平成1977日目

平成6年6月7日(火)

1994/06/07

【民社党・大内啓伍委員長】解党覚悟で新党を

民社党は7日午前10時すぎから東京都千代田区の日本都市センターで党大会を開いた。二日間の日程で、政界再編に向けた運動方針決めるとともに、辞任する大内委員長の後任に米沢新員長ら新執行部を選出する。

冒頭のあいさつで大内氏は、統一会派「改新」結成による混乱の責任を取って辞任する考えを表明しながらも「改新構想は政界再編に今後一石を投ずるものと確信している」と強調。「目前に迫った再編に突入し、民社党の遺伝子を新たな生命体に引き継いでいかなければならない」と述べ、解党覚悟で新党結成に取り組むよう訴えた。

大内氏は「民社党と日本新党、新党さきがけの3党がまず結集して党をつくり、左右に(勢力を)伸ばしていくべきだ」と指摘、3党の結集を優先して新党を目指すべきだと提唱した。 一方、社会党との連携については「基本政策に大きな溝があり、社会党が生まれ変わらない限り、一緒になることはできない」と明言し、社会党の主導する「社民リベラル勢力結集」の動きとは一線を画す考えを打ち出した。

また、中選挙区制での解散・総選挙論を「明らかな政治改革つぶしだ」と厳しく批判。次期総選挙は区割り法成立後に新制度で行うべきだと強調した。

連合の山岸会長は7日午前の民社党大会で、不安定な少数与党政権を解消するため「非自民連立政権を、かつての細川政権時代のように社会党、新党さきがけを含めて再構築するのが一日も早いことを願っている」と述べた。 「55年体制の復活はあり得ないし、絶対に許してはならない」と、自民党の政権復帰を阻む考えを強調した。



【日産・ミストラル】発売


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日産プリンス・日産サニー石川販売と日産サニープリンス富山販売は、新型RV「ミストラル」を7日から発売した。イギリスで開発、スペインで生産して輸入する。居住性や視界、小回り性能を実現した運転ポジションや高剛性ボディによる走行性の向上などを図った。車両本体価格はタイプXで279万8000円。《北國新聞》

【自民党・森喜朗首相幹事長】羽田内閣不信任案提出へ党内結束要請

自民党の森幹事長は7日午前の役員会で、衆院での1994年度予算案審議が最終局面を迎えていることに関連し「(自民党は)羽田内閣の仕事は予算を成立させることだと主張してきた。今、一番大事なのは挙党一致であり、河野総裁の基本的スタンスに協力をお願いしたい」と述べ、今後の内閣不信任案提出などに向けて、党内結束を要請した。《共同通信》

【羽田孜首相】「少数でも国民支持」

羽田首相は7日午前、民社党大会であいさつし「少数(与党)内閣ではあるが、正しい道を歩んでいけば国民は支持してくれる。野党も党利党略でしかこれを阻むことはできない。必ず協力してくれる」と述べ、政治改革や行政改革を課題に掲げた政権維持に自信を示すとともに、自民党などの内閣不信任案提出の動きをけん制した。《共同通信》

【政界談話室】

○…自民党は7日の役員会で、当選一回の衆参両院議員全員を政務調査会の各部会の副部会長に起用する人事を決定した。森幹事長は記者会見で「今までは一期生に副部会長になってもらう仕組みはなかった」と自画自賛。「大いに勉強して一騎当千で頑張ってほしい」と、「当選一期」と「一騎当千」をかけた駄じゃれを披露したが、記者団の受けがもうひとつとみて、自らしゃれを解説する始末。党内には内閣不信任案提出に批判的な勢力や反河野総裁色を強めるグループがあり、必ずしも一騎当千となっていないだけに駄じゃれもしらじらしい。

○…新生党の船田常任幹事はこの日、外国特派員協会で「日本語でやるつもりだったが、せっかくなので英語でトライする」と日本語で切り出した後、英語で将来の政界再編成などについて語った。しかし内閣不信任案への対応など政局絡みの質問には「久保社会党書記長発言は助け船だ」などと、日本語で慎重に言葉を選びながら答えた。終了後、記者団には「全く自信はなかった。しばらくなしにしたいね」と苦笑いしていたが、特派員にはおおむね好評。将来の首相候補と目される船田氏だけに、国際性を強調する目的は達成した?《共同通信》

【将棋・羽生善治四冠】米長邦雄名人破り再び五冠

将棋の羽生善治棋王・王座・棋聖・王位(30)が米長邦雄名人(50)を破って、初の名人位を獲得するとともに、自己2度目の五冠保持者となった。

米長に羽生が挑戦した第52期「名人戦」七番勝負の第六局は、6日午前9時から福岡県北九州市で行われ、7日午後9時1分、86手までで後手の羽生が勝ち、4勝2敗で米長を下した。《共同通信》



6月7日のできごと