平成9733日目

2015/09/01

この日のできごと(何の日)

【東京五輪組織委員会】公式エンブレムを白紙撤回

2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は1日、ベルギーの劇場ロゴに似ているとの指摘を受けるなど批判が高まっていた佐野研二郎氏(43)デザインの大会エンブレムを白紙撤回し、再公募を含めて新エンブレムを選考し直すことを決めた。

新国立競技場(東京都新宿区)の建設計画に続き、大会のシンボルが相次いで見直される前代未聞の事態となった。《共同通信》

2020年東京五輪の公式エンブレムの使用中止を受け、佐野研二郎氏は1日夜、自身のホームページで「もうこれ以上は、人間として耐えられない限界状況」などとするコメントを発表した。

佐野氏は、エンブレムを「伝統的かつ新しい日本、東京を表現すべく大胆に、そして丁寧にデザイン致しました」と説明。原案も最終案も、模倣や盗作は断じてないと改めて疑惑を否定した。《産経新聞》

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【石巻魚市場】全面再開

東日本大震災の津波で全壊した宮城県石巻市の魚市場が1日、全面再開した。港に面した建物は長さが震災前と比べ1・4倍の約880メートルとなり、世界最大規模とみられるという。水産業関係者は「世界に誇れる市場になってほしい」と期待を寄せた。

早朝に開かれた式典で亀山紘市長は「石巻の復興を全世界にPRして、漁船誘致につなげたい」とあいさつ。その後の競りには約150人が参加し、この日に近海で水揚げされたアカムツやマガレイが高値で取引され、市場は活気づいた。

卸売業者「石巻魚市場」の須能邦雄社長(72)は「早く以前のにぎわいを取り戻したい」と意気込んだ。《共同通信》

【西武・森友哉捕手】プロ初の満塁弾

西武13―3ソフトバンク◇1日◇西武プリンス

西武の森が6月29日の日本ハム戦以来の本塁打となる14号満塁弾を放った。

8―1とチームが大量リードで迎えた6回、2死満塁の場面で森が打席に立つと、ソフトバンクの2番手・巽が投じた初球のカットボールを強振。

打球はライトフェンスを軽々と越える満塁弾となった。2年目の森はこれでプロ通算20本目の本塁打としたが、満塁弾はこの一発が初めて。さらに約2カ月ぶりの本塁打ということもあり、「うれしいの一言です」とベンチでは満面の笑みが絶えなかった。《スポニチ》

【バンコク爆弾テロ事件】実行犯とみられる男を逮捕

タイの首都バンコクで8月中旬に起きた爆弾テロで、タイの警察当局は1日、現場に爆弾を置いて去ったとみられる男を逮捕したと発表した。隣国のカンボジアとの国境付近で見つかったという。

地元メディアによると、男はA容疑者(25)で、中国の旅券を所持しており、中国新疆ウイグル自治区の出身という。当局は、現場から立ち去る姿が防犯カメラに映っていた「黄色いシャツ」の男とみている。今回の逮捕で背景関係を含め、捜査が進展する可能性もある。《産経新聞》

【自民党の谷垣禎一幹事長】安保法案「60日ルール」前に参院採決を

自民党の谷垣禎一幹事長は1日の記者会見で、安全保障関連法案に関し、衆院で再可決して成立させる「60日ルール」の適用が可能となる前に参院で採決すべきだとの認識を示した。再可決は14日から可能となるが、その直前が週末に当たるため、事実上11日までの採決を目標とする発言だ。

谷垣氏は「60日ルールは『60日あれば相当な法案も結論が出せる』という前提でつくられた憲法の規定だ。まず通常の手法で対応するのが大事だ」と述べた。

これに先立つ党役員連絡会で佐藤勉国対委員長は「60日ルールは使わないことになっている」として、参院執行部に採決に向けて審議を急ぐよう促した。《共同通信》

【この日の安倍総理】

総裁選立候補を正式表明

安倍晋三首相(自民党総裁)は1日、党総裁選(8日告示、20日投開票)に立候補する意向を正式に表明した。「継続は力であり、しっかりと責任を果たすため、政策をさらに進めていきたい」と述べた。出馬が取り沙汰される野田聖子前総務会長は夜に政治資金パーティーを東京都内で開催。これまでに首相の無投票再選は望ましくないと主張する一方、自身の対応は明言していない。

首相は防災訓練の視察で訪れた東京都立川市で記者団に「デフレから脱却して力強く経済を成長させていくための政策を打ち出してきた。まだ道半ばだ」として、再選された場合、経済政策を重視する考えを強調した。《共同通信》

【ロシア・トカチョフ農相】択捉島を訪問

ロシアのトカチョフ農相が1日、専用機で北方領土・択捉島を訪問した。地元当局幹部が明らかにした。水産加工場など島内の農林水産業の現状視察が目的という。

択捉島には8月22日、日本側の中止要請を無視する形でプーチン政権ナンバー2のメドベージェフ首相が訪問。日本政府が強く抗議し、8月末から9月初旬を軸に調整していた岸田文雄外相のロシア訪問を延期した。

ロシアには、日本の抗議を意に介さず定期的な閣僚の北方領土訪問を続け、島の経済開発を通じて実効支配を強化する狙いがあるとみられる。《共同通信》

【ハンガリー】難民を駅から排除

オーストリアの警察や鉄道会社によると、ハンガリーは1日、難民や移民がドイツなどに向かうことを阻止するため、国際列車が発着するハンガリー・ブダペスト東駅を一時封鎖、全列車の運行を停止し、難民らを構内から排除した。AP通信によると、難民らは駅前に集まって「自由を」と叫び抗議した。

一方、ドイツ南部ミュンヘンの中央駅などには8月31日夜から9月1日未明にかけ、ハンガリーからオーストリアを経由した難民や移民が続々と到着した。

南ドイツ新聞によると、ミュンヘンの中央駅に到着した3台の列車には、それぞれ200~300人が乗車していた。《共同通信》

【韓国】産経記事に不快感

韓国外務省報道官は1日の定例記者会見で、産経新聞が8月31日に同社サイトに掲載したコラムで朴槿恵大統領の中国の軍事パレード参観を強い勢力に付き従う「事大主義」と批判したことに不快感を示した。産経新聞によると韓国大使館員が1日、同社東京本社を訪れ「日韓関係に否定的な影響があるのではないか」と憂慮を表明し、記事削除を求めた。

コラムは朴氏を朝鮮王朝末期の王妃で最終的に日本軍人らが暗殺したとされる閔妃(死後に明成皇后と呼称)に例え、閔妃が情勢により清や日本、ロシアと接近した歴史を紹介。朴政権は「李氏朝鮮(朝鮮王朝)の再来を思わせる」などとした。《共同通信》

【米・オバマ大統領】アラスカの氷河を視察

オバマ米大統領は1日、アラスカ州のキーナイ・フィヨルド国立公園を訪れ、地球温暖化の影響で融解が進んでいるとされる氷河の周辺を歩いて視察した。

オバマ氏は記者団に「壮観だ。孫たちがこれを確実に見られるようにしたい」と述べ、氷河を次世代に継承したい考えを表明。同時に「氷河の減少は毎年のように加速している」と指摘、温暖化問題に取り組む意義をあらためて強調した。

公園当局者によると、オバマ氏が視察した氷河は約3・2キロの長さがあるが、近年は消失のペースが上がっており、昨年だけで約57メートル分が失われたという。《共同通信》



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