平成8997日目
2013/08/26
【ヤクルト・宮本慎也内野手】現役引退を表明
ヤクルトの宮本慎也内野手(42)が26日、東京都内の球団事務所で正式に今季限りでの現役引退を表明し、「守りで試合に出られた人間なので、守りに就けない、レギュラーで出られないというのは引くときかなと感じた」と理由を述べた。
今後については「一度、外から野球を見たい」と話し、ユニホームを脱いで解説者などに就く見込みだ。球宴期間中に小川監督には引退の意向を伝えていたという宮本。19年間の現役生活を「よくやったと思っている。悔いはない」と涙は見せずに振り返った。《共同通信》
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【世界柔道・男子60キロ級】高藤直寿選手が金メダル獲得
柔道の世界選手権第1日は26日、リオデジャネイロで男女各1階級を行い、男子60キロ級で20歳の高藤直寿(東海大)が初優勝した。女子48キロ級の浅見八瑠奈(コマツ)は決勝でウランツェツェグ・ムンフバット(モンゴル)に一本負けし、3連覇は成らなかった。
初出場の高藤は堂々とした闘いぶりで5試合を勝ち抜いた。決勝ではアマルトゥブシン・ダシダワー(モンゴル)に優勢勝ちした。男子60キロ級での世界選手権制覇は1997年パリ大会の野村忠宏(ミキハウス)以来9大会、16年ぶり。《共同通信》
【JR西日本米子支社】車内アナウンス「行き違い」から「待ち合わせ」に
縁結びで知られる島根県の出雲大社があるJR西日本米子支社(鳥取県米子市)は26日、単線での列車待ちで、車掌が流す車内アナウンスの表現を「行き違い」から「待ち合わせ」に変更した。
「『行き違い』は、出会いと縁結びを願って、出雲大社に向かう女性に残酷。『待ち合わせ』にすればロマンチックでは」との男性利用客からのメールがきっかけ。支社は「縁は異なもの。お客さまとの縁が実りました」としている。
支社によると、今月初め、岡山発出雲市駅行きの特急やくも号の利用客からメールが届いた。同支社は「ありがたい提案」と見直しをすぐ決めた。管内の全列車で実施するという。《共同通信》
【北海道警】パトカーの屋根に乗りツイッター投稿、少年2人逮捕
北海道警釧路署のミニパトカーの屋根などに乗った若い男の写真が短文投稿サイト「ツイッター」に投稿され、同署は26日、パトカーに傷を付けたとして、いずれも19歳の漁師の少年2人を器物損壊容疑で逮捕した。
逮捕容疑は共謀の上、25日午後10時25分ごろ、釧路町桂5の釧路署桂交番に止めていたパトカーの屋根やボンネットに飛び乗るなどして長さ10~20センチの複数の傷を付けた疑い。
釧路署によると、直後にツイッターに「中2病だからみんなでパトカー荒らしてきたぜー」との書き込みと、少年2人がパトカーの上でピースサインを出すなどし、別の少年1人が周囲ではしゃぐ写真が投稿された。投稿を見た人からの通報を受けた道警が写真を調べたところ、釧路署の捜査員が少年と面識があり、逮捕。調べに「調子に乗ってやってしまった」と、容疑を認めているという。《共同通信》
【東海地方】4県3政令市で共同農業特区
愛知県は26日、地域限定で規制緩和する政府の「国家戦略特区」に、企業の農業参入要件緩和などにより農業を活性化させる「アグリ・フロンティア創出特区」を東海地方の4県3市が共同で提案すると発表した。
共同提案するのは岐阜、静岡、愛知、三重の4県と静岡、浜松、名古屋の3市。
農村の所得向上と農業を成長分野に転換させるため、企業の農業参入要件や農業生産法人の構成員要件の緩和、農家レストランの経営支援などを盛り込む。
大村秀章愛知県知事は「4県3市でしっかりスクラムを組んでやっていきたい」と述べた。《共同通信》
【民主党・海江田万里代表】臨時国会の前倒し要求
民主党の海江田万里代表は26日の記者会見で、安倍政権が10月中旬を予定している臨時国会召集の前倒しを求める考えを示した。「外交日程が立て込むために10月中旬と言われるが、いかにも遅すぎる。早い段階から国会で議論すべきだ」と述べた。
参院選惨敗総括に関しては、27日に選対本部役員会で原案取りまとめに入り、最終的には来週にも開催する両院議員懇談会の議論を踏まえて決定する日程を示した。
野党再編をめぐっては「自民党に代わる政治勢力をつくらなければならないが、数ありきではない」と述べ、慎重に対応する考えを重ねて強調した。《共同通信》
【岸田文雄外相】ウクライナ・コジャラ外相と会談
岸田文雄外相は26日(日本時間同日)、ウクライナの首都キエフでコジャラ外相と会談した。同国のチェルノブイリ原発と東京電力福島第1原発それぞれの事故の環境に対する影響について長期的な視点に立った共同調査を始めることで合意する見通しだ。
昨年締結した原発事故対応に関する2国間協定を踏まえ、一層の協力強化を図る狙い。
両外相は、共同調査に関し、超小型衛星をウクライナ製ロケットで打ち上げる東京大などの計画を後押しすることで一致。
計画は、衛星で両原発の周辺地域を定期的に撮影したり、地上に設置された観測機器から情報を受信したりしながら環境の経年変化を観測する内容。《共同通信》
【この日の安倍総理】
クウェート・ジャビル首相、ナワフ皇太子と会談
中東・アフリカ歴訪中の安倍晋三首相は26日(日本時間27日未明)、2番目の訪問国クウェートでジャビル首相と会談した。発電・造水事業や地下鉄など都市基盤の整備への日本の技術協力などを盛り込んだ共同声明を発表。海上交通路(シーレーン)防衛の強化をにらんだ外務・防衛当局による安全保障対話の創設でも合意する。
クウェートは世界第4位の原油産出国で、日本は原油輸入量の7%(2011年度)を依存する。会談では日本に安定的に原油を提供していく方針を確認する。《日経新聞》
安倍晋三首相は26日夜(日本時間27日未明)、クウェートのジャビル首相との会談で、シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑に関し「シリア情勢は非常に悪化している。極めて状況を憂慮する」と述べ、国連調査団による事実関係の解明が必要との認識を示した。
同時に「喫緊の課題は暴力の停止と政治対話の開始、人道問題への対処だ」と指摘。ジャビル首相は「今の事態はいかなる理由でも正当化されない」と述べ、アサド政権の姿勢を非難した。
シーレーン(海上交通路)の安全確保に向けた連携を強化するため外務、防衛当局間の安全保障対話を新設することなどで合意した。
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安倍晋三首相は26日のナワフ・クウェート皇太子との会談で、同国による東日本大震災への復興支援で岩手県の三陸鉄道が新車両を購入できたことに謝意を表明し、鉄道関係者や周辺住民が作成した寄せ書きを贈った。
寄せ書きは約1・5メートル四方の布製で、クウェートの支援に対する感謝の言葉が記されている。首相は「地元の皆さんの気持ちです」と伝え、ナワフ氏は「湾岸戦争で日本にサポートしてもらったことへのクウェートのお礼だ」と応じた。
三陸鉄道南リアス線は津波で駅舎や線路が流失したが、クウェート政府の資金援助で新車両を導入した。《共同通信》
法人税減税も検討
安倍晋三首相は26日、訪問先のクウェートで同行記者団に対し、消費税率引き上げに伴い、法人税減税も検討する考えを示した。「景気回復、デフレ脱却という大きな目標がある。何をなすべきかという観点も十分に踏まえながら議論してもらいたい」と述べた。憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認に関し、公明党に配慮する意向を強調した。
消費税増税の判断については「集中点検会合の結果を受け、さまざまな指標を踏まえて、秋に判断したい」と表明した。《共同通信》
【国連・潘基文事務総長】日本に異例の注文
韓国を訪問中の国連の潘基文事務総長は26日、ソウルの韓国外務省で記者会見し、歴史認識問題をめぐり日本と中韓との対立が深刻化していることについて「日本政府と政治指導者は自らを深く顧みて、国際的な未来を見通すビジョンを持つことが必要だ」と述べ、日本政府に注文を付けた。
具体的な点には言及しなかったが「侵略の定義は定まっていない」とした安倍晋三首相の発言などを念頭に置いているとみられる。国家間が対立する問題で、国連事務総長が一方の態度に問題があるとの認識を強い表現で示すのは異例だ。《共同通信》
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政府は26日、歴史認識問題で日本に反省を求めた潘基文国連事務総長の発言について「中立の立場を守るべき国連事務総長の発言として適切かどうか、真意を確認する必要がある」(外務省筋)として、事実関係の把握に乗り出した。
政府内では「潘氏の発言は、対日批判を強める韓国、中国の立場を代弁しているように聞こえる」(政府関係者)との声が出ている。政府筋によると、在韓国大使館を通じて潘氏の記者会見発言を精査した上で、潘氏の意図を国連サイドに問い合わせる方向だ。事務総長は任務遂行の際、国連憲章に基づき関係国の間で厳正中立を保つ必要があるとされている。