポーランドの首都ワルシャワで4日、シドゥウォ首相の政権による強権的な政治に反対する大規模デモがあり、コモロフスキ前大統領ら野党政治家や市民計約5万人が市中心部を行進した。

4日は、共産主義体制下のポーランドで1989年に初めて行われた自由選挙の記念日。ポーランド通信によると、主催者はデモで「89年には皆が一致団結していたが、今は団結が失われた」とし「われわれから自由を奪うことは許さない」と政権を批判した。

シドゥウォ政権は憲法裁判所が違憲判断などを出すための要件を厳格化し、機能を弱体化させる恐れのある改革を断行。メディア統制も強めている。《共同通信》

【天安門事件】発生から27年

中国で民主化を求める学生らを当局が武力弾圧した1989年の天安門事件から4日で27年を迎えた。共産党・政府は当時の対応を正当化し、事件に関する言論を厳しく規制。北京市中心部の天安門広場では、反政府抗議活動に備えて多数の警官が配置され、厳戒態勢となった。

最も多くの犠牲者が出たとされる市西部では、追悼活動が開かれないよう多くの私服警官が目を光らせた。共同通信の記者とカメラマンが3日夜に取材に訪れると、「すぐに立ち去れ」と数人に取り囲まれた。

天安門広場では4日も毎朝恒例の国旗掲揚式に多くの観光客が訪れ、大きな混乱はなかった。《共同通信》

天安門事件から27年の4日夜、台北市内の「自由広場」で約300人が参加して集会が開かれた。当時の学生指導者の一人で台湾在住のウアルカイシ氏(48)は「中国の民主化は台湾人の責任ではない」としつつも、「台湾と香港の民主は絶対に中国に啓示をもたらす」と述べ、中国の民主化に台湾と香港も協力して取り組むよう求めた。《産経新聞》

中国で4日、民主化運動を当局が武力弾圧した天安門事件から27年を迎えたと伝えるNHK海外放送の昼のニュース番組が数分間にわたって中断された。画面が真っ黒になり、音声も聞こえなくなった。当局が検閲したとみられる。《共同通信》

天安門事件から27年を迎えた4日の午後も、事件が起きた北京中心部の天安門広場などでは、多数の警官が配置されるなど厳戒態勢が続いた。毛沢東の肖像画が掲げられる天安門の近くでは、走行中のバスの窓から複数の人が何かを訴えるためのビラをまき、警官に連行されるなど、一時騒然となる場面もあった。

中国の人権問題を扱うウェブサイト「維権網」によると、民主活動家ら約50人が4日までに拘束、軟禁されたり、行方不明になったりした。関係者によると、四川省成都では4日朝、政府非公認の教会の牧師が公共秩序騒乱の疑いで拘束された。《共同通信》

香港中心部のビクトリア公園で4日夜、中国当局が学生らの民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件から27年となったのに合わせ、毎年恒例の追悼集会が開かれた。中国の民主化より香港の民主化を優先すべきだと訴える学生らは香港中文大などで独自集会を開催。香港での民主化を巡る主張の多様化が鮮明になった。

追悼集会では、参加者がろうそくをともして天安門事件の犠牲者を悼んだ。参加者は主催者発表で12万5千人で、昨年より1万人少なかった。警察発表では約2万2千人。

香港中文大で開かれた集会には千人以上の学生らが参加した。《共同通信》



6月4日 その日のできごと(何の日)