平成9205日目
2014/03/22
【この日の安倍総理】
防衛大卒業式で訓示
安倍晋三首相は22日午前、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で訓示し、集団的自衛権の行使容認に合わせて法整備を進める考えを重ねて示した。日本近海の公海上で米軍イージス艦が攻撃される事態を例示し「机上の空論ではなく現実に起こり得る事態」と強調。その上で「必要なことは、現実に即した具体的な行動論と法的基盤の整備だ」と述べた。
同時に「現実から懸け離れた観念論を振りかざして、これまでの平和国家の歩みを踏み外すようなことは絶対にない」と明言。一方で「平和国家という言葉を唱えるだけで平和が得られるわけでもない」と主張した。《共同通信》
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【阪神、近鉄】三宮〜賢島間に初の直通列車を運転
近畿日本鉄道と阪神電気鉄道は22日、神戸の三宮駅から三重県の伊勢志摩方面に直通するツアー専用列車の運行を新たに始め、三宮駅で出発式を開いた。近鉄の特急車両を使う。
2009年3月に阪神なんば線が開業し、両社は三宮―近鉄奈良間を直通運転しているが、伊勢志摩までの直通運転は初めてとなる。三宮駅のホームには多くの鉄道ファンらが集まり、午前8時25分すぎに列車がホームに入ると、一斉にカメラのシャッターを切った。《産経新聞》
【スキー・ジャンプW杯】高梨沙羅選手が7連覇
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は22日、スロベニアのプラニツァで個人最終戦(HS139メートル、K点125メートル)が行われ、既に個人総合2連覇を決めていた17歳の高梨沙羅(クラレ)が135メートル、132・5メートルの合計271・6点で7連勝した。今季18戦中15戦で優勝し、通算勝利数を24に伸ばした。
伊藤有希(土屋ホーム)は128・5メートル、125メートルの244・9点で今季5度目の表彰台となる2位に続き、個人総合3位となった。《スポニチ》
【公明党・山口那津男代表】集団的自衛権「簡単には認めない」
公明党の山口那津男代表は22日、松山市内での講演で、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認問題に関し「政府が一晩で解釈を変えるのは乱暴だ。簡単に認めるわけにはいかない」と重ねて慎重姿勢を示した。
これに先立ち、記者団に「(行使を認めない)従来の政府方針を支持してきた。もし解釈を変えるなら、なぜ、どのように変えるのか慎重に検討すべきだ」と述べた。《共同通信》
【岸田文雄外相】バングラデシュ・アリ外相と会談
岸田文雄外相は22日、訪問先のバングラデシュの首都ダッカでアリ外相と会談し、電力やインフラなどの整備促進のため総額約1200億円の円借款を供与すると表明した。
バングラデシュは近年、縫製産業を中心に外国からの投資が増えて5~6%の経済成長を持続。中国以外の「チャイナプラスワン」の生産拠点として日本企業の進出も加速しており、岸田氏は経済関係強化の姿勢を打ち出した。
岸田氏は会談で「安定的なエネルギー供給など投資環境の整備が重要だ」と述べ、バングラデシュ政府の協力を要請。アリ氏は「可能な取り組みを行いたい」と語った。《共同通信》
【ミシェル・オバマ氏】北京で講演
ミシェル・オバマ米大統領夫人は22日、北京大で講演し、表現や信仰の自由、情報への自由なアクセスについて「誰もが生まれ持った普遍的な権利だ」と強調、名指しは避けつつも中国政府による情報統制などに懸念を示した。米紙USAトゥデー(電子版)などが伝えた。
中国では、インターネット上の情報が規制され、外国のニュースサイトのほか、交流サイト「フェイスブック」などへのアクセスも制限されている。
ミシェル夫人は学生らを前に、情報に自由にアクセスできてこそ「私たちは真実を追求できて、世界で何が起きているかを知ることができる」と指摘した。《共同通信》
【北朝鮮・金正恩第1書記】夫人らと音楽公演観覧
北朝鮮の金正恩第1書記は22日、李雪主夫人と共に平壌で女性音楽グループ、牡丹峰楽団の公演を観覧した。金第1書記の妹とされる金ヨジョン氏も同行した。朝鮮中央通信が23日報じた。
3人一緒の行事参加が北朝鮮メディアで公式に伝えられたのは初めて。
ヨジョン氏は9日から公式に動静が報じられるようになった。9日の報道では、肩書は「朝鮮労働党中央委員会の責任幹部」とされた。22日の公演は主に朝鮮人民軍の将兵らを対象に開催され、崔竜海総政治局長や張正男人民武力部長ら軍幹部も同席した。《共同通信》