平成8750日目
2012/12/22
【全日本フィギュア】羽生結弦選手が初優勝
フィギュアスケートの全日本選手権第2日は22日、世界選手権(来年3月)の代表選考会を兼ねて札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、男子はショートプログラム(SP)で首位だった18歳の羽生結弦(宮城・東北高)がフリーで逃げ切り、合計285・23点で初優勝した。
2連覇を狙ったグランプリ(GP)ファイナル王者の高橋大輔(関大大学院)が280・40点で2位となり、無良崇人(中京大)が242・70点で4年ぶりの3位に入った。
女子SPは初優勝を目指す鈴木明子(邦和スポーツランド)が65・09点でトップ。浅田真央(中京大)は62・81点で2位。《共同通信》
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【レスリング・全日本選手権】第2日
レスリングの全日本選手権第2日は22日、東京・代々木第二体育館で行われ、女子48キロ級は世界選手権銀メダルの19歳、登坂絵莉が決勝で世界ジュニア選手権覇者の入江ゆきを2―0で下して初優勝した。同63キロ級では工藤佳代子が初制覇し、元世界選手権女王の西牧未央は準々決勝で敗退した。
男子はグレコローマンスタイル96キロ級でロンドン五輪代表の斎川哲克が2連覇し、同84キロ級で岡太一が2年ぶり2度目、同120キロ級で前川勝利が初の日本一。フリースタイル60キロ級は前田翔吾が2連覇し、同55キロ級で森下史崇が初優勝した。《共同通信》
【ボクシング・長谷川穂積選手】王座返り咲きに意欲
ボクシングの元世界2階級王者の長谷川穂積(32)=真正=が22日、神戸市立中央体育館でアルツロ・サントス(メキシコ)と55・8キロの契約体重でのノンタイトル10回戦を3―0の判定で制し、4月のノンタイトル戦以来の実戦を飾った。
フェザー級で行った前回より軽い体重での試合。長谷川はクリーンヒットされる場面もあったが、遠めの位置から手数を出して優位に立った。「まだちょっと硬いが、勝てたから結果オーライ」とほっとした表情で話し、次戦の相手については「チャンピオンだったら誰でもいい。とりあえず(世界王者という)定職に就きたい」と王座返り咲きに意欲を示した。《共同通信》
【南極・昭和基地】9年ぶりに降雨を観測
南極・昭和基地で22日(日本時間同日午後~23日未明)、降雨が観測された。気象庁の記録によると、昭和基地での雨は2004年1月1日以来約9年ぶり。22日の昭和基地は午前9時半ごろに降り始めたみぞれが同11時すぎに雨となり、夜まで断続的に降り続けた。最高気温は4.6度、最低気温は0.9度で、0度を下回らない珍しい一日となった。《日経新聞》
【中国】高速鉄道輸出に自信
【北京共同】中国政府は22日、近く全線開通する北京―広東省広州間の高速鉄道(全長2298キロ)の試乗会を開き、内外のメディアに「世界最長の高速鉄道」をアピールした。鉄道省幹部は列車内で取材に応じ「中国の高速鉄道の設備はいくつかの国への輸出に適している」と述べ、高速鉄道輸出に自信を示した。
昨年7月に40人が死亡した高速鉄道事故を受け、中国は高速列車を減速して運行しているが、別の鉄道省当局者は「条件が整えば速度の引き上げは可能だ」と強調。事故から1年半近くがたち、高速鉄道の加速を検討していることを示唆した。《共同通信》
【韓国】軍事境界線付近で電飾点灯
聯合ニュースによると、韓国のキリスト教団体などは22日、南北軍事境界線に近い京畿道金浦市の愛妓峰にある塔で、クリスマス用電飾の点灯式を行った。韓国国防省が北朝鮮に対する「心理戦」の一環として許可した。
北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、韓国の市民団体が21日にソウルで電飾に反対する記者会見を開き「点灯すれば北朝鮮との軍事衝突が起きる危険な状況になる」と訴えたと報じ、間接的に電飾を非難した。
塔は高さ30メートルで境界線からわずか約600メートルの場所にあり、北朝鮮住民が肉眼で確認できるという。《共同通信》
【富山市会社役員夫婦放火殺人事件】現職警察官逮捕(後日不起訴)
2010年4月に富山市大泉のビルで住人の会社役員Bさん=当時(79)=夫妻が殺害され、住居が放火された事件で、富山県警は22日、殺人と現住建造物等放火、死体損壊の疑いで、夫妻の知り合いで同県警警部補のA容疑者(54)=富山市=を逮捕した。
A容疑者は、留置管理係長として高岡署に勤務していた9月、留置場を訪れた男性に、男性の知人の暴力団組員が近く逮捕されるとの捜査情報を漏らすなどしたとして地方公務員法違反容疑で2回にわたり逮捕され、うち1件について起訴された。現在休職中。《共同通信》
【法務省】在留要件を明確化
在日外国人の在留資格変更や期間の更新に関する法務省のガイドラインについて、7月に浜松市であった中川正春内閣府特命担当相(当時)と在日ブラジル人の若者らとの対話集会がきっかけとなり、在留資格要件を明確化する記載が追加されたことが22日、関係者への取材で分かった。在日外国人からは「誤った解釈がなくなる」と歓迎の声が上がっている。
法務省によると、成人するなどして定住者の要件が消滅しても「直ちに在留期間の更新が不許可となるものでない」とガイドラインに明記された。《共同通信》
【民主党・海江田万里氏】党代表選への出馬を表明
民主党は22日、都内のホテルで両院議員総会を開き、衆院選惨敗の責任を取って辞任する野田佳彦代表(首相)の後任を選ぶ代表選を25日に実施することを決めた。これを受けて海江田万里元経済産業相が22日、立候補を表明し、党執行部と距離を置く勢力を中心に支持を広げている。《日経新聞》
【自民党・石破茂幹事長】消費税に軽減税率の導入検討を
自民党の石破茂幹事長は22日夜のNHK番組で、消費税増税に伴う低所得者対策に関し、食料品などの税率を抑える「軽減税率」導入を検討すべきだとの考えを示した。「生活必需品は(税率を)下げないといけない。結論を出すべきだ」と述べた。
軽減税率導入を求める公明党の山口那津男代表は、同じ番組で「税率8%段階から制度設計に組み込むべきだ。一時的な簡素な給付措置ではなく本格的な低所得者対策が必要だ」と強調した。
低所得者対策をめぐっては自民、公明両党に民主党も加えた3党協議の枠組みを維持する方向で2014年4月の税率引き上げに向けて協議が本格化する見通し。《共同通信》
【伊・ナポリターノ大統領】上下両院を解散
イタリアのナポリターノ大統領は22日、モンティ首相が事実上辞任したことを受け、上下両院を解散した。政府は同日の閣議で、来年2月24~25日に総選挙を実施する日程を決めた。
世論調査では、モンティ氏の財政再建路線継承を掲げる中道左派の民主党が勝利の勢い。モンティ氏が自身の出馬も含め何らかの形で選挙にかかわっていくかどうか注目される。23日の記者会見で、今後の身の振り方を明らかにする可能性がある。
大統領は22日、各党代表者や上下院議長らと会談後、上下両院を解散する大統領令に署名した。会見では「建設的な選挙運動が行われることを願う」と述べた。《共同通信》