平成8825日目
2013/03/07
【政府】復興交付金の使徒拡大
政府は7日、東日本大震災の復興推進会議と原子力災害対策本部の合同会合を首相官邸で開いた。被災自治体の事業展開を支える「復興交付金」の使い道を広げる方針を決定。岩手、宮城、福島3県で2015年度までに災害公営住宅(復興住宅)を1万9200戸建設する工程表を初めてまとめた。
復興推進会議と原子力災害対策本部はともに首相がトップで、全閣僚がメンバー。安倍晋三首相は会合で「復興を加速させ、震災後3年目となる次の冬は希望を持って迎えていただかなければならない。被災地の方々が一日も早く元の生活に戻れるよう全力を尽くしたい」と述べた。《毎日新聞》
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【新石垣空港】開港
沖縄県・石垣島(石垣市)の新石垣空港(愛称、南ぬ島=ぱいぬしま=石垣空港)が7日開港した。1976年の基本計画策定から37年を経ての開港。新空港は旧空港より500メートル長い2千メートルの滑走路を備え、中型ジェット機が離着陸可能となった。
羽田空港との直行便のほか、韓国との初のチャーター便なども就航。格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションも6月以降、関西空港や那覇空港への路線を開設する。この日の祝典で、石垣市の中山義隆市長は「国際線やLCCの誘致に積極的に取り組む。新たな地域の玄関口を多くの観光客に利用してもらいたい」と述べた。《日経新聞》
【第3回WBC】1次ラウンドC、D組
野球の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は7日、1次ラウンドC、D組が始まり、米アリゾナ州スコッツデールではD組のイタリアが6―5でメキシコを破った。イタリアは1点を追う九回にメキシコの抑え投手ロモから3安打で2点を奪って逆転した。
プエルトリコのサンフアンで行われたC組は、ドミニカ共和国がラミレスの本塁打などでベネズエラに9―3で勝った。《共同通信》
【この日の安倍総理】
尖閣で民主党政権を批判
安倍晋三首相は7日の衆院予算委員会で、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入などを続ける中国側への民主党政権時代の対応に関し「過度にあつれきを恐れるあまり、当然行うべき警備、警戒の手法に極度の縛りを掛けていたと承知している」と述べた。同時に「(中国側に)誤ったメッセージを送ることになり、不測の事態を招くことすらある」と批判した。
首相は「縛り」の具体的な内容については言及を避けたが、野田前政権が尖閣周辺海域に展開する海上自衛隊に対し中国海軍艦船と一定以上の距離を保つよう指示していたのではないか、と聞いた自民党の萩生田光一氏の質問を否定しなかった。《共同通信》
消費税率引き上げ「低所得者に配慮必要」
安倍首相は7日の衆院予算委員会で、消費税率の引き上げに関し「低所得者に配慮する必要がある」と述べ、与党税制改正大綱で税率10%になる2015年10月の導入を目指すとした軽減税率を含め、逆進性対策を検討する考えを示した。
食料品などの税率を低く抑える軽減税率の課題を「財源、中小事業者の事務負担、対象品目の線引きだ」と指摘。「関係者の意見にも十分耳を傾けて検討する」とした。
環太平洋連携協定(TPP)交渉に関しては「TPPのルールがアジア太平洋自由貿易圏などに発展する可能性がある。戦略的に日米がタッグを組むメリットがある」と参加の利点を力説した。《共同通信》