平成9599日目

2015/04/20

この日のできごと(何の日)

【米国】ウクライナに追加人道支援

バイデン米副大統領は20日、ウクライナのポロシェンコ大統領と電話協議し、避難所や食料など1770万ドル(約21億円)規模の追加人道支援を実施すると伝えた。ホワイトハウスが同日発表した。

両氏は、欧州安保協力機構(OSCE)によるウクライナ政府軍と親ロシア派武装組織の停戦に向けた努力を歓迎。ロシアに対し、ウクライナへの重火器搬入やウクライナ国境地帯へのロシア軍部隊増強を自制するよう呼び掛けた。《共同通信》

ウクライナ西部リビウ州で20日、米軍要員を指導教官に迎えてウクライナ政府軍将兵の訓練が始まった。東部の親ロシア派武装組織はロシア軍による訓練で力をつけており、政府軍は米国式の軍事技術を得て対抗したい考えだ。

米兵のウクライナ入りを受け、ロシアは「米国の武器供給に向けた第一歩」と強く反発。米国防総省のウォーレン報道部長は同日の記者会見で、訓練は防御目的であり、地域を不安定化させているのは親ロ派に攻撃兵器を供与しているロシアの方だと批判した。《共同通信》

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【沖縄県浦添市・松本哲治市長】米軍那覇軍港移設受け入れを表明

沖縄県の嘉手納基地(嘉手納町など)以南の米軍施設の統合・返還計画で、同県浦添市の松本哲治市長が20日、記者会見を開き、陸軍那覇港湾施設(那覇軍港。那覇市、56ヘクタール)を浦添埠頭地区に移設する計画を受け入れると表明した。

松本氏は平成25年2月、移設反対の立場で市長に初当選し、政府や県、那覇市などで構成する移設協議会が停滞していたが、受け入れ表明で計画は大きく前進する。松本氏は「(軍港移設を)進めることで沖縄県全体としての米軍基地の整理・縮小につながっていく」との認識を示した。今月28日の移設協議会に副市長を出席させる。《産経新聞》

【生活の党】岩手県議選で候補者を公募

生活の党岩手県連は20日、任期満了に伴う9月6日投開票の県議選(定数48)で、候補者を一般から公募すると発表した。小沢一郎代表(衆院岩手4区)が長年、強い影響力を持ち、候補者選びに関与してきた同県での公募は初めて。

公募対象は全16選挙区。25歳以上の男女で、年齢の上限は設けず、政治経験も問わない。締め切りは5月20日。

佐々木順一幹事長は記者会見で「生活の党は現在、全県的に組織を持っているが、一時より縮小していることは否めない。政治家を目指す人材にチャンスを提供したい」と述べた。《共同通信》

【グーグルマップ】改ざん被害が明らかに

米グーグルが提供する地図検索サービス「グーグルマップ」で20日、多数の地図表記が改ざんされた。東京都の警視庁本部は「恒心教警視庁サティアン」、広島市の原爆ドームは「核実験場」などと表示された。グーグルは悪質ないたずらとみて順次もとの表記に戻すが、改ざんされる施設も次々と増えており、20日夜の時点では修復作業が追いついていない。《朝日新聞》

【沖縄県与那国町】震度4

20日午前10時43分ごろ、与那国島近海を震源とする地震があり、沖縄県与那国町で震度4の揺れを観測した。気象庁によると、震源はごく浅く、地震の規模(マグニチュード)は6.8と推定される。同庁は高さ1メートルの津波が発生する恐れがあるとして、宮古島・八重山地方に津波注意報を発表したが、約1時間後に解除した。《時事通信》

【町村信孝衆院議長】体調不良で辞任

町村信孝衆院議長(70)は20日午後、国会内で川端達夫副議長に辞表を提出した。その後の記者会見で、軽い脳梗塞と診断され、精密検査で当面入院することを明らかにした。自民党は後任の議長に党前副総裁の大島理森衆院予算委員長(68)を起用する人事を内定した。《共同通信》

【安倍晋三首相】「70年談話」過去の文言使わず

安倍晋三首相は20日、BSフジの番組に出演し、今夏に出す予定の「戦後70年談話」について、戦後50年の村山富市首相談話、戦後60年の小泉純一郎首相談話の文言にはこだわらない考えを改めて示した。「侵略、植民地支配、痛切な反省、心からのおわびなどの言葉が入るのか」という質問に対し、「歴史認識においては(これまでの談話に)書かれていることを引き継いでいくと言っている以上、もう一度書く必要はないだろう」と答えた。

首相は「小泉首相のときは村山首相の談話を下敷きにしているという感じはある。私の場合はそうではなくて、安倍政権として、先の大戦に対する反省をもとにした平和国家としての歩み、これからさらに地域や世界の平和に貢献していく決意を発信したい。同じことを言うなら談話を出す必要がない」と強調した。《毎日新聞》

【アジア・アフリカ会議】対テロ、南南協力で連携

インドネシアの首都ジャカルタで20日、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)の閣僚会議が開かれ、テロ対策での連携強化や、発展途上国が相互に協力し合う「南南協力」を推進することで合意した。

共同議長のインドネシアのルトノ外相は開会のあいさつで「10億人以上が1日2ドル(約240円)未満で暮らし、紛争は後を絶たず、不寛容が広がっている」と世界情勢を分析、問題解決には「南南協力の強化」と「先進国との協調」の組み合わせが欠かせないと表明した。《共同通信》

【米・ラッセル国務次官補】中国の岩礁埋め立て警告

ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は20日、中国による南シナ海での岩礁埋め立てなどをめぐり、国際法にそぐわない行動を続ければ2016年の次期米大統領選で争点となり、米中関係に悪影響を与える可能性があると警告した。ニューヨークでのシンポジウムで述べた。

ラッセル氏は、米国が「政治の季節」に入ると指摘した上で「中国は対米関係をめぐる決定や地域での自国の行動が(米国内で)警戒感を引き起こし、望ましくない政治的結果を招きかねないことを十分に意識すべきだ」と語った。《共同通信》

【加瀬邦彦さん】死去

1960年代後半にグループサウンズの代表的バンドとして活躍した「ザ・ワイルドワンズ」のリーダー・加瀬邦彦さんが20日に都内の自宅で自殺していたことが22日、分かった。74歳。東京都出身。

14年2月に下咽頭がんを発症。自宅療養しながらステージ復帰を目指していたが、最近は体調を崩し精神的に不安定だったという。

グループサウンズブームの中心で活躍し、12弦ギターの音色で人気を博したギタリストが、衝撃的な死を遂げた。 所属事務所はこの日、加瀬さんの死因を「自死」と発表した。

加瀬さんは14年2月に下咽頭がんを発症。同3月に手術を受けた。手術は成功し、呼吸用のチューブを喉に通して生活していたが、自らチューブをふさぎ呼吸不全の状態にして命を絶ったという。21日朝に夫人が自宅で発見した際には、すでに亡くなっており、検視の結果、20日の午後9時に死亡したと診断されたという。《デイリースポーツ》



4月20日 その日のできごと(何の日)