平成9806日目
2015/11/13
この日のできごと(何の日)
【パリ同時多発テロ事件】
13日夜(日本時間14日未明)、パリ中心部の劇場やレストラン、近郊のスタジアムなどで少なくとも6か所で爆発、銃撃が相次いだ。地元メディアによると、死者は少なくとも120人に上り、フランスで戦後最悪のテロ事件となった。
オランド大統領は「テロリストによる同時攻撃だ」と語り、非常事態を宣言。武装した犯人が逃走している可能性もあるとして出入国制限を伴う緊急措置を取った。
AFP通信などによると、負傷者は200人以上で、約80人は重傷だという。現地の日本大使館は、日本人が巻き込まれていないか確認を急いでいる。
被害が最も大きかったのは、パリ東部の劇場「バタクラン」。当時はロックグループのコンサートが行われており、午後9時半ごろ、複数の男が押し入り、自動小銃を乱射した。約1500人収容の劇場はほぼ満席で、多くの観客が劇場後方の非常口などから逃げたが、少なくとも80人が死亡した。《読売新聞》
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【旭化成建材】266件のデータを改ざん
旭化成は13日、子会社の旭化成建材(東京)が行ったくい打ち工事に関する調査を終えた2376件のうち1割強に当たる266件にデータ改ざんがあり、現場担当者50人以上が関与していたと発表した。国土交通省が13日を報告期限と定めた対象3040件のうち664件の調査が終わっておらず、改ざんがあった件数や人数は今後も増える見通し。不正の常態化が浮き彫りになった。《共同通信》
【京都市】ごみ屋敷条例で行政代執行
京都市は13日、「ごみ屋敷」対策条例に基づく行政代執行で、同市右京区の住宅ベランダや周辺の私道上のごみの撤去を開始した。市によると、同様の条例に基づく代執行は全国でも例がないという。市によると、住宅は50代の男性が所有し、現在は空き家。玄関に面した幅約1・3メートルの私道に、高さ約2メートル、幅約0・9メートル、長さ約4・4メートルにわたり、ごみが堆積。老朽化したベランダにも物があふれている。《共同通信》
【菅義偉官房長官】尖閣付近の中国艦を警戒
菅義偉官房長官は13日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島付近の公海上を反復航行した中国海軍の情報収集艦に関し「単なる通過でなく、1日の間に東西を反復航行したのは特異な航行だ」と指摘した。同時に「中国海軍の軍事動向は常日頃から注視している。領土、領海、領空は断固として守るとの観点から、周辺海空域の警戒監視活動に万全を期す」と強調した。
中谷元・防衛相は会見で「中国軍は海空域での活動を急速に活発化させている。今後、活動領域をより一層拡大していくのではないか」との認識を示した。
外務省は外交ルートを通じて既に中国外務省に「今回の航行を注視している」と伝達している。《共同通信》
【安倍晋三首相】アジア歴訪に出発
安倍首相は13日午前、主要20か国・地域(G20)首脳会議に出席するため、トルコに向け、政府専用機で羽田空港を出発した。G20首脳会議に続き、フィリピンでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、マレーシアでの東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議にも出席する予定で、約10日間に及ぶ首脳外交がスタートする。首相は一連の国際会議で、中国による海洋進出への対応や、世界経済の立て直しに向けた協調を呼びかける意向だ。
首相は13日午前、出発に先立ち首相官邸で記者団に「力による現状変更の動きに対して多くの国々が懸念を持っている。航行の自由、法の支配を守っていくため、国際社会と連携し、日本もしっかりと発信していきたい」と語った。《読売新聞》