平成9311日目

2014/07/06

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ】政府側、ドネツク州北部を制圧

ウクライナ政府は6日、東部ドネツク州で親ロシア派武装組織の拠点都市スラビャンスクに続き、クラマトルスクなど3都市を同日までに制圧したと発表した。インタファクス通信が伝えた。政権側は親ロ派の軍事的基盤だった同州北部の主要都市をほぼ制圧、州都ドネツクに移動した親ロ派を包囲する態勢を固めた。

ポロシェンコ大統領は5日の演説で、スラビャンスク制圧について「重大な象徴的意味がある」と評価し、親ロ派との紛争に訪れた「最初の転機」と位置付けた。

一方、ロシアのラブロフ外相は5日、ドイツのシュタインマイヤー外相、フランスのファビウス外相と相次ぎ電話で協議、ウクライナ政権と親ロ派に欧州安保協力機構(OSCE)を加えた和平協議の早急な再開が必要だとの認識で一致した。ポロシェンコ大統領は和平協議の5日再開を提案していたが、実現しなかった。

ドネツク州北部制圧により、ロシア側からクラマトルスク近郊の空港へ武器や物資を補給することは不可能となった。ドネツク州に隣接するルガンスク州の攻防でも、政権側が優位に立つ要因となる。《共同通信》

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【JR北海道】特急列車の配電盤から発煙

6日午後9時45分ごろ、北海道長万部町のJR室蘭線静狩―長万部間を走行中の札幌発函館行き特急スーパー北斗18号(7両編成)で、1号車の配電盤から発煙があった。乗客約300人にけがはなかった。

JR北海道によると、乗客が異常を知らせる警報機を作動させ、運転士が列車を緊急停車させて調べたところ、配電盤から煙が出ていたという。1~3号車の乗客は後方の車両に避難した。地元消防は同日午後10時半ごろ、煙が収まったことを確認した。

JR北海道は約2時間後の午後11時50分ごろ、乗客を乗せたまま列車の運転を再開し、約2キロ先の長万部駅に移した。《共同通信》

【民主党】“集団的自衛権”一括の法整備検討を批判

民主党の海江田万里代表は6日、政府、与党が集団的自衛権の行使容認を踏まえた今後の法整備について、一括して国会審議する方向で検討に入ったことを批判した。秋の臨時国会に法案が提出されない可能性があるとした上で「説明を求めたい。議論を先送りしようとしているかもしれない」と述べた。松江市で記者団の質問に答えた。

大畠章宏幹事長も東京都内で記者団に「一括という形ですべき代物ではない。乱暴なことはやめた方がいい」と強調した。社民党の又市征治幹事長はNHK番組で「断固反対だ。しっかり議論してほしい」と述べ、十分に審議時間を確保するよう求めた。《共同通信》

【安倍晋三首相】安保関連「法整備一括で」

政府、与党は集団的自衛権の行使容認に伴い自衛隊任務の拡大を図る安全保障関連の法整備について、一括法案として国会で審議する方向で検討に入った。

安倍晋三首相が6日「(武力攻撃に至らない)グレーゾーンから集団的自衛権に関わるものまで幅広い法整備を一括して行っていきたい」と羽田空港で記者団に述べた。法案策定に時間を要することなどから秋の臨時国会への提出を見送り、来年春以降の審議となる可能性が高い。首相は安保法制の担当閣僚を新設する考えも表明した。

関連法案は自衛隊法や武力攻撃事態法の改正案など10本超となる見込み。《共同通信》

【ゴールドコーストマラソン】

今秋の仁川アジア大会男子マラソン代表の川内優輝(埼玉県庁)が6日、オーストラリアのゴールドコーストで行われたゴールドコースト・マラソンに出場し、2時間11分27秒で3位となった。ロンドン五輪代表の藤原新(ミキハウス)は2時間25分11秒で15位だった。

2大会連続優勝を逃した川内は途中で転倒したことを悔やみ「一瞬全てが終わったと思ったが、ネバーギブアップと言い聞かせて走りました。転ばなければもう少しいいタイムが残せた」とコメントした。

女子は加藤麻美(パナソニック)が2時間28分51秒で制した。《共同通信》

【F1・英国GP】決勝

自動車のF1シリーズ第9戦、英国グランプリ(GP)は6日、シルバーストーンで決勝が行われ、ケータハム・ルノーの小林可夢偉は15位だった。6番手からスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が今季5勝目、通算27勝目を挙げた。

ウィリアムズ・メルセデスのバルテリ・ボッタス(フィンランド)が2位に入り、レッドブル・ルノーのダニエル・リカルド(オーストラリア)が3位。ポールポジション(PP)発進したハミルトンの同僚、ニコ・ロズベルク(ドイツ)はリタイアした。《共同通信》

【テニス・ウィンブルドン選手権】最終日

テニスの四大大会第3戦、第128回ウィンブルドン選手権最終日は6日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)を6-7、6-4、7-6、5-7、6-4で下し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

四大大会制覇は2013年の全豪オープン以来7度目。優勝賞金は176万ポンド(約3億800万円)。

27歳のジョコビッチは第1セットを落としたものの、深いショットで第2、第3セットを連取した。32歳のフェデラーのネットプレーに苦しめられて追い付かれたが、最終の第5セットは第10ゲームをブレークして、4時間近い熱戦に決着をつけた。フェデラーは男子歴代単独最多の8度目の優勝に届かなかった。《共同通信》

テニスのウィンブルドン選手権車いすの部は6日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブでダブルスの決勝が行われ、男子は第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)ステファン・ウデ(フランス)組が第2シードのオランダのペアに5-7、6-0、6-3で逆転勝ちし、2連覇を達成した。

女子は第1シードの上地結衣(エイベックス)ジョーダン・ホワイリー(英国)組が第2シードのオランダ選手ペアに2-6、6-2、7-5で競り勝ち、日本女子として初優勝を果たした。《共同通信》



7月6日 その日のできごと(何の日)