平成8941日目
2013/07/01
【この日の安倍総理】
福島県訪問
安倍晋三首相は1日午前、東日本大震災による津波や東京電力福島第1原発事故で深刻な被害を受けた福島県を訪れ、復興状況を視察した。沿岸部のいわき市で今夏から再開する海水浴場のほか、地元農産物の販売店などを訪問。午後は楢葉町、広野町も回る。首相の福島県入りは昨年12月の就任以来3回目。
首相はいわき市で、7月中旬から再開する四倉海水浴場のほか、津波で全壊して再建された道の駅を見学した。渡辺敬夫いわき市長から「経済、雇用対策が喫緊の課題だ」と要請を受けると、首相は「しっかりと受け止めて対応したい」と応じた。《共同通信》
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【フィギュア・安藤美姫選手】4月に出産
フィギュアスケートの元世界女王の安藤美姫(25)が1日、テレビ朝日系の「報道ステーション」に出演し、昨年10月ごろに妊娠が判明し、今年4月に第1子女児(3350グラム)を出産していたことを明かした。
番組内では「今シーズンいっぱいで、現役を引退します。一人の女性として生きたいというわがままな決断により、4月に赤ちゃんを無事出産して、もう母になりました」と話した。女児の父親については触れず、結婚はしていないという。《日刊スポーツ》
【フィギュア・羽生結弦選手】「ANA」所属に
フィギュアスケート男子で昨年の世界選手権銅メダリストの早大1年、羽生結弦(18)が1日、全日本空輸と1年間の所属契約を結んだ。所属表記は「ANA」で、昨春から練習拠点を置くカナダと日本を往復する際の航空券を中心に支援を受ける。宮城・東北高を卒業後、所属先が未定のままだった。
昨年の全日本選手権王者は、横浜市内での記者会見に自身をイメージしたロゴ入りのTシャツを着て出席し「ジャンプを跳ぶことは翼や羽というイメージがあり、ANAと共通点があってうれしい。ソチ冬季五輪への道は遠くて険しいが、支援を受けながら羽ばたいていきたい」と決意を語った。《共同通信》
【中国】南京―杭州で新高速鉄道開通
新華社電によると、中国東部の大都市、江蘇省南京市と浙江省杭州市間の約250キロを最短1時間10分で結ぶ新たな高速鉄道が1日、営業運転を始めた。中国最大の経済都市、上海を中心とする長江デルタ(河口域)都市圏の一体化が進みそうだ。
これまでは高速鉄道で遠回りして上海を経由する必要があり、ほぼ倍の時間がかかっていた。杭州と浙江省寧波市を結ぶ路線(約150キロ)も同時に開通。従来は在来線に高速鉄道車両を走らせていたが、半分程度の最短53分となった。
南京、杭州、寧波はいずれも中国有数の経済地帯である長江デルタの都市で、日系企業も多数進出している。《共同通信》
【香港】返還から16年
香港が英国から中国に返還されて16年となった1日、香港政府トップを選ぶ行政長官選への完全な直接選挙導入などを求める民主派団体主催のデモが行われ、参加者らは「1人1票による選挙」などと訴えて香港中心部を練り歩いた。
1997年の返還後、香港は共産党独裁の中国にありながら政治的自由などが保障された「一国二制度」の下、急成長する中国本土との結び付きを強めて経済的に発展。だが、近年は政治的な影響力を強める中国政府に対する懸念が高まっている。《共同通信》
【韓国】強制動員と被爆被害で三菱重工業を提訴
太平洋戦争中に朝鮮半島から強制動員され、広島市に当時あった三菱重工業広島機械製作所で働いた韓国人の生存者1人と死亡者13人の遺族が1日、三菱重工業に計14億ウォン(約1億2千万円)の損害賠償を求める訴訟をソウル中央地裁に起こした。
弁護団によると、14人は1944年8~9月から同製作所で勤務させられ、45年8月には原爆投下で被爆。後に今の韓国の地域に帰還したが、被爆が原因とみられる健康被害に苦しんだという。
三菱重工業は「訴状を見ていないためコメントできない」としている。《共同通信》
【佐田玄一郎衆院議院運営委員長】辞任
伊吹文明衆院議長は1日、週刊新潮で女性問題を報じられ、辞意を伝えていた佐田玄一郎衆院議院運営委員長(自民)の辞任を許可した。与党幹部が明らかにした。後任は、8月初旬に始まる見通しの臨時国会で選出される。
自民党の高木毅議運委筆頭理事が当面、委員長職務を代行する。佐田氏は1日、伊吹氏に正式な辞職願を提出したという。
佐田氏は群馬1区選出で当選8回。第1次安倍内閣で行政改革担当相に就任したが、事務所費問題が表面化し、2006年12月に辞任した。《共同通信》
【岸田文雄外相】韓国・尹炳世外相と会談
ブルネイを訪問している岸田文雄外相は1日午後(日本時間同)、首都バンダルスリブガワンの国際会議場で、韓国の尹炳世外相と約30分間会談した。会談冒頭、日韓関係の発展が両国にとって重要だとの認識で一致。尹氏は「歴史問題は細心に取り扱われないと、民族の魂を傷つける」などと言及した。
岸田氏は「両国は基本的価値を共有する重要な隣国同士で大切なパートナーだ。ぜひ関係を進展させたい」と述べ、尹氏も「韓日関係の安定的な発展を望む」と応じた。日韓外相会談の開催は約9カ月ぶりで、第2次安倍政権、韓国の朴槿恵政権双方にとって初の日韓外相会談。《共同通信》
