平成9373日目

2014/09/06

この日のできごと(何の日)

【朝日新聞】池上彰氏連載問題でおわび

朝日新聞がジャーナリストの池上彰氏の連載コラムの掲載をいったん断り、その後掲載した問題で、同紙は6日付の朝刊で「多様な言論を大切にする朝日新聞として間違った判断で、読者の信頼を損なった」とおわびし、経緯を説明した。連載の継続については「誠意を持って話し合いを続けていく」とした。

おわび記事によると、朝日新聞は8月5、6日付の朝刊で、従軍慰安婦報道を検証した特集を掲載。その後、関係者への脅迫的行為や営業妨害が続いていた。「こうした動きの激化を懸念するあまり、池上さんの原稿にも過剰に反応してしまった」と掲載を見合わせた理由を説明している。

一転して掲載した理由は「読者の信頼を少しでも取り戻すためには池上さんの原稿を掲載しなければならないと判断した」としている。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【陸上・日本学生対校選手権】

陸上の日本学生対校選手権第2日は6日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、100メートルの男子は仁川アジア大会代表の山県亮太(慶大)が10秒20(向かい風0.4メートル)で初優勝した。女子は藤森安奈(青学大)が11秒83で初めて制した。

男子200メートルは予選で桐生祥秀(東洋大)が全体トップとなる20秒60で4組1着となり、7日の準決勝に進んだ。日本選手権優勝者の原翔太(上武大)は21秒04の5組1着で予選を通過した。《共同通信》

【石破茂地方創生担当相】雇用確保に全力

石破茂地方創生担当相は6日の民放テレビ番組で、人口減少対策や地域経済活性化のため、地方での雇用確保に全力を挙げる考えを示した。「農林水産業や観光、(生産者が加工、販売まで手掛ける)6次産業化の事業など、ねたはいっぱいある」と述べた。

石破氏は「勤め場所や経済力がないと結婚できない、子供がつくれないとなる。だがこれまで国と地方と民間が、全力を挙げて取り組むという意識が希薄だった」と指摘した。《共同通信》

【日本維新の会、結いの党】合流新党名に「維新」残す

日本維新の会と結いの党は6日夜、9月中の旗揚げを目指す合流新党の名称に「維新」を残すことで大筋合意した。両党所属の国会議員から意見を募り、10日にも決定したい考えだ。党本部は東京と、日本維新が拠点を置く大阪にそれぞれ設ける方針で一致した。

日本維新の会の松井一郎、結いの党の小野次郎両幹事長らが東京都内で会談するなどして調整した。両党は7日に新党設立準備会の役員会を開催し、詰めの協議をする。

新党をめぐっては結いの党側が、日本維新の会の名称を継承することに反対していた。《共同通信》

【福島県知事選】民主福島県連は副知事で一致

任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)で、民主党福島県連は6日、常任幹事会を開き、候補者として内堀雅雄副知事(50)を推す方針で一致した。

県連代表の増子輝彦参院議員は記者会見で「幅広い層を結集できるかが最大の課題」と述べた。取りざたされていた自身の出馬は「今、立候補するということはない」と否定した。

内堀氏は出馬の意思は明言していないが、5日に「立候補は選択肢にある」と語っている。

民主党が過去2回の選挙で支援した現職の佐藤雄平知事が、3選不出馬を表明。県政の継続性などから、内堀氏が最適との意見が多数を占めた。《共同通信》

【この日の安倍総理】

バングラデシュ・ハシナ首相と会談

安倍晋三首相は6日午前、南西アジアのバングラデシュ、スリランカ両国を訪問するため羽田空港を政府専用機で出発した。両国で首脳会談を開き、貿易や投資の促進など経済協力強化を打ち出す考えだ。出発に先立ち、空港で記者団に「両国との関係を強化し、トップセールスの展開で、日本経済に両国の活力を取り込んでいきたい」と述べた。

両国を訪れることで、第2次政権発足後の安倍首相の訪問国は計49カ国に達する。48カ国を訪問した小泉純一郎元首相を抜き歴代首相トップに躍り出る。《共同通信》


https://www.kantei.go.jp/

安倍晋三首相は6日午後(日本時間同日夕)、南アジア2カ国歴訪の最初の訪問国バングラデシュに到着し、首都ダッカの首相府でハシナ首相と会談した。ハシナ首相は来年10月の国連安全保障理事会非常任理事国選挙への立候補を取り下げ、日本を支持すると述べ、安倍首相は謝意を示した。両国は非常任理事国選でアジア太平洋枠の1議席を争っており、日本の非常任理事国当選が確実となった。

首脳会談後の共同記者発表でハシナ首相は「非常任理事国選で日本支持を喜んで宣言する。バングラデシュの立候補は取り下げる」と表明。安倍首相は「ハシナ首相が両国間の歴史的に良好な関係を踏まえて立候補を取り下げ、わが国への支持を決断したことを深く感謝し、高く評価する」と語った。

会談では、安倍首相が積極的平和主義の意義と集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定を説明したのに対し、ハシナ首相は日本の取り組みに歓迎の意を表明。両首脳は来年前半に外務次官級協議を実施することで合意した。「ベンガル湾成長地帯構想」に基づき、都市高速鉄道やエネルギー安定供給など4分野で協力を進めることでも一致した。《産経新聞》

【ウクライナ】南東部で激しい戦闘

ウクライナ南東部の要衝、マリウポリ近郊で6日深夜、ウクライナ政権側と親ロシア派武装勢力の間で激しい戦闘が起きた。AP通信などが伝えた。

戦闘は、ウクライナのポロシェンコ大統領とロシアのプーチン大統領が同日、停戦合意はおおむね順守されていると一致した後に発生。ロイター通信は、停戦合意から約30時間後に発生した最初の重大な停戦違反だと指摘した。

APによると、ウクライナ側義勇軍部隊は、親ロ派からロケット砲で攻撃されたと主張した。《共同通信》

【テニス・全米オープン】

全米オープン第13日(6日、ニューヨーク)男子単準決勝で第10シードの錦織圭選手(24)=日清食品=が、第1シードのノバク・ジョコビッチ選手(27)=セルビア=を6-4、1-6、7-6、6-3で破り、日本勢初となる四大大会の決勝進出を果たした。《産経新聞》

テニスの全米オープン車いすの部は6日、ニューヨークで行われ、ダブルスで男子の国枝慎吾(ユニクロ)と女子の上地結衣(エイベックス)がアベック優勝を果たした。国枝は2007年大会以来2度目の優勝、上地は初制覇。

男子は第1シードの国枝とステファン・ウデ(フランス)のペアが決勝で英国選手とオランダ選手のペアを6-2、2-6、7-6で下した。女子は第1シードの上地とジョーダン・ホワイリー(英国)のペアが決勝でオランダ選手のペアに6-4、3-6、6-3で勝った。

テニスの全米オープン・ジュニアは6日、ニューヨークで行われ、男子ダブルス決勝で第6シードの中川直樹(福岡・柳川高)、オマル・ジャシーカ(オーストラリア)組がブラジル選手のペアを6-3、7-6で下し、この種目の日本勢で初優勝を果たした。

四大大会のジュニア男子ダブルスのタイトルは2006年全仏オープンの錦織圭(日清食品)以来となった。《共同通信》



9月6日 その日のできごと(何の日)