平成9827日目
2015/12/04
この日のできごと(何の日)
【社民党首選】吉田忠智氏が再選
社民党は4日、任期満了に伴う党首選を告示し、立候補を唯一届け出た参院議員の吉田忠智党首(59)が無投票で再選した。任期は来年2月に開く党大会で正式承認されてからの2年間。長期低迷する党勢の回復や、来年夏の参院選での勢力維持が2期目の課題となる。参院選では吉田氏自身も改選を迎える。
党所属国会議員の残る4人全員が吉田氏の推薦人となった。他に立候補を目指す動きはなかった。
吉田氏は、大分県職員や県議を経て10年参院選の比例代表で初当選した。13年7月の参院選敗北で辞任した福島瑞穂氏の後任を選ぶ同年10月の党首選に出馬し、東京都豊島区議との一騎打ちを制した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【プロ野球・広島】前田健太投手のメジャー挑戦を容認
プロ野球広島の前田健太投手(27)がポスティングシステムを利用して、今オフの米大リーグ移籍を目指すことが4日、決まった。広島市のマツダスタジアムで鈴木清明球団本部長が「ことしポスティングによりメジャー移籍を試みることが、前田選手にとっても球団にとっても一番良いタイミングと判断した」と発表した。本人には3日に伝えた。来週中に申請手続きをとる予定。
鈴木球団本部長は「チーム編成や前田投手の活躍、これまでの貢献、来年以降の選手の権利やポスティング制度の環境、ファンの皆さまの思いなどさまざまな要素を総合的に検討した」と説明した。《共同通信》
【日本ハム・大谷翔平投手】契約更改
日本ハムの大谷翔平投手(21)が4日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増の年俸2億円で更改した。大幅アップの評価に笑みを浮かべながらも「うれしい気持ちと頑張らないといけない気持ち」と率直な思いを口にした。入団4年目での年俸2億円到達は、米大リーグ、レンジャーズで活躍するダルビッシュに並ぶプロ野球最速ペースとなった。
大谷は3年目の今季、初めて開幕投手を任され、22試合で15勝5敗、防御率2.24。最多勝、最優秀防御率、勝率第1位の3タイトルを獲得し、投手でベストナインにも選出された。打者では打率2割2厘、5本塁打、17打点と昨季の成績を下回り「いいところも悪いところもたくさんある。オフに取り組むものも見つかって、いい1年」と引き締まった表情で振り返った。(金額は推定)《共同通信》
【阪神・鳥谷敬内野手】契約更改
阪神の鳥谷敬内野手が4日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸4億円でサインした。来季が5年契約の2年目。
今季は4年連続でフルイニング出場を果たしたが、打率、本塁打、打点でいずれも昨季を下回った。金本監督から提案された体重増に取り組んでいるそうで「いろんなことにチャレンジするのは自分としても可能性を感じる」と意欲的だった。
右肘を痛めて50試合の出場にとどまった西岡剛内野手は野球協約の減額制限(1億円超は40%)いっぱいの年俸1億800万円で更改した。(金額は推定)《共同通信》
【安倍晋三首相】更生保護施設を視察
安倍晋三首相は4日午前、東京都渋谷区の更生保護施設「両全会」を訪れ、刑務所出所者の社会復帰支援の現場を視察した。施設を見て回り、求職のためにパソコンを練習している居住者と意見交換した。視察後、記者団に「再犯防止をさらに加速化させていくため、先進的な取り組みを全国に展開していく」と語った。
両全会は刑務所を出所して身寄りのない女性を受け入れている。薬物依存脱却のための専門プログラムやパソコン教室、退所後も施設に通えるサービスを提供している。
民間が運営する更生保護施設は全国103カ所。政府は刑務所出所者の2年以内の再入所率を現在の18.1%から2021年までに16%に減らす目標を掲げている。首相は視察で取り組み状況を確認した。
首相は一億総活躍社会の実現において「一度大きな失敗をした人も活躍できる社会を創る」と強調してきた。《日経新聞》
【米連邦捜査局・FBI】カリフォルニア銃乱射事件をテロと断定
米カリフォルニア州サンバーナディーノの銃乱射事件について、米連邦捜査局(FBI)の幹部ボーディッチ氏は4日の記者会見で「テロ事件として捜査している」と述べ、公式にテロと断定した。容疑者の1人で警察に射殺されたタシュフィーン・マリク容疑者(27)が過激派組織「イスラム国」の指導者バグダディ容疑者に忠誠を誓っていたと報じられており、FBIが関連を捜査する。《共同通信》
【中国】無駄遣いの13万人摘発
中国共産党中央規律検査委員会は、習近平指導部が税金の無駄遣いなどを戒めた「8項目の規定」を2012年12月に打ち出してから3年間で、党幹部ら13万8867人を摘発し、うち5万5289人を処分した。中国紙、京華時報が4日伝えた。
摘発件数は10万4934件で、最も多かったのは、公用車を家族の送迎や買い物などに使った2万295件。次いで結婚式や葬式を過度に盛大に行った8662件、公金で不適切に飲食した5305件が多かった。
反腐敗運動を進める習指導部は、党の綱紀粛正に取り組んでいる。《共同通信》
【中国】陳情者数百人を次々拘束
中国政府が「国家憲法日」と定める4日、北京市内の最高人民法院(最高裁)や国営中央テレビの周辺では、土地の強制収用や官僚腐敗などへの不満を訴えるために陳情者ら数百人が集まったが、公安当局に次々と拘束された。
最高裁前では、男女約30人が「冤罪を晴らせ」と声を上げ、敷地内に入ろうとしたが、大勢の警官に阻止された。湖北省から来た60代女性は「憲法を記念するのであれば、法治を求めるわれわれの声に耳を傾けるべきだ」と声を荒らげた。
当局は中央テレビ近くに警察車両や大型バスを多数配備。拘束した陳情者らを次々とバスに乗せて連れ去った。《共同通信》
【中国】アフリカ支援に3年で7兆円
中国の習近平国家主席は4日、ヨハネスブルクで開幕した中国アフリカ協力フォーラム首脳会議で、今後3年間にアフリカ支援へ600億ドル(約7兆3600億円)を拠出すると表明した。経済協力を通じて影響力を強める狙い。南シナ海問題で米国との対立が深まる中、アフリカ諸国の支持を取り付けて国際社会での孤立を防ぐ思惑ものぞく。
中国国営新華社が伝えた。習氏は開幕式での挨拶で「中国とアフリカはずっと運命共同体だった」と強調し、インフラ建設や金融、工業化、農業の近代化など10分野への協力を表明した。具体的には鉄道や道路、港湾などの建設への中国企業の積極的な参加を後押しするとした。一部の国には2015年末に償還期限を迎える無利子融資を債権放棄する考えも示した。《共同通信》