平成9318日目
2014/07/13
この日のできごと(何の日)
【サッカーW杯ブラジル大会】ドイツ、24年ぶり4度目の優勝
サッカーの第20回ワールドカップ(W杯)ブラジル大会は13日、リオデジャネイロのマラカナン競技場に7万4738人の観衆を集めて決勝が行われ、ドイツが延長の末にアルゼンチンを1-0で下し6大会ぶり4度目、東西統一後は初となる世界一の座に就いた。途中出場のゲッツェが延長後半8分に値千金の決勝点を挙げた。
南米で開催された大会を欧州勢が制したのは初めてで、3大会連続で欧州勢が頂点に立った。ドイツは西ドイツ時代の1990年イタリア大会以来24年ぶりのW杯制覇。優勝回数は最多5度のブラジルに次ぎ、イタリアと並ぶ2位になった。
アルゼンチンは86年メキシコ大会以来3度目の栄冠に届かなかった。
大会の最優秀選手「ゴールデンボール賞」にはアルゼンチンのメッシが選ばれ、6ゴールのロドリゲス(コロンビア)が得点王に輝いた。《共同通信》
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次回2018年大会はロシアで開催される。ブラジル大会決勝が行われたリオデジャネイロのマラカナン競技場で13日、試合に先立って国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長立ち会いの下、ブラジルのルセフ大統領とロシアのプーチン大統領による引き継ぎセレモニーが行われた。
旧ソ連、東欧では初のW杯。プーチン大統領は「サッカーは社会問題の解決の手助けとなる。選手やファンにとって最高の環境をつくり上げたい」と抱負を述べた。
世界最大の面積を誇る広大な国土で、首都モスクワをはじめ、サンクトペテルブルク、冬季五輪の舞台となったソチなど、ブラジル大会より一つ少ない11都市が会場となる。ブラッター会長は「素晴らしい思い出になる大会を開催してくれると確信している」と期待を寄せた。《共同通信》
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【イアン・ソープさん】カミングアウト
競泳男子自由形の元世界的スター選手で、五輪で金メダルを五つ獲得したオーストラリアのイアン・ソープ氏が13日、同国のテレビ番組で自らが同性愛者であることを告白した。ソープ氏はこれまで同性愛者であるとの臆測を自伝などで否定していた。
ソープ氏は番組で「長い間、自分が普通ではないと思っていた。ごく身近な人たちに打ち明けられるようになったのは、最近2週間の話だ」と話した。《共同通信》
【大相撲名古屋場所】初日
大相撲名古屋場所初日(13日・愛知県体育館)史上3人目となる30度目の優勝を狙う横綱白鵬が小結安美錦を押し出しで下した。横綱2場所目の鶴竜は勢をはたき込みで退け、4場所ぶりの賜杯を目指す横綱日馬富士は小結碧山を押し出した。
大関稀勢の里は松鳳山を押し出し、かど番の大関琴奨菊は豊真将をはたき込んだ。横綱、大関陣がそろって白星スタートを切るのは2場所ぶり。
関脇陣は栃煌山が白星発進したが、豪栄道は嘉風に黒星を喫した。《共同通信》
【横浜・三浦大輔投手】22年連続勝利達成
DeNA三浦大輔投手兼任コーチ(40)がヤクルト戦で先発し5回3安打1失点(自責0)で今季初勝利。プロ野球歴代3位タイの22年連続勝利をマークした。13日のシーズン初勝利。93年9月にプロ初勝利を挙げた2年目に次ぐ遅さだった。6度目の登板でチームを今季4度目の4連勝に導いた。《日刊スポーツ》
【北朝鮮】日本海にミサイル2発発射
政府は13日、北朝鮮南西部の開城付近から同日午前1時20分ごろ(日本時間同)、弾道ミサイル2発が北東方向に向け発射されたもようだと発表した。防衛省によると、いずれも約500キロ飛んだ後、日本海に落下したと推定している。菅義偉官房長官は同日、官邸で記者団に、北朝鮮に対して北京の大使館ルートを通じて抗議したことを明らかにした。
安倍晋三首相は(1)米国、韓国など関係国と連携した情報収集・分析(2)航空機・船舶などの安全確認の徹底(3)国民への迅速・的確な情報提供を関係省庁に指示。東京都内の私邸に谷内正太郎国家安全保障局長らを呼び、情報分析に当たった。《共同通信》
【北海道江差町長選】照井誉之介氏(29)が初当選
任期満了に伴う北海道江差町長選が13日投開票され、元北海道新聞記者で無所属新人の照井誉之介氏(29)が初当選した。現職の首長としては、6月に事前収賄容疑などで逮捕され勾留中の岐阜県美濃加茂市長の藤井浩人容疑者(29)より10日若く、全国最年少となる。
照井氏は8月8日に町長に就任する。就任時の年齢は30歳となる。
照井氏は子どもへの医療費助成の拡大などを訴え、無所属現職の浜谷一治氏(69)ら3候補を破った。投票率は79.99%で、得票数は照井氏が2896票、浜谷氏が2449票だった。
照井氏は東京都で生まれ、横浜市で育った。2008年に早稲田大を卒業し、北海道新聞社に入社。09年から12年まで江差町にある同社の江差支局で勤務していた。
浜谷氏は町長を3期務めた実績を強調したが、及ばなかった。《共同通信》
【滋賀県知事選挙】三日月大造氏が初当選
任期満了に伴う滋賀県知事選が13日投開票され、無所属新人の元民主党衆院議員三日月大造氏(43)が無所属2新人を破り初当選した。自民、公明両党推薦の元経済産業省官僚小鑓隆史氏(47)との接戦を制した。選挙期間中に政府が集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定に踏み切ったことや、自民党議員のセクハラやじ問題によって批判が拡大した影響は否定できず、安倍政権にとって打撃だ。
投票率は50・15%で、三日月氏は25万3728票を獲得、小鑓氏は24万652票だった。《共同通信》
【マララ・ユスフザイさん】ナイジェリアを訪問
パキスタンで女子教育の大切さを訴えてイスラム武装勢力に銃撃されたマララ・ユスフザイさん(17)は13日、ナイジェリアの首都アブジャを訪れ、4月にイスラム過激派ボコ・ハラムに拉致された女子生徒の親や、拉致直後に脱出した生徒らと面会した。ロイター通信が伝えた。
救出を求めるデモの主催者らとも会い、「少女たちが無事に戻り、教育を受け続けられるようになるまで(デモの)活動に積極的に参加していく」と語った。
ボコ・ハラムは地元の言葉で「西洋の教育は罪」を意味し、キリスト教会や学校を襲撃。過去に「ナイジェリアのタリバン」と呼ばれていた。《共同通信》
【ボコ・ハラム】「イスラム国」支持を表明
ナイジェリア北東部で4月に200人以上の女子生徒を拉致したイスラム過激派ボコ・ハラムは、イラクで勢力を広げる過激派「イスラム国」への支持を表明する映像を公開した。フランス公共ラジオが13日、伝えた。
ボコ・ハラムはイスラム国と同じイスラム教スンニ派に属する。《共同通信》
【独ロ首脳会談】
タス通信によると、ロシアのプーチン大統領は13日、ブラジルのリオデジャネイロでドイツのメルケル首相と会談した。ロシアのペスコフ大統領報道官は、両首脳が東部で戦闘が続くウクライナ情勢について深刻な局面にあるとの認識で一致したと明らかにした。ウクライナ政権、親ロシア派を交えた和平協議を早期に再開する必要性でも合意したという。
両首脳はサッカーのワールドカップ(W杯)決勝を観戦するためにリオデジャネイロを訪れた。
プーチン大統領は中南米を歴訪中。ブラジルでは15日に北東部フォルタレザで新興5カ国(BRICS)首脳会議に出席するほか、同会議に出席する中国の習近平国家主席、インドのモディ首相とそれぞれ会談する。《共同通信》