平成9610日目
2015/05/01
この日のできごと(何の日)
【自民党議員団】台湾・馬英九総統と会談
台湾訪問中の岸信夫衆院議員らの自民党議員団は1日、馬英九総統と会談し、台湾が東京電力福島第1原発事故を理由に15日から実施するとしている日本産食品の輸入規制強化策の撤回を求めた。
議員団は、安倍晋三首相実弟の岸氏が会長を務める「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の計11人。台湾の規制強化は誤解に基づいており、日本食品の安全性を強調してほしいとする安倍首相の意向を伝えた。
馬総統は岸氏らとの会談に先立ち、民主党の野田佳彦前首相とも会談。関係者によると、野田氏も台湾の規制強化策の見直しを求めた。《共同通信》
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【卓球・世界選手権】
卓球の世界選手権個人戦第6日は1日、中国の蘇州で行われ、女子シングルスで初出場の14歳、伊藤美誠(スターツ)は4回戦でテチアナ・ビレンコ(ウクライナ)に4−1で勝ち、8強入りした。14歳192日でのベスト8入りは、2003年パリ大会女子シングルスの福原愛の14歳203日を更新し、日本選手最年少。準々決勝ではロンドン五輪金メダルの李暁霞(中国)に2−4で惜敗した。
混合ダブルス決勝で吉村真晴(愛知工大)石川佳純(全農)組は、許キン(中国)梁夏銀(韓国)の国際ペアにストレート負けし、同種目の日本勢で46年ぶりの優勝はならなかった。
男子シングルス4回戦で第5シードの水谷隼(ビーコン・ラボ)はガオ・ニン(シンガポール)を4−2で下した。丹羽孝希(明大)は第4シードの樊振東(中国)に1−4で敗れた。《共同通信》
【WBCスーパーフェザー級タイトル戦】三浦隆司選手が4度目の防衛に成功
世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は1日、東京・大田区総合体育館で行われ、チャンピオンの三浦隆司(帝拳)が同級6位で国際ボクシング連盟(IBF)フェザー級元王者のビリー・ディブ(オーストラリア)に3回1分29秒でTKO勝ちし、4度目の防衛に成功した。戦績は33戦29勝(22KO)2敗2分け。
ロンドン五輪金メダリストでWBCミドル級7位の村田諒太(帝拳)は、ノンタイトル10回戦でドウグラス・ダミアン・アタイジ(ブラジル)に5回38秒でTKO勝ち。初の世界ランカーとの試合を制し、プロ7戦全勝(5KO)とした。《共同通信》
【ボクシング・粟生隆寛選手】3階級制覇ならず
世界ボクシング機構(WBO)ライト級王座決定戦12回戦が1日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、同級1位の粟生隆寛(帝拳)は同4位のレイムンド・ベルトラン(メキシコ)に2回1分29秒でTKO負けを喫し、3階級制覇は成らなかった。
ベルトランは前日計量で体重超過となったため、王座は空位のままとなる。2009年に世界ボクシング評議会(WBC)フェザー級、10年に同スーパーフェザー級王座を奪取した粟生は勝てば日本選手で亀田興毅、井岡一翔(井岡)に続く3階級での王座獲得だった。《共同通信》
【韓国】沈没事故をめぐり衝突
韓国で昨年4月に起きた旅客船セウォル号沈没事故をめぐり、ソウル中心部で1日夜、政府の対応に抗議する千人以上のデモ隊の一部と機動隊が衝突した。機動隊は大統領府へ向かおうとするデモ隊に大量の催涙剤を噴射した。
催涙剤を浴びた多数のデモ参加者が目や喉に痛みを訴えた。
沈没事故をめぐる衝突は、4月18日夜に100人が連行された大規模衝突以来。
デモ隊は、事故の真相調査のために特別法で設けられた調査委員会の運営をめぐり政府に反発する遺族と行進し、警察がバリケードの代わりに並べたバスに行く手を遮られ夕方から付近の路上で集会を開いていた。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは1日、各地で行われ、マーリンズのイチローはマイアミでのフィリーズ戦に「7番・左翼」で出場し、4打数1安打だった。チームは4−3でサヨナラ勝ちし、3連勝。
レッドソックスの田沢はヤンキース戦で2−2の八回から登板し、1回を2安打1失点で今季初黒星(0勝)を喫した。ロドリゲスに代打本塁打を許した。試合は2−3だった。《共同通信》
【この日の安倍総理】
日系人記念碑に献花
安倍晋三首相は1日夕(日本時間2日午前)、訪問先の米ロサンゼルス市で、第2次大戦時に米兵として従軍した日系人をまつった記念碑に献花した。戦後70年の節目を迎え、日米関係の発展に力を尽くしてきた日系人の功績をしのんだ。
記念碑は1999年に建立され、戦時中に「GO FOR BROKE」(当たって砕けろ)をスローガンに従軍した日系2世兵士の氏名が刻まれている。献花後、「全米日系人博物館」で、日米関係の発展に貢献してきた日系米国人とも交流した。
◇
安倍晋三首相は1日(日本時間2日)、一連の訪米日程をほぼ終了した。米ロサンゼルス国際空港から2日昼に帰国の途に就く。首都ワシントンでオバマ米大統領との首脳会談に臨み、日米同盟の強化を確認したほか、日本の首相として初めて連邦議会の上下両院合同会議で演説した。
最後の行事として、2日午前にロサンゼルスで日本と米国、カナダの青少年交流事業に参加した学生と懇談する。
帰国は日本時間の3日夕となる。山梨県鳴沢村の別荘で数日静養し、5月中旬に国会提出される安全保障関連法案の審議に備える予定だ。《共同通信》