平成9735日目

2015/09/03

この日のできごと(何の日)

【中国】抗日戦勝70周年記念式典

中国の習近平政権は3日、天安門広場で「抗日戦争・反ファシズム戦争勝利70年」の記念式典と軍事パレードを行った。軍事パレードは建国60年の2009年以来、6年ぶり。習国家主席は式典の演説で「偉大な勝利で世界の大国としての地位を改めて確立した」と述べ、第2次大戦の「戦勝国」としての地位を誇示した。安倍首相や主要な欧米の首脳は参加を見送った。

式典は午前10時に70発の礼砲で始まった。ロシアのプーチン大統領、韓国の朴槿恵大統領など計31か国の元首・首脳級を含む約50か国の代表が出席し、パレードを観閲した。また国連の潘基文事務総長のほか、個人の立場で村山富市元首相も参加した。《読売新聞》

中国の「抗日・反ファシズム戦勝70年」の記念式典に出席するため北京を訪問している村山富市元首相が3日、体調不良のため現地で入院し、式典に参加しなかったことがわかった。村山氏は政府とは無関係の立場で出席する予定だった。中国メディアが伝えた。《日経新聞》

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【この日の安倍総理】

参院厚生労働委員会

企業の派遣労働者受け入れ期間の制限をなくす労働者派遣法改正案に関し、参院厚生労働委員会は3日、安倍晋三首相が出席して審議した。首相は「労働者を保護するための規制強化だ」と述べ、成立に理解を求めた。民主党の石橋通宏氏に対する答弁。

与党は8日にも委員会で採決することを想定しており、今月半ばの成立を目指す。石橋氏は「多くの労働者が改正に反対している」と批判した。

改正案は、現行で一部の専門業務を除いて最長3年となっている受け入れ期間の制限を撤廃。人を入れ替え、労働組合の意見を聞くといった手続きを踏めば、同じ職場に派遣労働者を配置し続けることができる。《共同通信》

【橋下徹大阪市長】新党代表に松井知事を指名

維新の党を離党した橋下徹大阪市長は3日、結成を目指す新党の代表に松井一郎大阪府知事を事実上指名した。「知事しかいない」と市役所で記者団に語った。自身の代表就任や12月の市長任期満了後の政界復帰を否定する一方、今後の進退を繰り返し問われ「将来のことを言うのはやめる。自由にする」と述べた。《共同通信》

【千葉県・森田健作知事】タイ・シリントン王女に拝謁

千葉県の森田健作知事は3日午後、訪問先のタイの首都バンコクで、シリントン王女に拝謁した。かつて森田氏が俳優として主演しヒットしたドラマ「おれは男だ!」はタイでも放映されており人気が高い。王女は森田氏のファンだという。

森田氏は、8月17日にバンコクで起きた爆弾テロに関して安倍晋三首相から託されたお悔やみのメッセージを伝えた。

千葉県の魅力を知ってもらうことを目的にタイの大学生を受け入れる県の企画も話題に上った。森田氏がさらなる交流拡大を提案すると、王女は「いいですね」と応じたという。

3日午前には、爆弾テロ現場を訪れ献花台に花束を供えた。《共同通信》

【インドネシア政府】高速鉄道計画の見直しを発表

インドネシアのナスティオン調整相(経済)は3日夜、日本と中国が受注を競うジャワ島の高速鉄道計画について「ジョコ大統領は、高速鉄道は必要ないと判断した」と述べ、両国の事業案とも採用しない考えを示した。ジョコ氏と電話で協議後、記者団に明らかにした。

ジョコ大統領は3日夕、記者団に「高速鉄道整備は必要だ」と述べており、短時間で方針を一転させたことになる。ジョコ氏は、判断を変えた理由を明確に説明していない。

ナスティオン氏は、日中が事業化調査を行った首都ジャカルタからバンドンまでの区間約150キロでは、高速鉄道の性能を生かし切れないと指摘した。《共同通信》

日本と中国が受注を競うインドネシア・ジャワ島の高速鉄道建設計画について、同国のジョコ大統領は3日、中国の事業案を採用する意向を示唆した。日本が目指した新幹線の導入は非常に厳しい情勢になった。しかし、明言はしておらず、計画の行方はなお不透明だ。

ジョコ氏は3日、日中両国の事業案を検討した閣僚会議の勧告書を受領。その後、記者団に対し「高速鉄道整備は必要だ。だが、インドネシアは建設計画に国家予算を投入せず、(融資に対する)政府の保証もしないと決定した」と述べた。《共同通信》

【マレーシア】警察が元首相を捜査

マレーシアのハリド警察長官は3日、首都クアラルンプールでの記者会見で、先月末のナジブ首相退陣要求デモに参加し、与党に汚職があると発言したマハティール元首相を「名誉毀損容疑で捜査している」と述べた。

警察は、外遊中のマハティール氏が10日ごろに帰国するのを待って、任意で事情聴取する方針。名誉毀損罪は同国で最長禁錮2年に問われるが、同氏が訴追される可能性は低いとの見方が強い。

マハティール氏は8月30日、ナジブ氏が政府系ファンドの資金約7億ドル(約841億円)を流用し、与党の議員や地方幹部に「賄賂として配った」と報道陣の前で話した。《共同通信》

【仏・オランド大統領】義務的難民受け入れ提案

フランスのオランド大統領は3日、パリの大統領府でアイルランドのケニー首相と会談後、記者会見し、中東などからの難民・移民問題について「難民受け入れのための恒常的、義務的なメカニズム」をドイツのメルケル首相と連名文書で欧州連合(EU)に提案したことを明らかにした。

フランスは6月のEU首脳会議で、欧州委員会とドイツなどが求めた難民受け入れの割当制に反対の立場を取っていた。大統領はシリア難民の3歳男児の遺体が漂着した写真が世界中で報じられたことに「責任を痛感した」と述べ、事実上の政策転換を表明した。《共同通信》

【米大統領選】トランプ氏、共和党に忠誠

来年11月の米大統領選出馬を目指す実業家トランプ氏(69)は3日、共和党指名争いで自身が敗れても党外から出馬せず、誰であろうと共和党候補を支援すると公約した。

地元ニューヨークの超高層ビル「トランプタワー」で共和党全国委員会のプリーバス委員長と会談、誓約書に署名した。

トランプ氏は最近の世論調査で共和党候補として支持率首位。党指導部は移民問題などでの放言を懸念する一方、「不動産王」と呼ばれ豊富な資金力を誇る同氏が離反して保守票が分裂する事態を心配している。《共同通信》



9月3日 その日のできごと(何の日)