平成9428日目
2014/10/31
この日のできごと(何の日)
【東京都・舛添要一知事】東京五輪成功へ「民間の知恵を」
東京都の舛添要一知事は10月31日夜(日本時間11月1日未明)、ロンドンとベルリン訪問の主要な日程を終え、滞在先のロンドンで記者会見し、2020年五輪について「民間の知恵を入れる必要があると痛切に感じた」と述べた。
ロンドン五輪でメーン会場だった五輪公園を訪れ、競技会場や跡地の利用状況を視察した舛添知事は「重要なのは国民の必要な財産として有効活用されるということだ」と強調。
大会に合わせ、公園の近くに巨大なショッピングモールが開業したことに触れ「こうした発想は役人からは出ない。選手村をどう住居に変えるか。民間の知恵を入れないと失敗する」と話した。
また、ロンドン五輪ではマラソンのスタート、ゴール地点がバッキンガム宮殿だったとして「世界中の人が見る時に、皇居ってすごいものがあるじゃないかという発想が先にあるべきだ」と指摘した。《共同通信》
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【ベイブルース〜25歳と364日〜】公開
【プロ野球・ソフトバンク】岡島秀樹投手ら10選手に戦力外通告
ソフトバンクは31日、岡島秀樹投手(38)ら10選手に、来季の契約を結ばないと通告したと発表した。米大リーグのアスレチックスから、今季ソフトバンクへ2年ぶりに復帰した岡島は、救援で44試合に出場。4勝4敗、防御率は2・11だった。小川一夫編成・育成部長は「年齢というのもある。来年、若い投手にチャンスを与えないといけない」と説明した。
江尻慎太郎投手(37)、吉本祥二投手(21)、白根尚貴内野手(21)も戦力外となった。吉本、白根とは育成選手で再契約を結ぶ。小川部長は、今季の戦力外通告をこれで終了とした。《共同通信》
【埼玉県警】下半身露出男を逮捕「かゆかった」
新座署は31日、公然わいせつの疑いで、志木市柏町、飲食店アルバイトの男(38)を逮捕した。逮捕容疑は、10月30日午後8時35分ごろ、新座市新座3丁目の新座団地内の商店街広場で、市内の30代女性に下半身を露出した疑い。
同署によると、男は買い物帰りで自転車で通り掛かった女性に、約5メートル離れたベンチから陰部を露出した。男は「かゆかったのでかいていた」と供述しているという。現場周辺では10月26、27日にも男が下半身を露出したという情報があり、同署で関連も含めて調べている。《埼玉新聞》
【野党4党】地方創生で対案提出
民主党、維新の党、みんなの党、生活の党の野党4党は31日、政府が今国会に提出した「地方創生」関連2法案の対案となる法案を、衆院に議員立法で共同提出した。民主党政権が導入し、政権交代後に廃止された地方自治体への一括交付金の復活などが柱となる。
野党4党は政府案を「中身がない」(片山虎之助・維新の党国会議員団政調会長)と批判しており、対案の提出で政府案の問題点をあぶり出すのが狙いだ。
対案の名称は「国と地方公共団体との関係の抜本的な改革推進法案」。道州制導入を含め、国と自治体との役割分担の見直しを進める内容。《共同通信》
【安倍晋三首相】小渕優子氏「議員辞職はないと確認」
安倍晋三首相は31日夜、東京都内で報道機関の幹部と会食し、小渕優子前経済産業相の元秘書宅が政治資金規正法違反容疑で東京地検特捜部の家宅捜索を受けたことについて、「小渕氏の(議員)辞職はないと自分も確認している」と語った。出席者の一人が明らかにした。小渕氏を巡っては、一部報道が辞職の公算を報じたが、小渕氏は否定している。《毎日新聞》
【中国】汚職高官の現金36億円押収
中国の最高人民検察院(最高検)は31日、収賄の罪で立件した国家発展改革委員会の副局長の自宅から、2億元(約36億円)余りの現金を押収したと明らかにした。中国の検察が一度に押収した現金としては「建国以来、最大の金額だ」としている。
立件されたのは発展改革委員会石炭局の副局長。同委はマクロ経済運営や産業政策を幅広く担い「中国最大の経済官庁」とも呼ばれる。31日に記者会見した検察院幹部は「権力が過度に集中し、腐敗を招いている」と指摘した。ほかにも複数の局長や副局長を摘発した。《共同通信》
【ナイジェリア】過激派が停戦合意否定
ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムの指導者アブバカル・シェカウ容疑者は10月31日に公開したビデオ声明で、政府が発表した両者の停戦合意について「われわれは誰とも交渉しない。うそだ」と否定した。フランス公共ラジオが伝えた。
政府はボコ・ハラムにより4月に北東部で拉致された200人以上の女子生徒も近く解放されるとの見通しを示していた。しかし、シェカウ容疑者は女子生徒らがイスラム教に改宗したと主張し「彼女らは結婚させた。今は嫁ぎ先にいる」と述べ、解放する意思がないことを強調した。《共同通信》
【ロシア】ウクライナ東部に4度目の無許可人道支援
ロシアは31日、人道支援物資を載せたとするトラック約100台を親ロシア派武装集団が支配するウクライナ東部に派遣した。4度目の支援で、今回もウクライナ政府の許可を得ていない。
ロシア通信によると、トラックは2グループに分かれて東部2州の州都ドネツクとルガンスクに到着し、食料や医薬品など約千トンを届けたという。11月2日に親ロ派が指導者や議員を選ぶ独自選挙を予定しており、これに備えた“差し入れ”とみられる。《共同通信》
【ブルキナファソ】27年の長期政権に幕
西アフリカ・ブルキナファソのコンパオレ大統領は31日、地元ラジオを通じた声明で、辞任を発表した。ロイター通信などが伝えた。コンパオレ氏の任期延長を狙った憲法改正案に反対する市民の抗議デモが27年間続いた政権を終わらせた。
陸軍のトラオレ司令官は30日、政府と国会を解体し、移行政権の樹立を発表。コンパオレ氏は政権にとどまる意向を示していたが、陸軍幹部は31日、「コンパオレ氏は政権を追われた」と述べ、事実上のクーデターだったとの見方を示した。《共同通信》
【エボラ出血熱】死者4951人
世界保健機関(WHO)は10月31日、西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱の感染者(疑い例を含む)が29日までに8カ国で1万3567人に達し、うち4951人が死亡したとの最新の集計を発表した。
29日発表の前回集計より死者が31人増えたが、感染者は136人減っている。ギニアでの疑い例からエボラ熱と関係がないものを除外する作業を行ったためという。前回集計で死者数が下方修正されたリベリアについては、今回の集計で死者数の増減がなかった。
国別の死者はリベリア2413人、シエラレオネ1510人、ギニア1018人、ナイジェリア8人、米国1人、マリ1人。
医療従事者計523人が感染し、うち269人が死亡した。
セネガルとナイジェリアでは流行が終息したが、リベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国では依然として終息の見通しが立っていない。《共同通信》
【本島等さん】死去
昭和天皇の戦争責任を巡る発言で長崎市長在任中に銃撃された本島等氏が10月31日午後5時27分、肺炎のため長崎市内のホスピスで死去した。92歳だった。長崎県出身。
長崎市長を1979年から4期16年務めた。88年、市議会での答弁で「(昭和)天皇の戦争責任はあると思う」と発言。議会後の記者会見で「戦争終結を早く決断していれば、沖縄戦も広島、長崎の原爆もなかった」と述べた。《日経新聞》