平成9775日目

2015/10/13

この日のできごと(何の日)

【沖縄県・翁長雄志知事】辺野古埋め立て承認を取り消し

翁長雄志知事は13日午前、県庁で記者会見し名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消したと発表した。前県政の承認の手続きに「瑕疵(かし)がある」と判断した。

翁長知事は「承認は取り消すべき瑕疵があると判断した。今後も辺野古に新基地は造らせないという公約実現に向け、全力で取り組む」と述べ、新基地建設を阻止すると強調した。承認取り消しで、沖縄防衛局は埋め立ての根拠を失い、辺野古沖での作業ができなくなる。

県は、承認の過程を検証した第三者委員会の「瑕疵あり」の結論を踏まえ、埋め立て承認申請では普天間飛行場の代替施設を県内に建設する根拠が乏しく、環境保全策が不十分な点などを指摘。埋め立ての必要性を認めることができないと判断した。

取り消しを受けて、防衛局は公有水面埋立法を所管する国土交通相に対し、県の取り消しの効力を止める執行停止と、無効化を求める審査請求をする見通し。《沖縄タイムス》

沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長は13日午前、翁長雄志知事による米軍普天間飛行場(同市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しを受け、普天間の固定化への懸念を示した。市役所で記者団に「普天間の危険性除去が止まることはあってはならない」と述べた。

来年1月の市長選への影響については、言及を避けた。《共同通信》

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【阪神・和田豊監督】退任会見

今季3位に終わり退任する阪神の和田豊監督(53)が13日、大阪市内の阪神電鉄本社で記者会見し「ファンの皆さまの温かいご声援、叱咤激励に応えられず、非常に申し訳なく、残念で悔しい気持ちでいっぱい」と、時折言葉を詰まらせながら4年間の指揮を振り返った。

3年契約の後、1年契約で10年ぶりのリーグ制覇を狙った今季は、終盤まで優勝争いをしながら届かず、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは巨人に1勝2敗で敗退した。「勝負どころでの失速、同じことを繰り返してしまった」と振り返った。

選手、コーチ、監督で31年間着続けた阪神のユニホームを脱ぐことになったが「まだ実感はない。本心は敗戦の悔しさが気持ちの中を占めている」と無念さを強調した。

就任1年目の2012年は5位。13年は2位でCSに進出し、14年は2位からCSを勝ち抜いて日本シリーズに出場した。監督通算273勝281敗21分けだった。《スポニチ》

【ラグビー日本代表】帰国

ラグビーの第8回ワールドカップ(W杯)イングランド大会で、初の1大会3勝を挙げた日本代表が13日、帰国した。今大会限りで退任するエディ・ジョーンズヘッドコーチ(55)は、東京都内で開かれた記者会見で、「すばらしい偉業を成し遂げた。新しい日本のヒーローだ」と選手たちをたたえた。

過去7大会でわずか1勝しか挙げられなかった日本は今大会、1次リーグ初戦で優勝2度の南アフリカを34―32で破る大金星を挙げた。スコットランド戦で敗れたものの、サモア、米国を続けて破った。目標の8強進出は惜しくも逃したが、1次リーグB組3位と過去最高の成績を収めた。主将のリーチマイケル選手(27)は「W杯で3勝したことは日本のラグビーにとっては大きなステップだと思う。選手たちは毎試合、体を張り、日本のみなさんに勇気を与えられたと思う」と話した。《朝日新聞》

【この日の安倍総理】

「日本の美」総合プロジェクト懇談会

政府は13日、日本の伝統文化や芸術を海外に発信するための有識者会議の初会合を官邸で開催した。2020年東京五輪・パラリンピックに向け具体策を検討する。安倍晋三首相は「国際社会で存在感を高めるため、文化外交の積極展開が必要だ」と述べた。


https://www.kantei.go.jp/

会合では、能や茶道など伝統芸能の普及や技能継承のあり方などについて議論を交わした。アニメや和食も取り上げられた。来年6月をめどに提言をまとめる。

座長は俳優の津川雅彦氏。茶道裏千家の前家元千玄室氏、作家の林真理子さんや幸田真音さんらがメンバーとなった。《共同通信》

【中国】「金太っちょ」検索不能に

中国のインターネット上で北朝鮮の金正恩第1書記を指す隠語の「金三胖(金家の3代目の太っちょ)」が検索できなくなっていることが13日、分かった。

共産党序列5位の劉雲山政治局常務委員と金氏が9日に会談したことを受け、中国当局が北朝鮮に配慮し、同国に関する書き込みの検閲を強化した可能性がある。

中国では金氏がトップに就任して以降、ネット上で金氏をやゆする意味も込めて「金三胖」という隠語が頻繁に使われていた。現在、隠語を入力すると「関連の法律や政策に合わない可能性があります」と表示され、検索できなくなっている。《共同通信》

【イスラム国】米ロへの聖戦呼び掛け

過激派組織「イスラム国」幹部のアドナニ報道担当者は13日、米国とロシアとの戦いは、イスラム教徒にとって「十字軍との戦い」だと主張し、イスラム教徒の若者に「米ロに対する聖戦(ジハード)に突き進め」と呼び掛ける音声声明をネット上に公表した。

米軍主導の有志国に加え、9月30日にロシアが対「イスラム国」作戦としてシリア領内で空爆を開始した。声明は「(米ロは)打倒され、地獄に落とされるだろう」と指摘した。

また、米軍の空爆で同組織ナンバー2のファディル・アフマド・ハヤリ幹部を殺害したという米政府の8月の発表を認めた。《共同通信》



10月13日 その日のできごと(何の日)