平成9583日目

2015/04/04

この日のできごと(何の日)

【つんく♂さん】声帯摘出を公表

喉頭がんの治療で療養していた音楽プロデューサーのつんく♂さん(46)が4日、母校の近畿大(大阪府東大阪市)の入学式にゲストとして出席した。壇上に立ったつんく♂さんはスクリーンに「一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」というメッセージを出し、声帯を摘出したことを明らかにした。

つんく♂さんは式の終盤に登場し、約7千人の新入生が歓声で迎えた。スクリーンでは「去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的に癌が治りきらず、摘出するより他ならなかったから」「後悔しても意味がないんです。今から進んでいくんです」といった文字が流れた。

新入生向けに「私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です」「仲間や友人をたくさん作り、世界に目をむけた人生を歩んでください」というエールも送った。《朝日新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【柔道・全日本選抜体重別選手権】

柔道の世界選手権(8月・アスタナ=カザフスタン)代表選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権第1日は4日、福岡国際センターで男女計7階級が行われ、女子48キロ級は元世界女王で26歳の浅見八瑠奈(コマツ)が決勝で昨年の世界選手権覇者、19歳の近藤亜美(三井住友海上)に優勢勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たした。

女子57キロ級でロンドン五輪金メダルの松本薫(ベネシード)が4年ぶり4度目の優勝。宇高菜絵(コマツ)は準決勝で敗れた。同52キロ級は中村美里(三井住友海上)が決勝で橋本優貴(コマツ)を倒して3年ぶり5度目の頂点に立った。

男子は100キロ超級で西潟健太(旭化成)が昨年の世界選手権2位の七戸龍(九州電力)を準決勝で破るなどして初優勝。81キロ級は21歳の永瀬貴規(筑波大)が2連覇し、90キロ級は20歳のベイカー茉秋(東海大)、100キロ級は高木海帆(日本中央競馬会)が初制覇した。《共同通信》

【維新の党】上西小百合衆院議員の除籍処分を決定

国政政党「維新の党」と地域政党「大阪維新の会」は4日、体調不良を訴えながら他党の国会議員と飲食店をはしごした翌日に国会を欠席したことなどが問題視 されている維新の党の上西小百合衆院議員(31)=比例近畿、大阪維新所属=を除籍(除名)処分にしたと発表した。大阪都構想の賛否を問う住民 投票や統一地方選への影響を最小限にとどめたいという意向があるとみられる。上西氏は維新側に議員を続ける意向を示したという。《産経新聞》

【イスラム過激派アルシャバーブ】「ケニアは血で染まる」と予告

ケニア東部ガリッサで武装集団が大学を襲撃した事件で、犯行を認めたイスラム過激派アルシャバーブは4日、「ケニアの都市は血で赤く染まる。長く凄惨な戦いになるだろう。一般市民が最初に犠牲になる」と、新たなテロ攻撃を予告する声明を出した。フランス公共ラジオが伝えた。

国際テロ組織アルカイダ系で、隣国ソマリアを拠点とするアルシャバーブは、アフリカ連合(AU)の平和維持活動(PKO)でソマリアに展開するケニア軍の撤退を要求。撤退が実現するまでテロ攻撃を継続するとし「どれだけ予防策や安全対策を講じたとしても新たな殺りくは防げない」と警告した。《共同通信》

【キューバ】カストロ前議長が公の場に

キューバの国営メディアは4日、同国のフィデル・カストロ前国家評議会議長(88)が3月30日に首都ハバナ市内の学校で、友好親善のため同国を訪れたベネズエラ人33人と面会したと伝えた。

ロイター通信などによると、前議長が公の場に姿を見せたことが伝えられるのは昨年1月以来。

昨年12月に国交正常化交渉の開始を発表したキューバと米国は今月、首脳会談を行う可能性があり、約50年にわたり対米批判を続けてきた前議長の健在ぶりをアピールして、強い姿勢で交渉に臨むキューバ側の方針を示す狙いもあるとみられる。《共同通信》

【米軍】初の核実験場を一般公開

米軍は4日、1945年に人類史上初の核実験が行われた西部ニューメキシコ州アラモゴード近郊の「トリニティ・サイト」を一般公開した。戦後70年と重なった今年は、例年の公開時より関心が高く、過去最多の5534人が訪れた。

広島、長崎への原爆投下の是非を訪問者に尋ねると、終戦を早め日米両国の犠牲者を減らしたとの認識が共通し、正当化論は根強い。一方で、核実験で健康被害を受けたと主張する近隣住民の抗議行動もあった。

カリフォルニア州に住む55歳男性は「歴史的な場所。(日本)本土決戦があったら米兵の死者数は想像もつかない。投下は正しい決断だ」と話した。《共同通信》



4月4日 その日のできごと(何の日)