平成8781日目

2013/01/22

【坂本龍一さん】大島渚監督に弔辞

15日に80歳で亡くなった映画監督の大島渚さんの葬儀・告別式が22日、東京・築地本願寺で営まれ、雨の中、約700人が参列した。

83年に映画「戦場のメリークリスマス」に出演し、音楽も担当した音楽家の坂本龍一(61)が、米ニューヨークから駆けつけ、大島監督の遺影を見つめながら弔辞を述べた。「私のヒーローでした。今日あるのはすべてあなたのおかげです」と述べ、はさらに「戦メリ」出演の経緯にもふれた。

「そのヒーローのあなたがたった一人で台本を脇に抱えて私に会いに来て下さいました。『映画に出て下さい』とおっしゃいまして、経験のない私は無謀にも『私に音楽をやらせて下さい』と頼み、あなたは『いいです。お願いします』と即答されました。そこから全てが変わりました」と声を振り絞るように監督の遺影に語りかけた。

「今日あるのは大島監督あなたのおかげです。あなたは本当に偉大な映画監督であり偉大な人間でした。あなたのように社会を厳しくしかる人間がいなくなり、日本はつまらない国になったのかもしれません。現在の日本という国を見てあなたはどう思っているのでしょうか。あなたの全てにありがとう」と感謝した。《スポニチ》




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【サッカー・小野裕二選手】スタンダール入団会見

J1横浜Mからベルギー1部リーグ、スタンダールへの移籍が決まったFW小野裕二(20)が22日、ベルギーのリエージュで記者会見し「自分にとっては海外に出るのが夢だった。試合に早く出て力になりたい」と意気込みを語った。

俊敏なドリブルが持ち味の小野は「細かい動きで相手をかき回したい」とアピールし、ポジションについては「前ならどこでもいい。監督にいけと言われればいつでもいく」と力強く話した。《共同通信》

【自民党】参院選で55議席目標

自民党は22日、党本部で全国幹事長会議を開き、夏の参院選に向けて候補未定の選挙区の擁立作業を2月中に終える方針を確認した。河村建夫選対委員長は自民、公明両党で非改選議席と合わせて過半数(122)を得るには、自民単独で55程度の議席獲得が必要との認識を示し、「ハードルは高いが頑張らなければいけない」と述べた。

安倍晋三首相(党総裁)は参院で与党が過半数割れしている現状を踏まえ「党の政策、理念を実現するために絶対に勝たなければならない。国民の安倍政権を見る目は厳しい。一致団結し、力を発揮してほしい」と強調した。《共同通信》

【アルジェリア人質事件】政府専用機が現地へ

政府は22日、アルジェリア人質事件でまだ安否が判明していない日本人3人の確認作業を続けた。同日午後10時すぎには政府専用機が首都アルジェに向けて羽田空港を出発した。23日夕に現地に到着する予定。早ければ24日夕にも死亡を確認した7人の遺体や、無事救出された7人を乗せて帰国する運びだ。

政府専用機の派遣は、海外にいる邦人輸送を定めた自衛隊法84条に基づく。在外邦人の緊急輸送を目的に政府専用機を使う初のケースとなる。菅義偉官房長官は22日午後の記者会見で、3人の安否は依然確認できていないと説明。現地入りしている城内実外務政務官らによる安否確認の作業が、日本時間同日夕から再開するとの見通しを示した。《日経新聞》

【中国甘粛省甘南チベット族自治州夏河県】チベット族男性が焼身自殺

米政府系放送局ラジオ自由アジアによると、中国甘粛省甘南チベット族自治州夏河県のチベット仏教寺院近くで22日、26歳のチベット族男性が中国当局の統治に抗議して焼身自殺した。

同放送局は、2009年以来、中国のチベット族居住区で自殺を図った99人目のチベット族としている。

亡命チベット人向けのラジオ局「チベットの声」は、四川省アバ・チベット族チャン族自治州紅原県で18日、若いチベット族男性が焼身自殺し、焼身自殺を図った100人目のチベット族と伝えていた。《共同通信》

【米・国務省】尖閣問題「中国は日本政府と対話を」

米国務省のヌランド報道官は22日の記者会見で、尖閣諸島をめぐり強く自制を求めたクリントン国務長官の発言に中国が反発していることに関し「中国は、米国に懸念を示すよりも日本政府と対話を通じて問題解決に取り組むべきだ」と述べた。

ヌランド氏はまた、クリントン氏の発言は従来の米政府の立場を繰り返したにすぎないと指摘した。

クリントン氏は18日、ワシントンでの日米外相会談後の共同記者会見で「日本の施政権を一方的に害そうとする」中国の行為に反対すると発言。

これに対して中国側は21日、「強い不満」を表明し、米側に「言行を慎むよう」求めていた。《共同通信》

【作家・常盤新平さん】死去

洗練された文体の小説やエッセー、米現代文学の翻訳などで知られた直木賞作家で翻訳家の常盤新平さんが22日午後7時12分、肺炎のため東京都町田市の病院で死去した。81歳。岩手県出身。早大卒。

早川書房に入社し「ハヤカワ・ミステリ・マガジン」編集長を経て文筆活動に。米国文化やジャーナリズムを紹介したほか、ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインの「大統領の陰謀」、アーウィン・ショーの「夏服を着た女たち」などの名翻訳が評判になった。

小説やエッセーも精力的に執筆し、米国に憧れた青年を描いた自伝的作品「遠いアメリカ」で1987年に直木賞を受賞した。《日刊スポーツ》



1月22日 その日のできごと(何の日)