平成9528日目

2015/02/08

この日のできごと(何の日)

【韓国】野党代表に文在寅氏

韓国の最大野党、新政治民主連合は8日、ソウルで開いた党大会で代表選を行い、2012年末の大統領選で朴槿恵大統領に惜敗した文在寅国会議員(62)を新代表に選出した。

文氏は故盧武鉉元大統領の側近で、盧政権で大統領秘書室長を務めた。選出後の演説で、朴政権が民主主義や庶民の生活を破壊していると指摘。これが続くなら「政府と全面的な戦いを始める」と述べ、対決姿勢を強調した。

新政治民主連合は昨年7月の国会議員の再・補欠選挙で与党セヌリ党に惨敗。当時の2人の共同代表が引責辞任し、臨時指導部体制が続いてきた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【政府】地方創生フォーラム

政府主催の「地方創生フォーラム」東北ブロック会合が8日、秋田市内のホテルで開かれ、各地で活動する企業や団体の代表らが地域活性化などについて意見交換した。

インターネットで産地の情報を流して魚の注文を受ける、三陸とれたて市場(岩手県大船渡市)の八木健一郎社長は「以前は消費者に自然資源の豊かさが伝わっていなかった」と情報発信の重要性を訴えた。《共同通信》

【自民党・谷垣禎一幹事長】地球の裏側論は「誤解」

自民党の谷垣禎一幹事長は8日、秋田県大館市での会合で講演し、集団的自衛権の行使容認を踏まえた安全保障法制整備について「地球の裏側」まで自衛隊を派遣することにつながるとの見方は誤解だとの認識を表明した。「国民の中に『地球の裏側』まで自衛隊を送るという誤解があると(法整備は)うまくいかない」と言及した。

法的に可能であっても、政府の政策判断として派遣先には事実上制限があるとの見解を示したとみられる。

谷垣氏は講演で「隙間のない安保法制をつくる」と強調。5月の大型連休明けが見込まれる国会審議について「丁寧に進める」と述べた。《共同通信》

【W杯・ジャンプ】

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は8日、ルーマニアのルシュノブで個人第10戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)が7試合ぶりに優勝し、通算27勝目となる今季3勝目を挙げた。強風のため1回の飛躍で順位が決まり、高梨は95メートルを飛んで121.4点をマークした。

伊藤有希(土屋ホーム)が93メートルの111.8点で7位に入り、岩渕香里(松本大)は85.5メートルの100.7点で22位だった。《共同通信》

【北朝鮮】日本海にミサイル5発

韓国軍は8日、北朝鮮東部の元山付近から同日午後4時20分ごろから同5時10分ごろにかけ、短距離ミサイルとみられる物体計5発が北東方向の日本海に向け発射されたと明らかにした。

物体は約200キロ飛んだとみられるという。

北朝鮮は昨年、ミサイルや多連装ロケット弾の発射実験を繰り返した。元山付近からは昨年9月にも新型短距離ミサイルとみられる物体を日本海へ向けて発射した。《共同通信》

【第57回グラミー賞】

米音楽界最高の栄誉、第57回グラミー賞の発表・授賞式が8日(日本時間9日)、ロサンゼルスで行われ、英歌手サム・スミスさんの「ステイ・ウィズ・ミー」が最優秀レコード賞を受賞した。スミスさんは最優秀楽曲賞や最優秀新人賞など4冠を達成、AP通信は今年の「グラミー賞王者」と報じた。

日本勢でノミネートされていたシンセサイザー奏者、喜多郎さんや、レゲエユニット「スパイシー・チョコレート」は受賞を逃した。

その他、米歌手ベックさんの「モーニング・フェイズ」が最優秀アルバム賞を受賞。日本でも人気を博したディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」(原題は「フローズン」)の劇中歌「レット・イット・ゴー」がビジュアルメディアの最優秀ソング賞を受賞した。《共同通信》

【エジプト】サッカーファン25人死亡

エジプトの首都カイロにあるサッカー場の周辺で8日、暴徒化した地元チームのファンと治安部隊が衝突し、少なくとも25人が死亡、負傷者も多数出た。中東の衛星テレビ、アルジャズィーラなどが報じた。

チケットを持たないファンらがサッカー場に突入しようとし、治安部隊は催涙弾を発射するなどした。この日の試合は観客数が1万人に制限され、チケットが売り切れていたという。サッカー場の観客収容数は約3万人だった。

エジプトでは2012年に北部ポートサイドのサッカー場で観客の暴動が発生し74人が死亡。これ以降、試合の観客数は制限されており、チケットがないままサッカー場に入ろうとするファンと治安部隊の間でたびたび衝突が起きている。《共同通信》

【ウクライナ紛争】11日に首脳会談

ロシア、フランス、ドイツ、ウクライナの4カ国首脳は8日、戦闘が激しくなっているウクライナ東部の収拾策について電話協議し、11日にベラルーシの首都ミンスクで4者の首脳会談の開催を目指すことで一致した。ロシア、ドイツ両政府が明らかにした。

4カ国は11日の首脳会談で、形骸化している昨年9月の停戦合意の履行措置を盛り込んだ共同文書を採択したい考え。その準備のために9日に4カ国の外務次官級会談を開くほか、10日には親ロシア派武装勢力とウクライナ政府の代表者による協議を開催する予定だ。

ウクライナのポロシェンコ大統領は8日、4カ国首脳の電話協議で停戦に関し「進展があった」と発表。ロシアのラブロフ外相も同日、11日の4カ国首脳会談による事態収拾に期待感を表明した。ただ、東部での支配地域の境界線画定などの問題ではウクライナ政府と親ロ派の立場の隔たりはなお大きく、新たな合意に至るかは不透明な要素も残っている。《共同通信》

【栄久庵憲司さん】死去

赤いキャップのキッコーマンしょうゆ卓上瓶やJRの特急「成田エクスプレス」のデザインを手がけ、デザインの理論化にも努めた工業デザイナーの栄久庵憲司(えくあん・けんじ)さんが8日、洞不全症候群で死去した。85歳だった。

日本を代表する工業デザイナーの一人だった。海軍兵学校に進むが、広島の寺の住職だった父の跡を継ぎ、戦後はいったん僧侶の道へ。その後、東京芸 術大図案科で学んだ。1957年にGKインダストリアルデザイン研究所を設立し、所長に。戦後社会の中で、誰もが美しいデザインに触れられる「モノの民主 化」「美の民主化」を唱えた。《朝日新聞》



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