平成9807日目
2015/11/14
この日のできごと(何の日)
【民主党・前原誠司元外相】共産党は「シロアリみたいなものだ」
民主党の前原誠司元外相は14日、読売テレビの番組で、野党再編に関し、「大きな野党をどうつくるか。みんながいったん解党を決め、理念や政策の旗の下に再結集することが大事だ」と述べ、執行部に解党を求めていく考えを改めて示した。
前原氏は、維新の党の江田憲司前代表らと民主党解党を求める立場で一致。12日には岡田克也代表に直接要求した。
番組で前原氏は、執行部が検討する共産党との選挙協力について「シロアリみたいなものだ。(民主党の)土台が崩れる」と反対を表明。共産党が主張する安全保障関連法の全面廃止にも「本気で政権を取りに行くなら現実的対応をすべきだ」と反対した。《時事通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【パリ同時多発テロ事件】仏大統領「イスラム国」の犯行と断定
パリで13日夜に発生した同時テロで市中心部の劇場やレストラン、郊外のスタジアムなどが武装グループの襲撃を受け、地元メディアによると少なくとも127人が死亡、約300人が負傷した。
オランド大統領は14日、イスラム過激派組織「イスラム国」の犯行と断定。さらにグループの支援者などが逃走している可能性もあるとして非常事態宣言を発令し、市民には安全が確認されるまで外出を控えるよう求めた。
フランスでは戦後最悪のテロ事件となた。オランド大統領は14日のテレビ演説で「『イスラム国』というテロリストの軍隊が起こした戦争犯罪だ」と非難。武装グループについては「国外で準備、組織され、フランス国内の共犯者の協力で実行された」と語った。《読売新聞》
【和田毅投手】ソフトバンク復帰会見
米大リーグのカブスを戦力外となり、古巣ソフトバンク入りが決まった和田毅投手(34)が14日、福岡市内のホテルで入団会見し、5年ぶりの日本球界復帰に「(シーズン16勝を挙げ、日本一に輝いた)2011年のときのように、チームの柱になれるように活躍する」と抱負を語った。
3年契約の年俸総額12億円プラス出来高払いで、背番号が渡米前に付けた「21」に決まった。《産経新聞》
【藤川球児投手】阪神復帰が決定
今季独立リーグの四国アイランドリーグplus・高知でプレーした元阪神の藤川球児投手(35)の阪神復帰が14日、決まった。2年契約で総額3億円(金額は推定)。
高知県内で藤川に直接会うなどして交渉を進めた金本監督は、球団を通じて「決断してくれてホッとしています。(これまでの交渉で)野球に対する熱い思いは伝わっていました。また同じユニホームを着て戦えるのが楽しみ」とコメントした。《読売新聞》
【島尻安伊子沖縄北方担当相】北方領土視察
島尻安伊子沖縄北方担当相は14日午前、北海道根室市の納沙布岬を訪れ、対岸の北方領土・歯舞群島を視察した。この後、記者団に「帰属問題を解決したいという強い思いに駆られた。元島民の顔を見て、少しでも前に進めたいと思った」と述べ、領土問題の早期解決に決意を示した。
ロシアとの北方領土交渉が進展しない中、日本固有の領土だとアピールする狙い。島尻氏による視察は10月の就任後初めて。《共同通信》
【この日の安倍総理】
トルコ・ダウトオール首相と会談
安倍晋三首相は14日昼(日本時間同日午後)、トルコ・イスタンブールで、同国のダウトオール首相と会談し、パリの同時多発テロを受け、国際社会と緊密に協力していくことで一致した。日本からのインフラ投資を通じて経済連携の強化を図る方針も確認した。
会談後の共同記者発表で安倍首相は「トルコやフランスをはじめ国際社会と緊密に連携し、テロ対策に取り組んでいきたい」と強調。ダウトオール氏は「フランスが犠牲になったことに心を痛めている。あらためて国際社会の協力の必要性を実感した」と応じた。《共同通信》
パリ同時テロ「断固非難する」
トルコ訪問中の安倍首相は14日午前、パリで発生した同時テロについて「いかなる理由があろうともテロは許されない。断固非難する。国際社会と緊密に連携し、テロの未然防止に取り組む」と述べた。イスタンブール市内で記者団に答えた。この後、トルコのダウトオール首相と会談し、同時テロを非難することで一致した。
また、安倍首相は同日、フランスのオランド大統領宛てに「大きな衝撃と憤りを禁じ得ない。日本国民を代表し、フランス国民に連帯の意を表明する」とのメッセージを発出した。《読売新聞》
【韓国・ソウル】デモ隊と警察衝突
韓国・ソウルの中心部で14日、民主労働組合総連盟(民主労総)が政府の進める労働市場改革や歴史教科書の国定化などに反対する大規模集会を開き、大統領府へ向けてデモ行進しようとし、阻止する機動隊と激しく衝突した。
ソウルの中心付近は交通がまひした。民主労総は、集会には10万人以上が参加すると予告していた。このうち数千人が機動隊と衝突した。
機動隊は道路に移動用のバスを並べて「壁」をつくり、放水銃で大量の催涙剤をデモ隊に噴射。デモ隊はバスをロープで引っ張って移動させたり、車体を破壊したりした。《共同通信》
【仏・TGV】試験車両が脱線
フランス北東部ストラスブール近郊で14日、高速列車「TGV」の試験車両が走行中に脱線し運河に転落、少なくとも11人が死亡し、37人が負傷した。1981年の開業以来、TGVの関連事故で死者が出たのは初めて。フランス公共ラジオが伝えた。
速度超過による事故とみられるが、詳しい原因は不明。鉄道当局は「パリ同時多発テロと関連づける情報はない」としている。
車両は技術者ら49人を乗せ、時速350キロを出して来年春に営業開始予定の新路線で試験走行をしていた。車両に子どもも数人乗っていたが、安否は不明。負傷者には重傷者も多く含まれているとみられる。《共同通信》