平成8719日目
2012/11/21
【自民党・安倍晋三総裁】衆院選政権公約を発表
自民党は21日、衆院選の政権公約を発表した。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加について「聖域なき関税撤廃を前提にする限り反対」と明記。安倍晋三総裁は記者会見で「交渉力が問われている。前提条件を突破でき、国益が守られれば交渉していくのは当然だ」と述べ、政権に復帰すれば条件次第で認める考えを示した。
安倍総裁は「私たちの政権公約を貫くのは『できることしか書かない』ということだ」と表明。円高・デフレからの脱却や、成長戦略を重視する考えを示し「政権を失う以前の自民党とは次元の違う金融緩和政策を実行していく」と強調した。公約は金融政策に関して「日銀法の改正も視野に、政府・日銀の連携強化の仕組みをつくり、大胆な金融緩和を行う」と明記し、2%の消費者物価上昇率の達成を目指すとした。会見に同席した甘利明政調会長は日銀法改正について「物価目標を(達成)できなければ日銀総裁の首をとれ、などと考えていない。日銀の独立性をきちんと確保していく。日銀に責任を持てということだ」と解説した。
安倍氏は会見で、金融緩和をめぐる自らの最近の発言の真意に関して「日銀が建設国債を『買いオペ』で市場から買っていく。じかに買うと言っていない」と説明した。《日経新聞》
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【プロ野球MVP】(セ)阿部慎之助捕手、(パ)吉川光夫投手
プロ野球のセ、パ両リーグは21日、今季最も活躍した最優秀選手(MVP)を発表し、セは巨人の阿部慎之助捕手(33)、パは日本ハムの吉川光夫投手(24)がともに初選出された。阿部はセの有効投票総数261票のうち259の1位票を得る圧倒的な支持でプロ12年目、吉川は6年目での受賞となった。
阿部は打率3割4分、104打点で2冠を獲得。主将としてもチームをまとめ、巨人の3年ぶりのリーグ制覇、日本一の立役者となった。吉川は防御率1・71で最優秀防御率のタイトルを手にし、14勝をマーク。チームの3年ぶりとなるリーグ優勝に大きく貢献した。《共同通信》
【東海大・菅野智之投手】巨人入団が決定
巨人がドラフト1位で指名した東海大の菅野智之投手(23)=185センチ、88キロ、右投げ右打ち=の入団が21日、決まった。契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1500万円で合意した。背番号は19。
東京都内のホテルで入団交渉を終えた菅野は「あらためてジャイアンツにとって必要とされる選手にならないといけないと思った」と口元を引き締めた。
原辰徳監督のおいの菅野は、昨年のドラフト会議では日本ハムから1位指名されたが入団を拒否。1年間の浪人の末に、ようやく巨人入りが決まった。(金額は推定)《共同通信》
【この日の野田総理】
子ども若者育成・子育て支援功労者表彰式
平成24年11月21日、野田総理は総理大臣官邸で、子ども若者育成・子育て支援功労者表彰式に出席しました。
子ども若者育成・子育て支援功労者表彰は、子ども・若者の健やかな成長に資することを目的として、子ども・若者を育成支援する活動及び子育てと子育てを担う家族を支援する活動において顕著な功績があった企業、団体又は個人を表彰するものです。《首相官邸》
在日韓国人からの献金など427万円返金
野田佳彦首相の資金管理団体「未来クラブ」と関連政治団体「野田よしひこ後援会」が、問題企業や在日韓国人から過去に受け取った献金など計427万1千円を返金していたことが21日、千葉県選挙管理委員会が公開した2011年分の政治資金収支報告書で分かった。
報告書によると、未来クラブの返金額は347万1千円で、医療過誤や捜査資料の漏えいが発覚した品川美容外科グループの創業者男性に300万円、在日韓国人の男性2人に計47万1千円。
野田よしひこ後援会は、パーティー券を購入していた2社に計80万円を返金した。《共同通信》
【日本維新の会】東国原氏に出馬要請
日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は21日、前宮崎県知事の東国原英夫氏に衆院選への出馬を要請したことを明らかにした。府庁で記者団に「東国原さんはわれわれの思いを十分受け止めてくれている。近いうちに返事をもらえると思う」と説明。東京や九州の比例ブロックでの擁立を念頭に、最終調整する。
松井氏は「国を変えたいという思いは十分共有している。要請はしたが、まだ決定したわけではない」と強調。21日午後発表予定の3次公認には含まれていないという。《共同通信》
【鳩山由紀夫氏】「民主党が公認してくれないから」政界引退を表明
民主党の鳩山由紀夫元首相(衆院北海道9区)は21日夜、北海道苫小牧市で記者会見し、12月16日投開票の衆院選には出馬せず、政界を引退する意向を表明した。鳩山氏は、消費増税や環太平洋連携協定(TPP)推進など、野田佳彦首相が掲げる主要政策には従えないと判断、引退を決めたことを明らかにした。
会見に先立ち、鳩山氏は党本部で首相と会談し、「さまざまなことを考え抜いた揚げ句、立候補しない決断をした。政界を引退し、第三の人生を歩みたい」と表明。首相は「民主党結党以来、党勢拡大に努め、政権交代の先頭に立つなど多大なる貢献に心から感謝する。元総理、元代表の決断を重く受け止める」と応じた。衆院選に当たり民主党執行部は、党方針に従うと誓約する公認申請書への署名を求めている。これについて、鳩山氏は会見で「公認をもらい戦うことができないと判断し、政界引退を決断した」と説明した。《時事通信》
【東京都知事選】猪瀬直樹氏が出馬表明
東京都副知事で作家の猪瀬直樹氏(66)が21日、都庁で記者会見し「都民の安全と安心を守り、日本を東京から支えていくために(都知事の)重責を担っていく決心をした」と述べ、都知事選(29日告示、12月16日投開票)に無所属で立候補することを正式表明した。
辞職した石原慎太郎前知事から後継指名を受けた猪瀬氏は自民、公明が支援や支持を決めているほか日本維新の会、みんなの党も支援する方針で、選挙戦は同氏を軸に展開する見通し。
猪瀬氏は公約として、東京メトロと都営地下鉄の経営一元化や、電力の改革に引き続き取り組むとした。《共同通信》