平成9319日目

2014/07/14

この日のできごと(何の日)

【北朝鮮】ロケット弾多数発射

韓国軍の合同参謀本部関係者によると、北朝鮮は14日午前11時43分(日本時間同)、東海岸付近から日本海に向けロケット弾を約100発発射した。訓練とみられ、砲弾は北朝鮮の領海に落ちた。落下地点は韓国との海上の境界から1~8キロ北側という。

また訪朝を終えたアントニオ猪木参院議員ら日本の国会議員団は同日、北京国際空港で報道陣に対し、北朝鮮の姜錫柱朝鮮労働党書記が自国による相次ぐ弾道ミサイル発射などは日本向けの示威ではなく「米国と韓国の軍事演習への対抗手段だ」と説明していたことを明らかにした。《共同通信》

北朝鮮を訪問したアントニオ猪木参院議員ら日本の国会議員団は14日、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射について、朝鮮労働党の姜錫柱書記が、日本向けの示威ではなく「米国と韓国の軍事演習に対する対抗手段だ」と説明していたことを明らかにした。拉致問題については「解決できるよう努力している」と語ったという。訪朝を終えた議員団が帰国の経由地である中国・北京国際空港で報道陣に明らかにした。一行は14日夜、日本に帰国し記者会見する予定だ。

猪木氏は「(姜氏と)いろいろ深い話をした。議員団を歓迎してくれた。それだけ熱い思いが先方にあったのだろう」と述べた。同行した議員によると、特別調査委員会による拉致被害者らの再調査の進行状況について、具体的な説明はなかったという。

猪木氏らは10日から訪朝。平壌のスポーツ施設などを視察した。

北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参院議員(日本維新の会)ら国会議員団6人が14日夜、中国・北京経由で帰国した。羽田空港で記者会見し、「北朝鮮側は、日本人拉致問題の進展に自信を見せていた」と語った。

猪木氏らによると、滞在中に朝鮮労働党の姜錫柱書記と3回接触し、日本人の安否調査に関する特別調査委員会や日本独自の経済制裁の一部解除などについて意見交換した。姜氏は拉致被害者の再調査の現状について「(労働党と)別の機関が調査していることもあり、言明を避けた」(議員の一人)という。《共同通信》

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【大相撲名古屋場所】2日目

大相撲名古屋場所2日目(14日・愛知県体育館)大関稀勢の里が小結安美錦のはたきに屈し、早くも土がついた。

3横綱は初日に続き安泰。30度目の優勝を狙う白鵬は松鳳山に上手投げを決めた。日馬富士は勢を網打ちで退け、鶴竜は盤石の下手投げで小結碧山を下した。 かど番の大関琴奨菊は嘉風を危なげなく寄り切って2連勝。関脇勢は豪栄道が初日を出したが、栃煌山は初黒星を喫した。遠藤は2連敗。《共同通信》

【千葉県山武市】踏切で捜査車両が立ち往生、JR特急が緊急停止

山武市内の踏切内で14日、山武署の捜査車両が立ち往生し、近くを走行していた特急電車が直前で停止するトラブルがあった。車は後退して脱出、けが人はいなかった。同署は過失往来危険容疑を視野に、詳しい状況を調べている。

同署によると同日午後2時40分ごろ、山武市和田のJR総武本線和田踏切内で、山武署刑事課の男性巡査(36)が運転する捜査車両が立ち往生した。

踏切進入後に警報器が鳴ったため、助手席の同課男性警部補(36)が後退を指示。遮断機がボンネットのミラーに引っかかるなどしたため、脱出に手間取ったという。《千葉日報》

【文楽・竹本源大夫さん】引退発表

人形浄瑠璃文楽太夫の人間国宝、竹本源大夫さん(82)が体調不良のため引退すると、文楽協会(大阪市)などが14日、発表した。5月に引退した竹本住大夫さん(89)に続く人間国宝の引退で、文楽界にとって大きな痛手となる。

源大夫さんは1946年、四世竹本織大夫(後の八世綱大夫)に入門。94年に重要な場面を語る太夫の最上位「切場語り」になり、2007年、人間国宝に認定された。祖父から4代続く文楽一家で、11年に祖父の名前だった源大夫を、長男で三味線の鶴沢藤蔵さん(49)と親子同時に襲名し、話題を呼んだ。《共同通信》

【衆院予算委員会】

安倍首相は14日ので、集団的自衛権の行使に関し、中東・ホルムズ海峡に機雷が敷設された場合、国際紛争停戦前でも新たに閣議決定した武力行使3要件を満たせば掃海活動に参加できるとの認識を示した。3要件を満たせば国連の集団安全保障に基づく武力行使への参加も可能だと明言した。

7月14日のできごと(何の日)【安倍晋三首相】中東での機雷掃海「可能」
https://www.kantei.go.jp/

安倍内閣が憲法解釈を変更して行使を容認した閣議決定の後、初の国会論戦。首相は憲法改正手続きを経ずにこれ以上行使を広く認めることはできないと指摘し「従来の政府見解の基本的論理を超えて武力行使を認めるのは困難だ。その場合は憲法改正が必要になる」と訴えた。《共同通信》

安倍晋三首相は14日の衆院予算委員会で、北京で11月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて日中首脳会談を実現したいと意欲を示した。「戦略的互恵関係の原点に立ち戻って両国関係を改善させたい。APECの際に首脳会談を行いたい」と述べた。

同時に「隣国であれば必ず何か問題が起こる。コントロールしながら関係を維持していくのが戦略的互恵関係だ」と強調。「私の対話のドアは常にオープンだ。中国側にもぜひ同じ対応を取ってほしい」と呼び掛けた。自民党の高村正彦氏への答弁。《共同通信》

滋賀知事選敗北「反省」

安倍晋三首相は14日昼の政府与党連絡会議で、集団的自衛権行使を可能とする憲法解釈変更について「国民の理解が十分でないことも事実だ。今後、丁寧に説明する」と表明した。与党が敗北した滋賀県知事選に関し「十分な反省の上に立って、国民のための政策を政府、与党一体となって進めたい」と述べた。

これに先立つ衆院予算委員会で首相は、知事選敗北に憲法解釈変更の閣議決定が影響したとの認識を示した。「集団的自衛権の議論が影響していないというつもりは毛頭ない」と語った。《共同通信》

【フランス】軍事パレードに日の丸

フランス革命記念日の14日、パリのシャンゼリゼ通りで恒例の軍事パレードが行われた。今年は第1次世界大戦開戦から100年に当たることから当時参戦した国などが招待され、日本の自衛官3人が日の丸を掲げて行進した。

日本の防衛省によると、同パレードへの自衛隊の参加は国連平和維持活動(PKO)部隊の一員として行進した2008年以来2度目。自衛隊単独で海外の軍事パレードに参加するのは初めて。安倍晋三政権が掲げる積極的平和主義のアピールにつなげる狙いがある。《共同通信》

【イスラエル】ガザ北側を立ち入り禁止に

イスラエルは、イスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザをめぐる軍事作戦を開始して1週間目となる14日、ガザの北側を立ち入り禁止区域にした。地上侵攻に向けた準備の可能性がある。地元メディアが報じた。

ガザで死傷者が増加する中、米国などからは停戦を求める声が高まっているが、交渉は進んでいない。イスラエルのネタニヤフ首相は攻撃を続行する姿勢を示している。

立ち入り禁止になったのは中部アシュケロンからガザとの境界にあるエレツまでの地域。イスラエルは、ガザ周辺に兵士や戦車を既に配備している。《共同通信》

【中国】周永康氏側近の訴追本格化

中国最高人民検察院(最高検)は14日、国有資産監督管理委員会のショウ元主任、公安省の李東生元次官、国有資源大手「中国石油天然ガス集団(CNPC)」の王永春元副社長の3人をいずれも収賄罪で立件したと発表し、起訴に向けた訴追手続きが本格化していることを明らかにした。

3人とも汚職疑惑が指摘されている最高指導部元メンバーで石油閥の大物、周永康氏との関係が近いとされ、同氏への調査に進展があった可能性がある。

香港紙は14日、共産党が来月末にも第18期中央委員会第4回総会(4中総会)を開き、周氏の疑惑の調査結果を正式発表する可能性があると報じた。《共同通信》

【韓国】与党代表に非主流派

韓国の政権与党セヌリ党は14日、ソウルで党大会を開き、新たな党代表に非主流派の重鎮、金武星議員(62)を選出した。朴槿恵大統領の側近で主流派の徐清源議員(71)は次点で敗北。旅客船沈没事故や首相人事の失敗などで支持率が落ち込む朴氏は、与党への影響力低下を免れず、政権運営の負担となりそうだ。

新代表に選ばれた金氏は、15議席を争う30日投開票の国会議員再・補欠選挙が当面の課題。定数300の国会で147議席を保有するセヌリ党は、4議席以上を獲得し過半数確保を目標に掲げる。

金氏は受諾演説で「朴政権の成功のために全てをささげる」と述べた。《共同通信》

【コスタ・コンコルディア座礁事故】浮上作業開始、ジェノバの港で解体へ

2012年1月にイタリア中部ジリオ島付近で起きた豪華客船コスタ・コンコルディアの座礁事故で、島沖合にある巨大な船体を解体先に移送するための浮上作業が14日、始まった。全長約290メートルの船体を数日間かけて約14メートル浮かび上がらせた上で、同国北部ジェノバの港にえい航する。

事故後、船体は傾いたまま浅瀬で半分浸水した状態だったが、昨年9月に水平に戻す作業が完了。船体は海底に設置した土台に載せられ、最終的な解体作業への準備が進められていた。《共同通信》

【英国国教会】女性主教認める

英国国教会は14日、中部ヨークで開いた総会で、女性の主教就任に関する議案を採決にかけ、容認すると決定した。反対意見も出たが、国民の関心が高まる中、男女平等の流れを踏まえ歴史的な方針転換が図られた。初の女性主教は、早ければ年内にも選ばれる見通し。

教区トップの主教に女性就任を認める議案は2012年11月の総会でいったん否決された。反対派は、聖書を根拠に指導者は男性である必要があると主張してきた。だが女性主教就任は、英国国教会最高位にあるウェルビー・カンタベリー大主教が後押しし、再び採決に持ち込んだ。《共同通信》



7月14日 その日のできごと(何の日)