平成9110日目
2013/12/17
【この日の安倍総理】
沖縄政策協議会
安倍晋三首相は17日、沖縄県の基地負担軽減と振興策を地元と話し合う沖縄政策協議会を官邸で開き、2014年度の沖縄振興予算について「最大限実現するよう努力したい」と表明した。沖縄県の仲井真弘多知事は米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の5年以内の運用停止、牧港補給地区(同県浦添市)の7年以内の全面返還、地位協定の改定を要求した。
政府は、普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、知事から埋め立て承認を引き出したい考えだ。
仲井真氏は協議会後、年内に埋め立ての可否判断をする考えを重ねて示した。《共同通信》
安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会
安倍晋三首相は17日、集団的自衛権に関する憲法解釈変更に取り組む強い意欲を表明した。自らが設置した有識者懇談会の会合で「個別的自衛権だけで国民の生存を守り、国家の存立を全うできるのか。弾道ミサイルなどの脅威が容易に国境を乗り越え、瞬時にわが国にやってくる時に集団的自衛権が必要ないのか」と訴えた。
外交と安全保障政策の初の包括的指針となる「国家安全保障戦略」と、今後10年程度の防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」を閣議決定したのを踏まえ、防衛力強化に向けた議論を加速させる方針だ。《共同通信》
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【楽天・田中将大投手】大リーグ挑戦を表明
プロ野球楽天の田中将大投手(25)は17日、仙台市の球団事務所で立花陽三球団社長と会談を行い、日米間で合意した新たなポスティングシステム(入札制度)を利用して、今オフの大リーグ挑戦の意思を表明した。
田中は会談後、報道陣の取材に応じ、「自分の力を新たなステージで挑戦させてほしい」と球団側に今オフの大リーグ挑戦を申し入れたという。一方、立花社長は「球団として連覇を狙う大事な戦力なので、残ってくれるようお願いした」と話し、残留を要請したことを明らかにした。
大リーグ挑戦が可能かどうか、田中は「今後もいろんなことを含めて話していくと思う」と語った。《産経新聞》
【東国原英夫衆院議員】議員辞職願提出
日本維新の会を離党した東国原英夫衆院議員(56)=比例近畿=は17日、秘書を通じ、伊吹文明衆院議長宛ての議員辞職願を衆院事務局に提出した。速やかに許可される見通しで、維新の比例近畿ブロックの名簿に従い、清水鴻一郎元衆院議員(67)が繰り上げ当選することになる。
東国原氏は、東京都の猪瀬直樹知事が辞職した場合の都知事選への出馬が取り沙汰されている。東国原氏は11日に離党届を出し、党は12日の持ち回り執行役員会で正式受理した。辞職願の提出が遅れた理由について、東国原氏の事務所は「事務手続き上の問題だ」としている。《産経新聞》
【小泉純一郎元首相】安倍首相にアドバイス「信なくば立たず」
安倍晋三首相は17日夜、東京・赤坂の日本料理店であった自民党町村派の元議員らの叙勲受賞を祝う会に出席した。原発再稼働に前向きな安倍首相に「原発ゼロ」の実現を訴えている小泉純一郎首相も同席した。
小泉氏によると、原発については話さず「いちばん大事なのは国民の信だ。信なくば立たずだ」とアドバイスしたという。安倍首相は「そうですね。国民の信が一番大事です」と応じ、握手もしたという。《毎日新聞》
【ドイツ】第3次メルケル政権発足
ドイツのメルケル首相は17日、連邦議会(下院、631議席)の首相指名選挙で選出され、第3次政権が発足した。9月の連邦議会選挙から3カ月近くたって、キリスト教民主・社会同盟と社会民主党による大連立政権が正式に始動。ドイツは欧州連合(EU)で突出した影響力を持っており、メルケル氏がEUの政治・経済統合をどう進めていくか注目される。
2005年に首相になったメルケル氏は、任期である17年までの計12年に及ぶ長期政権を担う。《共同通信》
【米国】比の海上警備に41億円
ケリー米国務長官は17日、訪問先のフィリピンでデルロサリオ外相と会談し、米国がフィリピンの海上警備の強化とテロ対策名目で、今後3年間に計4千万ドル(約41億1600万円)の新規支援をすることを伝えた。会談後の記者会見で両者が明らかにした。
南シナ海の領有権をめぐり、中国と対立するフィリピンをてこ入れし、海洋進出を活発化させる中国をけん制する狙いがあるとみられる。《共同通信》
【米国】韓国防衛の決意強調
バーンズ米国務副長官は17日、ワシントンで韓国の金奎顕外務第1次官と会談した。張成沢元国防副委員長が処刑された北朝鮮情勢について意見交換、韓国防衛に向けた米国の決意を強調した。米国務省が発表した。
北朝鮮が国内の結束を高めるため軍事的な挑発行動に出る可能性を踏まえ、けん制する狙いがある。会談にはデービース北朝鮮担当特別代表も同席し、北朝鮮の非核化に向けた緊密な連携も確認。
韓国の聯合ニュースによると、金氏は会談後、記者団に対し「あらゆる可能性に備えることで一致した」と述べた。《共同通信》
【ローマ法王】ホームレスと朝食
ローマ法王フランシスコは17日、77歳の誕生日を迎えた。ANSA通信によると、法王は、法王庁(バチカン)からミサに招かれた3人のホームレスと、バチカン内の宿泊施設の食堂で誕生日の朝食を共にした。
3人はバチカン周辺の路上で寝泊まりしており、法王の意向でミサと朝食に招待されたという。
3月に就任した法王フランシスコは「貧しい人たちのための教会」をモットーに掲げ、貧困層の救済に力を入れるよう教会関係者に指示している。《共同通信》