平成9987日目

2016/05/12

この日のできごと(何の日)

【日産、三菱自動車】資本業務提携

日産自動車と三菱自動車は12日、日産傘下で三菱自動車の再建を目指す資本業務提携を発表した。日産は三菱自動車に会長を含めて4取締役を派遣し人的関係を強化するほか、三菱自動車の開発部門に対しても人材や技術面で支援し、燃費不正問題を起こした企業風土を改革する。三菱自動車は、日産を引受先として第三者割当増資を10月に実施し、議決権ベースで34%の出資を受け入れる。日産による出資総額は2373億円に上る。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【亀田興毅さん】急性アルコール中毒で救急搬送

ボクシングで日本人選手初の世界3階級制覇を達成した元プロボクサーの亀田興毅氏(29)が12日未明、急性アルコール中毒で都内の病院へ救急搬送されていたことが分かった。命に別条はないという。

興毅氏は12日未明、都内でタクシーに1人で乗車。同日朝4時25分ごろ、タクシーの運転手から「乗客の反応がなくなった」と119番通報があり、興毅氏は病院に搬送されたが、その後意識が回復し帰宅した。

興毅氏は11日の午後2時にブログを更新。「母の日」というエントリーで子供たちの手作りプレゼントや花束の写真を添えて「連休の最終日は母の日。母ちゃんに手作りのプレゼント渡してた。『お母さん!いつもごはん作ってくれてありがとう!」とメッセージも付けて渡したから、母ちゃん泣きそうなってた』」とつづっていた。《スポニチ》

【社民党・吉田忠智党首】民進との合流も選択肢

参院選を目前に控え社民党が迷走している。改選を迎える吉田忠智党首は12日の常任幹事会で、「社民党が参院選を戦う状況は極めて厳しい。民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と言及したが、他の幹部の反発を受け、事実上の“撤回”に追い込まれた。ただ、党単独での選挙戦が困難である状況に変わりはなく、党内では比例代表で他党との統一名簿方式を模索する動きもある。近く最終的な対応を決めるが、党首の合流検討発言は党の結束にも混乱を来している。

吉田氏は常任幹事会で民進党との合流の可能性に言及した後、民進党の岡田克也代表に電話で自らの発言を報告。吉田氏は記者団に「合流の打診はしていない」と強調した。岡田氏は「承った」と述べるにとどめたという。

ところが、日経新聞が12日付夕刊で「合流検討」と報じると、又市征治幹事長らが吉田氏と面会して諭した。同日夕には党本部が「報道は事実無根」との談話を無署名で発表した。

吉田氏の発言の背景にあるのは危機感だ。社民党議員は5人。参院選は吉田氏と福島瑞穂副党首が比例で改選を迎えるが、前回の平成25年の参院選比例は約125万票、1議席にとどまった。今回も改選2議席確保は困難とみられている。《産経新聞》

【安倍晋三首相】クウェート・ジャビル首相と会談

安倍晋三首相は12日、クウェートのジャビル首相と官邸で会談し、今月26、27両日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で中東情勢が主要議題になるとの認識を示した。両首相は中東の平和と安定の実現に向け協力する方針で一致。安倍首相は難民支援などを念頭に「日本の強みを生かした中東支援を実施していく」と強調した。

5月12日のできごと【安倍晋三首相】クウェート・ジャビル首相と会談
https://www.kantei.go.jp/

過激派組織「イスラム国」(IS)を含むテロ対策を巡り、ジャビル氏は「いかなるテロも認めない。国際社会が一体となって対応したい」と述べた。安倍首相はサミットで策定する対テロ行動計画にジャビル氏の意見を反映させたい考えだ。《共同通信》

【秋篠宮同妃両殿下】ローマ法王を表敬訪問

イタリアを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻は12日、バチカンを訪れ、ローマ法王フランシスコを表敬された。宮内庁によると、皇室による法王表敬は1993年に天皇、皇后両陛下が当時の法王ヨハネ・パウロ2世と会見されて以来。

秋篠宮ご夫妻は法王から「ようこそいらっしゃいました」と歓迎を受け、約25分間ご会見。有田焼のつぼなどをプレゼントされ、法王は「とても素晴らしい」と笑顔を見せた。法王は、環境問題に関するカトリック教会の重要文書「ラウダート・シ」などを贈った。

会見では、共通の関心事である環境問題や平和問題などが話題になったとみられる。別れ際に法王は「天皇、皇后両陛下や、お子さまたちにもよろしくお伝えください」とあいさつし、ご夫妻は「ありがとうございます」と笑顔で応じられた。ご夫妻は17日に帰国される。《共同通信》

【蜷川幸雄さん】死去

“世界のニナガワ”として国際的にも高く評価された舞台演出家で、文化勲章受章者の蜷川幸雄さんが12日午後1時25分、肺炎による多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。80歳。

埼玉県川口市生まれ。開成高を卒業後、画家を志したが、安部公房作の舞台「制服」を見たのがきっかけで1955年、劇団青俳に俳優として入団した。アングラ全盛期の68年、青俳の蟹江敬三、石橋蓮司さんらと劇団現代人劇場を創立。69年、清水邦夫さん作の「真情あふるる軽薄さ」で演出家デビューした。

74年、日生劇場の「ロミオとジュリエット」の演出で初の大劇場進出。以降、活躍の場を商業演劇に移し、日本の戯曲からシェークスピアなど古今東西の延べ約300作品を手がけた。83年、平幹二朗さんを女形に起用した「王女メディア」のギリシャ・ローマ公演で初の海外進出。以降、ほぼ毎年海外公演を重ね、国際的評価を獲得した。2002年に名誉大英帝国勲章を受けた。《毎日新聞》



5月12日 その日のできごと(何の日)