平成9562日目

2015/03/14

この日のできごと(何の日)

【北陸新幹線】長野〜金沢開業

首都圏と北陸を直結する北陸新幹線が14日、開業した。1997年10月に長野まで先行開業したが、新たに金沢まで延伸。最速タイプの「かがやき」が東京―金沢を最短2時間28分で結び、これまでの上越新幹線と在来線の乗り継ぎより最大1時間23分の短縮となる。首都圏との利便性の向上で、北陸では観光客やビジネス客の増加とともに、企業進出などの経済効果が期待されている。

午前6時すぎに金沢駅を出発した一番列車を見送った太田昭宏国土交通相は「北陸と首都圏、長野が連結できた。開業を見届け、大きな喜びがあふれてきた」と述べた。東京駅で出発式に臨んだJR東日本の冨田哲郎社長は「開業を起爆剤に日本を元気にしていきたい」とあいさつした。

延伸した長野―金沢は228キロで、新幹線の北陸到達は、73年の整備計画決定から42年を経て実現した。新幹線網の拡大は、九州新幹線の鹿児島ルート(博多―鹿児島中央)が全線開通した2011年3月以来。 かがやきのほか、停車駅の多い「はくたか」、富山―金沢の「つるぎ」、東京―長野の「あさま」が運行。JR東日本と西日本が共同開発した新型車両のE7系、W7系が使用される。最高時速は260キロ。《福井新聞》

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【東海道新幹線】最高速度を275キロから280キロに引き上げ

東海道新幹線の最高時速285km出発式が14日、JR東京駅で行われた。東海道新幹­線の最高速度が270キロから285キロに上がった。東京-新大阪間は、2時間22分でこれまでより3分速くなる。《産経新聞》

【大相撲春場所】7日目

大相撲春場所7日目(14日・大阪市ボディメーカーコロシアム)2横綱3大関は安泰だった。横綱白鵬は新小結玉鷲を豪快な上手投げで下して7戦全勝。千代の富士を抜いて単独史上2位の幕内808勝目を挙げた。横綱日馬富士は豪風を押し出して1敗を守った。

大関豪栄道は逸ノ城を寄り切って、大関琴奨菊とともに5勝目。大関稀勢の里は碧山を寄り切って白星が先行した。新関脇照ノ富士は、新三役では75年ぶりの初日から7連勝をマークした。

全勝は平幕の安美錦を含めた3人。1敗で日馬富士と豊ノ島が追う。《共同通信》

【サッカー日本代表・ハリルホジッチ新監督】J1視察

サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ新監督が14日、東京・味の素スタジアムで行われたJ1のFC東京―横浜Mを視察し、0−0で終わった試合後に「次(の代表戦)に向けて、何人か面白い選手がいた。ゴールがなかったのは残念だった」と感想を述べた。

手元のファイルをめくりながら険しい表情でピッチに視線を送り「FC東京のGKは良かった」と、好セーブを連発した権田を評価。ただ、全体的には「選手の意欲や力強さが増せば、もっと質が高くなるはず」と物足りなさも感じたようだ。《共同通信》

【大阪市・橋下徹市長】都構想「これから大戦争」

大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は14日、市内で街頭演説し、大阪市を廃止し特別区に分割する「大阪都構想」協定書(制度案)の市議会承認を踏まえ「これまで山あり谷あり地獄ありだった。これから大戦争になる」として5月17日実施予定の住民投票での可決を目指し、全力を挙げる姿勢を強調した。

一方、都構想に反対する自民党も14日夜、市内で集会を開催した。

橋下氏は、五つの特別区を新設する初期コスト約600億円を反対派が批判していることに対し「最初はお金がかかるが、二重行政による無駄の解消のためにはそれだけかけても価値のあることだ」と反論した。《共同通信》

【鳩山由紀夫氏】クリミア訪問から帰国、報道陣を「無視」

ウクライナ南部クリミア半島を訪問していた鳩山由紀夫元首相が14日、ロシアの民間航空機で成田空港に到着した。クリミアでの発言を確認しようと待ち構えていた記者団に無言を通し、足早に空港を去った。

鳩山氏は日本政府の自粛要請を無視し、10日から12日にかけてクリミアを訪問した。現地メディアの取材には精力的に応じたほか、11日の記者会見では昨年3月に実施された編入の是非を問う住民投票について「平和的かつ民主的プロセスにのっとって行われた」などと述べ、日本政府と逆の立場を示した。《産経新聞》

【この日の安倍総理】

国連防災世界会議

3月14日のできごと(何の日)【安倍晋三首相】インフラ整備に40億ドル拠出
https://www.kantei.go.jp/

国連防災世界会議

国連防災世界会議が14日、仙台市で開幕し、東日本大震災を経験した子供たちが、市内各地で開かれたシンポジウムなどで震災後の取り組みを積極的に発言した。津波で我が子を亡くした遺族らもフォーラムに参加。悲しみを乗り越え、防災対策の必要性や未来の町づくりに対する強い思いを国内外の人たちに訴えた。

宮城、福島両県の子供たちが参加したフォーラムで、宮城県女川町立女川中の卒業生は、震災の教訓を伝え千年後の命を守ろうと、津波が到達した町内6カ所に石碑を建てたり、防災の知識をまとめた「いのちの教科書」作りに取り組んだりしていると報告。「高台に避難できる町づくりや、地域の絆を深めることが大事」と強調した。《共同通信》

安倍首相は14日、国連防災世界会議の首脳級会合で、東日本大震災や阪神大震災などの経験を踏まえた「仙台防災協力イニシアチブ」を発表した。各国に対して、インフラ整備など防災分野で今後4年間に総額40億ドル(約4900億円)を拠出するほか、防災・復興を担う各国の人材を4万人育成する方針を打ち出した。《毎日新聞》

被災地の産品振る舞う

安倍晋三首相は14日夜、国連防災世界会議に合わせて仙台市で開いた日本政府主催のレセプションで、東日本大震災被災地の食材を使った料理を各国首脳らに振る舞った。被災地産品の消費拡大につなげるとともに、東京電力福島第1原発事故の風評被害を払拭して食品輸入規制の緩和・撤廃を促す狙いがある。

首相は自ら食材を紹介した上で「日本食材の輸入を制限している国の方がいれば、どうか考え直してほしい」と訴えた。2020年東京五輪・パラリンピックの開催にも触れ「東北地方の復興を後押しする復興五輪にする。5年後に東京で再会したい」と強調した。《共同通信》

【ノルディックスキーW杯・複合】

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は14日、オスロで個人最終戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が優勝、6日の第15戦に続く今季2勝目を挙げて通算7勝とした。今季の全17戦の獲得ポイントで争う個人総合は777点で、自己最高に並ぶ2位となった。

2回の前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)は118メートル、130メートルの219.3点で11位と出遅れたが、トップと1分22秒差で出た後半距離(15キロ)で逆転した。

加藤大平(サッポロノルディックク)は9位、渡部善斗(北野建設)は17位。既に個人総合3連覇を決めていたエリック・フレンツェル(ドイツ)は4位だった。《共同通信》

【バヌアツ】サイクロンが直撃 

非常に強いサイクロン「パム」が13日から14日にかけて南太平洋の島国バヌアツを直撃し、ロイター通信は14日、現地の援助団体の話として、少なくとも8人が死亡したと伝えた。ニュージーランドのメディアによると、首都ポートビラでは8割の住宅が屋根を飛ばされて損壊するなど大きな被害が出ており、約1万人が緊急支援を要するという。

全土で停電や通信障害が発生し、水が不足しているという。政府は首都以外の離島と連絡が取れておらず、被害はさらに拡大する恐れがある。

国連人道問題調整事務所(OCHA)の関係者は、北部の島で40人以上が死亡したとの情報があると述べた。政府が確認を急いでいる。一部の島では村全体が壊滅的な被害を受けたとの情報もある。

国連防災世界会議で演説したバヌアツのロンズデール大統領は「被害の全容は分からないが、みなさんに救援を要請したい」と訴えた。バヌアツは約80の島からなり、人口約25万人。《共同通信》



3月14日 その日のできごと(何の日)