平成8726日目

2012/11/28

【この日の野田総理】

「脱原発の実現を目指す」

野田佳彦代表(総理)は28日、福岡市を訪れ、藤田一枝・福岡3区総支部長とともに地下鉄姪浜駅南口で街頭演説を行い、「日本の大きな転換点・分岐点になると思う。皆さんの選択によって大きく方向が変わる」「脱原発、原発ゼロを目指す政治を前に進めるのか、続原発の政策をとり続けるのか、これが問われる戦い」だと強調し、「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」としたグリーンエネルギー政策を打ち出し、マニフェストにも明記した民主党への支持を訴えた。《民主党ニュース》

「自民は続原発」

野田佳彦首相(民主党代表)と自民党の安倍晋三総裁は28日午前、佐賀市とさいたま市でそれぞれ街頭演説した。首相は自民党政策を念頭に「今まで同様、惰性で原発に依存する『続原発』の国をつくるのか」と批判。安倍氏は民主党政権を倒し「政治の停滞と混乱に終止符を打つ」と宣言した。12月4日の公示まで1週間を切り、訴えに熱を込めた。

首相は衆院解散後、大阪、愛知など大都市圏を回った後、初めての九州入り。原発政策について、2030年代に原発ゼロを目指す方針を重ねて示した。《共同通信》




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【 JR京葉線】車両故障で運転見合わせ

28日午前7時55分ごろ、千葉県船橋市のJR京葉線二俣新町―南船橋間で、府中本町発海浜幕張行きの下り普通電車(8両編成)が車両故障のため停車した。JR東日本によると、乗客約1500人が係員の誘導で、約1キロ離れた二俣新町駅まで高架の線路上を歩いた。走行中の車両の電気系統に不具合が生じたとみられる。同線は東京―蘇我間で運転を見合わせた。《共同通信》

【日本維新の会】公認は約160人

日本維新の会は28日、衆院選の第7次公認候補として4県の4人を発表した。静岡7区、山口1区、佐賀2区の3人の公認取り消しも明らかにし、第1次から合わせた公認候補は計150人となった。小選挙区の候補はこれでほぼ出そろい、日本維新の公認候補は比例代表単独も合わせ160人程度となる見通しだ。

記者会見した東徹総務会長は比例代表単独候補について「各ブロックに1人ずつ立てたいが、全ブロックは厳しい。10人もいかないと思う」と述べた。

29日にも、東京や千葉で2人を追加公認する可能性があるという。《共同通信》

【みんなの党】衆院選公約発表

みんなの党は28日、衆院選公約「2012アジェンダ(政策課題)」を発表した。経済政策として「名目4%以上の成長」と「10年間で所得5割アップ」の実現を明記。環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の推進、規制緩和による新産業育成などの成長戦略で経済復活を達成するとした。

消費税については増税を凍結し、道州制導入後に地方財源にするとした。20年の電力自由化で原発を淘汰する「20年代原発ゼロ」の実現も盛り込んだ。

連携を模索してきた日本維新の会は29日発表の公約で、原発ゼロに年限を設けず、消費税では税率「11%」を盛り込む見通しで、両党の政策面での溝も明確化した。《共同通信》

【日本未来の党】旗揚げ

衆院選(12月4日公示―16日投開票)で、「第3極」のうち脱原発を掲げる勢力が結集する「日本(にっぽん)未来の党」は28日、政党の設立を総務相に届け出た。代表に就任した滋賀県の嘉田由紀子知事は12月2日に記者会見し、同党の公認候補や役員人事を発表する。100人規模の公認候補擁立を目指す。嘉田氏は近く、未来の党に合流する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表と党運営について協議する。

未来の党は28日、前衆院議員3人、参院議員5人の計8人で届け出た。現時点ではこの8人を含め、「生活」「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」「みどりの風」の前衆院議員や参院議員ら、計73人が合流する運びだ。

嘉田氏は28日、自民党などが「実態は小沢新党だ」と批判していることについて、大津市で記者団に「そうならないように、女性や若者などの声を反映できるような仕組みを党の中に埋め込んでいきたい」と語った。飯田哲也代表代行は東京都内で記者団に、小沢氏が代表に就かないのが結党の条件と聞いているとし、「小沢氏は無役だと理解している」と語った。《読売新聞》

民主党の菅直人前首相は28日、自身のブログで、滋賀県の嘉田由紀子知事が結成した「日本未来の党」について「嘉田さんは本物の環境派だが、党の実権を小沢(一郎元民主党代表)さんが握る構造は必ず破綻する」と指摘した。同党内が二重権力構造となり党運営に支障を来すとの認識があるとみられる。

同時に日本未来が脱原発を掲げ衆院選争点とする姿勢について歓迎の意向を表明。「民主党がこれまで進めてきた『原発ゼロ』への政策努力をもっと伝えなくてはならない」と強調した。《共同通信》



11月28日 その日のできごと(何の日)