平成9795日目

2015/11/02

この日のできごと(何の日)

【安倍晋三首相】韓国・朴槿恵大統領と初会談

韓国を訪問中の安倍晋三首相は2日午前(日本時間同)、同国の朴槿恵大統領と初の日韓首脳会談をソウルの大統領府(青瓦台)で行った。慰安婦問題について、今年が日韓国交正常化50年であることを念頭に、できるだけ早期の妥結を目指し、交渉を加速させることで一致した。

11月2日のできごと(何の日)【安倍晋三首相】韓国・朴槿恵大統領と初会談
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会談の冒頭、両首脳はにこやかに握手をし、記念写真撮影に応じた。その後、約1時間、通訳を交えて少人数で会談し、続けて外相や事務担当者らを含めた拡大会合に移った。

安倍首相は「未来志向の日韓関係の新たな時代を築くため、朴大統領と努力したい」と述べた。朴氏は「外交では信頼が最も大切だ。今日がつらい歴史を癒やす、誠意のある会談となって、今後の両国関係を発展させていく貴重な契機になることを願う」と語った。

安倍首相は中国による南シナ海での人工島の造成に対抗し、米政府が海軍駆逐艦を人工島の12カイリ内に投入したことに「支持」を表明していることを説明。韓国は中国に配慮し、米軍の行動を明確には支持していないが、日本政府同行筋は「問題意識は共有していた」との認識を示した。《産経新聞》

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【早稲田大】小保方氏の博士号を取り消し

早稲田大の鎌田薫総長らは2日、東京都内で記者会見し、STAP細胞論文で不正があった理化学研究所の元研究員、小保方晴子氏に授与した博士号を取り消すと発表した。2011年提出の博士論文には不正があると認定していたが、審査の不備があったとして1年間の猶予期間に再提出すれば博士号の維持もあり得るとしていた。

早大はこれまでに十分な水準の博士論文が提出されていないとの理由で、10月30日の研究科長会で博士号の取り消しを確定した。

小保方氏が14年1月に英科学誌ネイチャーに発表したSTAP細胞の研究論文は、後に多くの疑義が生じて撤回された。この際、博士論文にも疑義が出ていた。《日経新聞》

【おおさか維新の会】設立を届け出

橋下徹大阪市長が代表を務める新党「おおさか維新の会」は2日、総務省に政党設立届を提出し受理された。新党は大阪市に本部を置く。参加する国会議員は15人。維新の党が除籍(除名)処分にした大阪系議員が10月の「臨時党大会」で「代表」に選んだ馬場伸幸衆院議員ら4人は、維新の「解党」を巡る松野頼久代表らとの協議を終えるまで合流しない。

維新の鈴木義弘衆院議員は2日、党本部に離党届を提出した。当面は無所属で活動する方針。離党届を出した国会議員は8人となった。松野氏ら執行部は4日に開く執行役員会で対応を協議する。《日経新聞》

【米国、韓国】国防相が定例安保協議

米国のカーター国防長官と韓国の韓民求国防相は2日、ソウルで米韓定例安保協議(SCM)を開いた。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮を抑止するため連携維持を確認。宇宙やサイバー空間での協力拡大や、韓国軍の有事作戦統制権を米軍主導の米韓連合軍から韓国軍に移管する時期も議題だ。

カーター氏は韓国入りした1日、韓氏と共に北朝鮮との軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)を視察した。協議でカーター氏は、韓国防衛に向けた米国の決意を強調。

米政府は、北東アジアだけでなく世界の平和と安定のため、日本も含めた日米韓3カ国の協力が重要との立場。《共同通信》

【中国・習近平国家主席】仏・オランド大統領と会談

中国の習近平国家主席は2日、北京でフランスのオランド大統領と会談した。両首脳は今月末にパリで始まる国連気候変動枠組み条約の第21回締約国会議(COP21)で合意を目指す地球温暖化対策の新たな国際的枠組みの中で、5年ごとの温室効果ガスの排出削減量見直しを各国に義務付けるべきだとの点で一致した。AP通信が伝えた。

効果的な温暖化対策のためには長期的な温室ガス削減の枠組みが必要で、世界最大の排出国である中国がこれに一定の理解を示したと言えそうだ。《共同通信》

【米大統領選】民主指名争い3人目の脱落

来年の米大統領選に向けた民主党候補の指名争いに出馬していた米ハーバード大のローレンス・レッシグ教授(54)が2日、撤退を表明した。インターネット上に公開した動画で明らかにした。民主党指名争いからの脱落は3人目。

同党指名争いは、先行するクリントン前国務長官を、サンダース上院議員とオマリー前メリーランド州知事が追う争いとなった。

法学者のレッシグ氏は、ネット上の過剰な著作権保護を批判する論客として知られる。選挙区割り見直しなどの政治改革の実現を訴えて立候補したが、支持率は1%以下に低迷していた。《共同通信》

【加藤治子さん】死去

ドラマの母親役などで親しまれた女優の加藤治子さんが2日午前7時7分、心不全のため、東京都世田谷区の自宅で亡くなった。92歳だった。遺志に従って、葬儀・告別式は家族葬で行い、お別れの会などの予定はないという。

09年のTBS系ドラマ「浅見光彦シリーズ」出演を最後に活動を控え、自宅で1人暮らしをしていたためマネジャーや知人女性が交代で面倒を見ていた。04年に不安定狭心症で舞台「8人の女たち」を降板したほか、87歳の時にがんが見つかって余命5カ月と宣告されたが、放射線治療で完治した。

最近は大きな病気はなかったが、3年前に高齢のため体調を崩し、昨年から自宅療養を続けていた。最近になって容体が悪化し、2日午前に眠るように息を引き取った。《日刊スポーツ》



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