平成9334日目
2014/07/29
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三首相】コロンビア・サントス大統領と会談
安倍晋三首相は29日昼(日本時間30日未明)、訪問先のコロンビアの首都ボゴタでサントス大統領と会談し、経済連携協定(EPA)の早期妥結に向けて交渉を加速させることで合意した。日本企業がコロンビアに参入しやすいよう投資環境の整備に取り組む方針でも一致した。会談後、こうした内容を盛り込んだ共同声明を発表した。
日本、コロンビア両政府は2012年12月にEPA交渉を開始したが、関税の撤廃や引き下げで折り合っていない。コロンビアの人口は中南米3位の約4800万人で、今後の経済成長が見込まれており、日本はEPAを通じた輸出拡大を狙う。《共同通信》
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【小野寺五典防衛相】仏・ルドリアン国防相と会談
小野寺五典防衛相は29日午前、来日中のフランスのルドリアン国防相と防衛省で会談した。これに先立ち、防衛装備分野の協力強化や共同訓練の拡充などを盛り込んだ共同文書に署名した。日本側には太平洋に領土を持つフランスと海上安全保障面での連携を確認し、中国をけん制する狙いがある。
安倍晋三首相とフランスのオランド大統領は5月の首脳会談で、防衛装備品の共同開発を進めるための協定締結交渉の開始で合意した。小野寺、ルドリアン両氏は会談で作業を加速させる方針で一致する見通しだ。
会談で小野寺氏は、フランスによるロシアへの強襲揚陸艦2隻の売却計画に強い懸念を伝える意向だ。《共同通信》
【スカイマーク】国際線参入を見直しへ
スカイマークは29日、2014年度をめどに国際線に参入する計画を大幅に見直す方向で検討していることを明らかにした。導入予定だった欧州エアバスの超大型機「A380」の購入交渉が難航しているためだ。円安による燃料高騰や航空業界の競争激化で、経営環境が厳しくなっていることも背景にある。
スカイマークは29日、A380全機の購入をキャンセルすることを含めてエアバスと交渉していると発表した。A380は総2階建てで導入すれば国内航空会社では初めてとなる見通しだった。
スカイマークは6機を導入予定で投資予定額は1915億8500万円と公表している。《共同通信》
【第85回都市対抗野球】西濃運輸が初優勝
第85回都市対抗野球大会最終日は29日、東京ドームで決勝が行われ、西濃運輸(大垣市)が富士重工(太田市)に2―0で勝ち、3年ぶり33度目の出場で初優勝を果たした。昨年の日本選手権準優勝で2年ぶり25度目出場の富士重工は初優勝を逃した。
準決勝でJX―ENEOS(横浜市)の3連覇を阻止した西濃運輸は二回に谷が先制打。六回にも1点を加え、佐伯が3安打無四球で完封した。2勝を挙げた佐伯が初の橋戸賞(最優秀選手賞)に輝き、首位打者は新人の伊藤(西濃運輸)が打率5割5分で獲得した。《共同通信》
【中国】周永康氏の汚職調査公表
中国共産党は、胡錦濤前指導部で党政治局常務委員(序列9位)として治安・司法部門トップを務めた周永康氏(71)について重大な規律違反があったとして、汚職捜査を担当する党中央規律検査委員会が調査することを決定した。中国国営通信の新華社が29日、報じた。
党の最高指導部メンバーである常務委員の経験者が調査を受けるのは極めて異例。周氏は汚職のほか、政変を企てたとされる問題を追及されているとみられる。
習近平指導部は汚職容疑での調査を全面的に打ち出し、反腐敗に向けた強い決意を誇示するとみられる。刑事責任を問う可能性もある。《共同通信》
【EU】本格的対ロ経済制裁で合意
欧州連合(EU)は29日、ブリュッセルで28加盟国の大使級会合を開いた。マレーシア航空機撃墜を受け、ウクライナ東部の親ロシア派に支援を続けるロシアへの圧力をさらに強めるため、金融取引の制限など本格的な経済制裁発動で合意した。
EUはロシアがウクライナ南部クリミアの編入へ動いた3月以降、ロシア政府高官らに在欧資産凍結や渡航禁止の制裁を科してきた。本格的な経済制裁が発動されれば、冷戦終結後で初めてで、欧州とロシアの関係は大きな転換点を迎えることになる。《共同通信》
【ロシア】ウクライナ隣接州で演習
ロシア国防省は29日、南部ロストフ州で同日からヘリ約30機を使用した演習を開始したと発表した。同州は親ロシア派とウクライナ政権軍の紛争が続くウクライナ東部ドネツク州に隣接しており、ウクライナ軍を威嚇する目的もあるとみられる。演習は装甲車や戦車を上空から援護する局面などを想定、3日間続くという。《共同通信》