平成9691日目
2015/07/21
この日のできごと(何の日)
【フェンシング・太田雄貴選手】帰国会見
ロシアで行われたフェンシングの世界選手権男子フルーレ個人で、全種目を通じて日本勢初の金メダルに輝いた太田雄貴(29)=森永製菓=が21日、東京都内で記者会見し、「今回駄目ならもう取れないと思うほどコンディションが良かった。支えてくれた全ての人に感謝したい」と晴れやかに語った。太田は同日、帰国した。
6月のアジア選手権に続く優勝。5月までは不調でコーチと話し合って戦術を変えたという。「これまでは相手に反応するスタイルだったが、主導権を取ることに注力した」と大転換が奏功したことを明かした。
優勝後には、来年のリオデジャネイロ五輪後の現役引退を示唆した。会見でも、その意向であることを認めた上で「ロンドン五輪の時も同じ気持ちで、1年後に復帰した。少し含みも持たせてほしい」と述べた。《共同通信》
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【台湾・李登輝元総統】来日
台湾の李登輝元総統(92)が21日午後、台北の空港を出発、羽田空港に到着した。訪日は昨年9月以来で、2000年の総統退任後7回目。東京で講演するほか、以前から望んでいた東日本大震災の被災地なども訪れ、26日に台湾に戻る。
李氏は22日に衆院議員会館、23日に外国特派員協会で、それぞれ台湾の民主化や台湾人意識などをテーマに講演する。
24日には、福島県郡山市の総合南東北病院を訪れ、先端がん治療施設などを視察。25日には07年に「奥の細道」探訪の一環として訪れた宮城県松島町の瑞巌寺を再び訪れ、前回訪問を記念して建てられた李夫妻の句碑の脇に植樹する。《共同通信》
【東芝】歴代トップ3人が辞任
東芝は21日、不適切会計問題を受けて経営体制の刷新を正式に発表した。田中久雄社長(64)をはじめ歴代トップ3人が辞任し、室町正志会長(65)が暫定的に社長を兼務する。8月中旬に新経営陣を発表する。
記者会見した田中社長は「創業140年の歴史の中で最もブランドイメージが毀損された。心よりおわびする」と話した。信頼回復へ、企業統治の立て直しや事業のリストラが避けられない。《日経新聞》
【アップル】6期連続の増益
米IT大手アップルが21日発表した2015年4~6月期決算は、純利益が前年同期比38%増の106億7700万ドル(約1兆3200億円)と6四半期連続の増益になった。売上高は33%増の496億500万ドルだった。昨年9月に発売したスマートフォン「iPhone(アイフォーン)6」と「6プラス」の好調な販売が持続した。
製品別の販売台数はアイフォーンが35%増の4753万台。一方でタブレット端末「iPad(アイパッド)」は18%減の1093万台と縮小が続いた。地域別の売上高は、香港を含む中国地域が約2・1倍と急増した。《共同通信》
【安倍晋三首相】民主党の対応を批判
安倍晋三首相は21日、BS日テレ番組の収録で、安全保障関連法案をめぐる民主党の対応について「『憲法違反だ』と門前払いをされると、なかなか議論が深まらない。対案を出さないし修正も要求しない」と批判した。内閣支持率が下落したことに関し「支持率は軽視しないが、支持率を目的に政治を行っては駄目だ。国民の理解が少しでも深まるよう努力を重ねる」と述べた。
同時に「十分な手順を踏んできたが、分かりにくいのも事実だ。分かりやすく説明する仕方をよく考えなければならない」と話した。併せて「維新の党が対案を出したのは大変良かった。議論もそれなりにかみ合った」と指摘した。《共同通信》
【ロシア】青森からの水産物禁輸解除
ロシア農業省は21日、東京電力福島第1原発事故の放射性物質による汚染の恐れを理由とした日本産水産物の輸入一部禁止措置の対象から、青森県の23の企業を除外したと発表した。日本の水産庁によると、ロシア側に登録されている全ての青森県の水産加工企業に当たる。
ロシアでは従来、日本の約520の水産加工企業から輸入を認めていたが、原発事故を理由に2011年4月、このうち青森県を含む8県の200以上の企業を対象に禁輸措置を発動した。
ロシア農業省によると、今回の解除は、2月に国際原子力機関(IAEA)が実施した調査の暫定結果などが判断の根拠となった。《共同通信》
【米大統領選】オハイオ州知事も出馬表明
米中西部オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)は21日、同州コロンバスで演説し、来年の大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬を表明した。ホワイトハウス奪還を目指す共和党では立候補者が乱立しており、ケーシック氏で16人目。
下院予算委員長などを経て2011年に州知事に就任。昨年、圧倒的な強さで再選を果たした。
演説でケーシック氏は「私には世界で最も重要な仕事に就くための能力や経験がある。米国を再建する方法を知っている」と表明。連邦政府や州の財政均衡に尽力してきたと実績を強調した。《共同通信》
【米大統領選】トランプ氏が泥仕合
来年の米大統領選に向けた野党共和党の候補指名争いが、政策を置き去りにしたまま泥仕合の様相を呈している。移民差別など問題発言を繰り返して注目を浴び、支持率トップに立つ不動産王ドナルド・トランプ氏がその張本人だ。
党内の他候補を次々にあげつらって攻撃するトランプ氏の新たな標的は、グラム上院議員。21日の演説では、嫌がらせでグラム氏の携帯電話番号を暴露し「かけてみよう」と聴衆をけしかけた。
ライバル候補たちは、トランプ氏の奇矯な言動にあきれ顔。支持率上昇は一時的とみて、どの候補もトランプ氏に関わり合うことを避けようとしている。《共同通信》
【ナイジェリア・ブハリ大統領】1年半で過激派ボコ・ハラム掃討
ナイジェリアのブハリ大統領は21日、AP通信の取材に、18カ月以内にイスラム過激派ボコ・ハラムを掃討すると語った。昨年4月に拉致された多数の女子生徒らについては救出に必要な情報が無いと述べた。
ブハリ氏はボコ・ハラム撲滅を誓い3月の大統領選挙で勝利、政権交代を果たした。20日には米ホワイトハウスでオバマ大統領と会談、ボコ・ハラム対策への支持を得た。ブハリ氏はAPに「(ボコ・ハラムに)新たな戦闘兵を徴兵させず、国境を自由に移動させない」と表明した。
一方、北東部ヨベ州の州都近郊では20日、爆発物を積んだ車が爆発し、警察官ら8人が死亡した。《共同通信》