平成8939日目

2013/06/29

【韓国・朴槿恵大統領】北京・清華大で演説

中国訪問中の韓国の朴槿恵大統領は29日、北京の清華大で中国語を交えながら演説し、北東アジアの国家間に「歴史と安全保障問題を取り巻く対立と不信」があり、政治分野などの協力が進んでいないと指摘した。日本を名指しはしなかったが、日本と中韓の歴史、領土問題や北朝鮮問題を念頭に置いた発言。

核開発を進める北朝鮮に対しては「核保有を認めないとの国際社会の一致した声に耳を傾けなければならない」とあらためて核放棄を要求した。

朴氏は「北東アジア情勢は非常に不安定」と表明。域内各国の経済的な相互依存が深まっているにもかかわらず、協力が進んでいないと主張した。《共同通信》

中国を訪問している韓国の朴槿恵大統領は29日、習近平国家主席の出身校で北京の名門、清華大で演説し、北東アジア情勢について「朝鮮半島を含め、非常に不安定だ」と述べた。さらに、日本と北朝鮮を念頭に「域内国家間では経済的な相互依存は拡大しているが、歴史と安全保障問題では葛藤と不信により、政治、安保協力はそれ(経済の依存関係)に及ばない」と指摘した。

演説では「歴史認識」などへの具体的な言及は避けたが、名指しを避けつつも、日本と北朝鮮が域内の協力や安定を阻害する要因となっている-との認識を示したものとみられる。《産経新聞》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【モスクワ国際映画祭】「さよなら渓谷」審査員特別賞受賞

第35回モスクワ国際映画祭で29日、大森立嗣監督の「さよなら渓谷」が審査員特別賞を受賞した。映画祭は同日、閉幕した。受賞後、大森監督はステージに上がり「とてもうれしいです。日本で作った小さな映画ですが、受賞して胸を張って日本に帰れます。モスクワのことがすごく好きになりました」と喜びの言葉を述べた。

同作品は吉田修一さんの同名小説を映画化。主演は女優の真木よう子さん、大西信満さん。男女の内面を描く人間ドラマで、新潟や東京でロケを行った。モスクワ国際映画祭は、カンヌなどに次ぐ世界的な映画祭の一つとされている。《共同通信》

【日本維新の会・橋下徹共同代表】「だったら徳島県で風俗営業を全て廃止してください」

大阪市で29日に開かれた関西広域連合議会で、徳島県議の竹内資浩氏(自民)が、日本維新の会共同代表による在日米軍への風俗業活用発言などに関し「お粗末だ」と批判。これに対し、橋下氏が怒りをあらわにし、反論する一幕があった。

竹内氏は、風俗業活用発言について「働く女性の人権問題を考えたことがあるのか」と橋下氏を追及。さらに、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの一部訓練を八尾空港(大阪府八尾市)で受け入れる橋下氏の構想に関しても「住民に動揺が広がっている。思いつきで言うと政治への不信感がますます増大する」とたたみかけた。

当初は笑顔で聞いていた橋下氏だったが、次第に気色ばみ、発言機会を求めて登壇。風俗業活用発言について「確かに良くなかった」と非を認める一方、「だったら徳島県で風俗営業を全て廃止してください。県議なんだからそれぐらいやってください」と語気を荒らげた。《産経新聞》

【鹿児島県】上海研修予算が成立

利用が低迷している中国東方航空の鹿児島―上海線を維持するため、県職員ら300人を上海に派遣する研修事業費3400万円を盛り込んだ鹿児島県の2013年度補正予算が29日未明、賛成多数で可決、成立した。県議会は28日が会期末だったため、急きょ会期を延長し、審議を続けていた。

審議では、県が議会の意見を受け入れ、派遣人数を当初計画の千人から減らしたことが評価された。「(上海線の)危機的状況を打開するため、緊急措置としてやむを得ない」と理解を示す意見も相次いだ。

一方で「公金を投じる問題点は同じ」などの反対意見も最後まで残った。《共同通信》

【自民党・石破茂幹事長】オスプレイ訓練、八尾空港移転は困難

自民党の石破茂幹事長は29日の読売テレビ番組で、米軍新型輸送機オスプレイ訓練の一部を八尾空港(大阪府八尾市)で受け入れるとする橋下徹日本維新の会共同代表の構想について「空港は住宅街にある。そんなところで訓練ができるわけがない」と述べ、実現は困難との見解を示した。

一方、日本維新幹事長の松井一郎大阪府知事は同じ番組で「沖縄は少しでも基地負担を本土でしてほしいという。オスプレイの訓練(の受け入れ)くらいは議論するのが当然だ」と強調した。《共同通信》

【第23回参院選】与野党幹部が街頭演説

与野党幹部は、通常国会閉幕後7月4日公示の参院選に向け最初の土曜日となる29日、全国各地で街頭遊説に立つなどして支持を訴えた。自民党の石破茂幹事長は「全身全霊で戦う」と強調。民主党の海江田万里代表は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」を批判した。

石破氏は大阪市内での講演で「調子がいいと思った途端から選挙は負けだ。これ以上はできないという選挙戦を展開する」と決意を表明。海江田氏は佐賀市で街頭演説し「本当に環太平洋連携協定(TPP)交渉で国益は守られるのか。(安倍政権では)農家をはじめ、皆さんの生活は守れない」と、政府の交渉姿勢に懸念を示した。《共同通信》

【岸田文雄外相】ブルネイ入り

岸田文雄外相は29日夕(日本時間同日夜)、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合などに出席するため、ブルネイの首都バンダルスリブガワンに到着した。ASEANなどと連携して南シナ海などで海洋権益拡大を目指す中国をけん制するほか、北朝鮮に対しても非核化への具体的行動を迫るメッセージを打ち出したい考え。

30日にはASEAN10カ国に日本、韓国、中国を加えた外相会議に臨む。沖縄県・尖閣諸島をめぐり対立する中国の王毅外相、島根県・竹島や歴史認識問題で関係が冷え込む韓国の尹炳世外相と岸田氏が初顔合わせする。《共同通信》

【中国・習近平国家主席】新疆の事態収拾を指示

中国新疆ウイグル自治区ウルムチで29日までに、少数民族のウイグル族の男性2人が警察の発砲を受け、1人が死亡、もう1人が負傷していたことが分かった。複数の地元住民が明らかにした。詳細は不明だが、漢族とウイグル族との対立が背景にある可能性がある。

中国紙、新疆日報(電子版)は同日、暴力事件が相次いでいる同自治区に対し、習近平国家主席が早期の事態収拾と安定を図るよう命じたと報じた。漢族ら約200人が死亡した2009年7月5日のウルムチでの大規模暴動から4年となるのを前に、各地で厳戒態勢が敷かれている。《共同通信》

【米・オバマ大統領】マンデラ氏を称賛

アフリカ歴訪中のオバマ米大統領は28日夜、2カ国目の訪問先の南アフリカに空路到着し、首都プレトリアで29日、ズマ大統領と会談した。共同記者会見でオバマ氏は、入院中で容体が重篤なネルソン・マンデラ元南ア大統領(94)の「道徳的な勇気は、自分と世界の刺激であり続けた」と述べ、業績をたたえた。

米政府当局者によると、オバマ氏は尊敬するマンデラ氏が入院するプレトリアの病院には見舞いに訪れず、マンデラ氏の財団で同氏の家族と面会した。

記者会見でズマ氏は、マンデラ氏の容体は「重篤だが安定している」と述べ、回復と早期の退院に期待を示した。《共同通信》



6月29日 その日のできごと(何の日)