平成9983日目
2016/05/08
この日のできごと(何の日)
【WBOスーパーフライ級タイトル戦】井上尚弥選手、2度目の防衛に成功
ボクシングのダブル世界戦は8日、東京・有明コロシアムで行われ、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は王者・井上尚弥(23=大橋)が同級1位で指名挑戦者のダビド・カルモナ(24=メキシコ)に3―0で判定勝ちし、プロデビューからの連勝を10に伸ばすとともに2度目の王座防衛に成功した。
井上尚は序盤から軽快なフットワークと切れのあるパンチで主導権を握った。しかし、中盤以降、右の手数が減り、勝負は終盤へ。12回に連打で最初のダウンを奪ったが、KOはならなかった。採点は118―109が2人、1人が116―111。世界初挑戦からの連続KOは4でストップした。井上の通算戦績は10戦10勝8KO無敗となった。《スポニチ》
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【IBFライトフライ級タイトル戦】八重樫東選手、初防衛に成功
ボクシングのダブル世界戦は8日、東京・有明コロシアムで行われ、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は王者・八重樫東(33=大橋)が同級11位の挑戦者マルティン・テクアペトラ(26=メキシコ)に2―1の判定勝ちを収めて初防衛に成功した。
1回は慎重に立ち上がった八重樫は2回にワンツーを被弾後、打ち合いに応じてボディーを返した。3回は最初に距離を取り、その後は潜ってボディー狙いに徹すると、テクアペトラは明らかに嫌な表情。4回には左ボディーから上へ返すコンビネーションも見せた。相手の単調な攻撃を見切ったのか、5回にはガードを下げて誘い、カウンターを打ち込む余裕も披露した。
中盤以降は足を使って試合をコントロールしつつ、要所でパンチをまとめた。9回終盤には前に出てきた相手と激しい打ち合い。スタミナ自慢のテクアペトラも最後まで反撃の手を緩めず、11回終盤には激しいパンチの応酬となった。最終回は頭をつけ合っての殴り合いで相手がぐらつく場面もあったが、決着は判定へ。ジャッジの採点は一人が115―113でテクアペトラを支持したものの、残り2人は116―113、115―113で八重樫だった。《スポニチ》
【テニス・マドリードオープン】ノバク・ジョコビッチ選手が2度目の優勝
テニスのマドリード・オープンは8日、マドリードで行われ、男子シングルス決勝で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)が2連覇を目指した第2シードのアンディ・マリー(28=英国)を6―2、3―6、6―3で下し、5年ぶり2度目の優勝を飾った。《スポニチ》
【甲子園球場】空から魚
ヤクルト5―1阪神◇8日◇甲子園
空から魚が落ちてきた―。8日、甲子園球場で行われたプロ野球阪神―ヤクルトで、阪神が攻撃中の6回、左翼を守っていたヤクルトのバレンティン外野手の近くに魚の死骸が落ちてくる珍事があり、試合が止められた。
球場関係者によると、落下地点から見てスタンドから投げ入れられた可能性はなく、鳥が落としたものとみられる。関係者も「こんなこと初めて」と言う。掃除道具を使って片付けられ、試合は再開されたが、バレンティン外野手は「においがすごかった」と、うんざりした表情だった。《スポニチ》
【民進党・細野豪志元環境相】グループ研修会
民進党の細野豪志元環境相の党内グループ「自誓会」は8日、仙台市内で研修会を開いた。これに先立つ街頭演説で細野氏は「批判勢力で終わるつもりはない。経済、社会保障政策を作り直し、もう一度政権にたどり着く」と政権交代への意欲を訴えた。
研修会は9月に予定される党代表選を見据え、結束を強化する狙い。所属する衆参両院議員計13人のうち、細野氏を含めて9人が参加した。
細野氏は昨年1月の民主党代表選で敗れた後、岡田克也執行部で政調会長を務めた。今年3月の民進党結成の際、岡田氏から代表代行を打診されたが固辞し、無役となった。《共同通信》
【北朝鮮・金正恩第1書記】「北朝鮮は核保有国」
北朝鮮の金正恩第1書記は6日から開かれている朝鮮労働党大会での活動総括報告で「共和国(北朝鮮)は責任ある核保有国として敵対勢力が核で我々の自主権を侵害しない限り先に核兵器を使用せず、世界の非核化を実現するため努力する」と主張した。朝鮮中央通信が8日伝えた。
正恩氏は「祖国統一を実現するのは、最も重大で切迫した課業だ」と強調した。そのうえで韓国との関係改善に意欲を示し「様々な分野での対話と交渉を積極的に発展させ、相互の誤解と不信を解消し、祖国統一と民族共同の繁栄のために共に道を開かなければならない」とし、「まずは北南軍事当局間での対話と交渉が必要だ」と述べた。
日本に対しては「朝鮮半島に対する再侵略の野望を捨て、我が民族に犯した過去の罪悪について反省、謝罪し、朝鮮の統一を妨害してはならない」と強調した。《日経新聞》