平成9953日目
2016/04/08
この日のできごと(何の日)
【岸田文雄外相】ケネディ駐日米大使と会談
岸田文雄外相は8日、ケネディ駐日米大使と外務省で会談した。広島県で10、11両日に開催する先進7カ国(G7)外相会合の成功に向け、協力を要請した。
ケネディ氏は、外相会合に出席するケリー米国務長官と近い。ケリー氏がほかのG7外相と共に平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花する日程が決まったのは「ケネディ氏の貢献が大きい」(日本政府筋)とされ、岸田氏は謝意を伝えた。
ケリー氏は来日中、岸田氏との個別会談も予定している。環太平洋連携協定(TPP)の早期発効を目指し、日米が主導して取り組む方針を確認する見通しだ。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大阪府】特区民泊」初認定
大阪府は8日、国家戦略特区の規制緩和の一環として、同府大東市のマンション1室を「民泊」施設に初めて認定した。1日施行の府条例に基づく制度。こうした条例は東京都大田区に続き2例目。
府内43市町村のうち、大阪市の条例施行は10月以降で、導入の意向を示していないのは9市だが、同日までの申請はこの1室だけ。府の民泊は、国のルールにより6泊7日以上の滞在が条件で、松井一郎知事は「宿泊者のニーズに合っていない」として、石破茂戦略特区担当相に制度見直しを申し入れる意向だ。《共同通信》
【今市小1女児殺害事件】33歳被告に無期懲役
2005年、Yちゃん=当時(7)=が殺害された今市事件で、殺人罪に問われた鹿沼市西沢町、無職Kの裁判員裁判判決公判が8日、宇都宮地裁で開かれた。
松原里美裁判長は「Yちゃんを殺害したことに合理的な疑いを入れる余地はなく、動機は自己中心的で身勝手極まりない」として検察側の主張を認め、無罪を主張していたK被告に対し、求刑通り無期懲役を言い渡した。
地裁は、被告が殺害を自白した取り調べの録音録画映像について、その内容を信用できると判断し有罪を裏付ける重要な証拠と評価。発生から10年余りがたち、事件は大きな節目を迎えた。一方、弁護側は控訴する方針を明らかにした。《下野新聞》
【千葉地方法務局】おにぎりを万引きした事務官を懲戒処分
千葉地方法務局(千葉市中央区)は8日、埼玉県内のコンビニで万引したとして、同局法務事務官の50代の男性を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。同局によると、男性は2月29日夜と3月16日朝、自宅近くのさいたま市南区内のコンビニで、おにぎりや菓子など数点(販売価格計660円)を万引。いずれも出勤日だったといい、男性は「魔が差した。とんでもないことをした」と話しているという。《千葉日報》
【競泳・北島康介選手】現役引退を表明
競泳男子平泳ぎで史上初の五輪2大会連続2冠に輝いた北島康介(33)=日本コカ・コーラ=が8日、現役引退を表明した。東京辰巳国際水泳場で行われたリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権男子200メートル平泳ぎ決勝で5位に終わり、100メートルに続いて落選。5大会連続の五輪出場がなくなり、レース後に「五輪で終わるか日本選手権で終わるか、覚悟を持ってやってきたつもり。(真剣勝負は)自分の中では終わりです」と語った。《時事通信》
【バドミントン】賭博行為の2選手が会見
違法カジノ店で賭博行為をしたバドミントン男子の日本のエース、桃田賢斗選手(21)と2012年ロンドン五輪代表の田児賢一選手(26)=ともにNTT東日本=が8日、東京都内で記者会見し、五輪出場が絶望的となった桃田選手は「今まで育ててくれた方々を裏切ることになり、本当に深く反省している」と謝罪した。田児選手も「自分の軽率な行動でこのようなことになり、申し訳なく思う」と語った。《共同通信》
【世界ボクシング評議会】山中慎介選手を表彰
WBC世界バンタム級王者・山中慎介(33=帝拳)が8日、同王座の10度防衛を記念して、WBCから表彰された。
来日中のマウリシオ・スライマン会長から記念の盾、チャンピオンベルトを模した腕輪などとともに、スイスの高級時計メーカー、ウブロ社製の3万ドル(約327万円)のWBCチャンピオンウオッチが贈られた。
この時計はマイク・タイソン、シュガー・レイ・レナード、フリオ・セサール・チャベスら偉大な王者に贈られているもの。かつてWBC総会に参加した際にその時計を目にしていた山中は「まさかウブロの時計が手に入るとは思わなかった。10度防衛できて本当によかった」と喜びをかみ締めた。《スポニチ》
【楽天・則本昂大投手】3試合連続2桁奪三振
楽5―3日(8日)
楽天が今季2度目の3連勝を飾った。則本は11三振を奪う力投で8回を2点に抑えて開幕3連勝。松井裕は3セーブ目。打線は2―2の六回にウィーラーの2号ソロなどで3点を勝ち越した。日本ハムは今季初の3連敗を喫した。《共同通信》
◇
決して本調子ではなかった。それでも、楽天の則本が奪った三振は、この日も2桁を数えた。序盤は制球に苦しみながらも8回2失点、11奪三振の力投で、開幕から自身3連勝。3試合連続の2桁奪三振をマークした背番号14は「苦しい投球だったが、粘れば勝てると信じていた」と相好を崩した。《産経新聞》
【この日の安倍総理】
エストニア・ロイバス首相と会談
安倍晋三首相は8日、エストニアのロイバス首相と官邸で会談した。2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、IT、サイバー防衛の先進国であるエストニアとの協力強化を確認。首相はサイバー攻撃に対処するため両国で共同演習などを実施し、防衛能力の向上につなげたい考えだ。
安倍首相は会談で「ICT(情報通信技術)やサイバーセキュリティーはますます重要性を増している。この分野で優れた知見と実績を有するエストニアとの関係を重視している」と強調した。《共同通信》
安倍晋三首相は8日、首相官邸でエストニアのロイバス首相と会談し、サイバー防衛に関する協力を強化する方針を確認した。同国は2007年に世界で初めて政府機関が大規模な攻撃を受けて以降、サイバー防衛分野で世界有数の知見を蓄えている。会談では租税条約の早期締結の重要性も確認した。《日経新聞》
【フランス・パリ】「パナマ文書」抗議デモ
仏パリで8日、世界各国の要人や著名人らがタックスヘイブン(租税回避地)を利用して資産隠しを行っていた疑惑が表面化した「パナマ文書」問題に対する抗議デモが行われた。一部の参加者が、現金自動預払機(ATM)にペンキをかける場面なども見られた。《AFP》
【中国】偽装粉ミルク「安全宣言」
中国で有名ブランドを偽装した粉ミルクを生産、販売した業者が公安当局に摘発され、国家食品薬品監督管理総局が、問題の粉ミルクは「国の標準に適合しており(健康被害を起こす)リスクはない」との公式見解を8日までに表明した。だが、食の安全を巡る当局への不信感は根強く、消費者から「こうした対応がさらなるパニックを招く」と怒りの声が相次いだ。
中国メディアなどによると、上海市の公安当局は昨年9月に「偽装粉ミルク」に関する情報を得て捜査を開始。最高人民検察院(最高検)は今年3月22日、偽装粉ミルク1万7千個を生産、販売していた業者を摘発したと発表した。《共同通信》