平成8599日目
2012/07/24
【この日の野田総理】
参院予算委員会
野田佳彦首相は24日の参院予算委員会で、赤字国債発行に不可欠な公債発行特例法案が今国会中に成立しなければ国民生活や経済活動に影響するとして自民、公明両党など野党側に成立への協力を求めた。「大変厳しく予算執行を抑制しなければならなくなる」と指摘した。公債法案の否決をちらつかせて衆院解散・総選挙を狙う両党をけん制する狙いもありそうだ。
首相は、秋以降に財源が枯渇した場合は政府短期証券の発行によって当面の資金は確保できるとしながらも「年度内に返さなければいけないので事情は一緒だ」として、影響は避けられないと強調した。《共同通信》
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【トヨタ自動車】累計生産2億台突破
トヨタ自動車は24日、2012年6月に累計の世界生産台数が2億台を達成したと発表した。1935年にトヨタの前身である豊田自動織機製作所(現豊田自動織機)の自動車部で1号車のトラックを生産して以来、76年11カ月で到達。最も生産台数の多い車種はカローラで、3908万台。《共同通信》
【プロ野球・楽天】三木谷氏がオーナー復帰へ
プロ野球楽天は24日、三木谷浩史球団会長(47)が8月1日付でオーナーに復帰すると発表した。三木谷会長は球団が創設された2004年12月から07年末までオーナーを務めていた。島田亨オーナー兼球団社長は楽天本社の事業のためにシンガポールに赴任する。
また、メリルリンチ日本証券の常務執行役員を務める立花陽三氏(41)が8月1日付で新たに球団社長に就任することが決まったことも発表された。《スポニチ》
【日本列島】5日ぶりの猛暑日
日本列島は24日、東・西日本の広範囲で晴れて気温が上がり、愛知県豊田市で最高気温35・8度など、35度以上の「猛暑日」となった地点があった。全国で猛暑日となる地点が出たのは、19日以来5日ぶり。
気温が高かった主な地点は、岐阜県揖斐川町と鳥取市35・3度、岐阜県美濃市と鳥取県米子市35・0度など。九州北部豪雨に見舞われた福岡県朝倉市は35・1度、大分県日田市も34・7度を記録した。
気象庁によると、最高気温は向こう1週間も平年並みか平年より高い所が多くなる見込み。同庁は引き続き、熱中症に警戒するよう呼び掛けた。《共同通信》
【平野博文文科相】8月上旬にもいじめで支援チーム
平野博文文部科学相は24日の記者会見で、いじめ問題で教育委員会や学校を支援するチームを大臣直轄の常設組織として、8月上旬にも文科省内に設置する方針を明らかにした。
大津市の中2自殺を受けた対応。チームは、子どもが自殺したケースだけでなく、自殺につながりかねない深刻ないじめの情報も収集、教委や学校と連携して問題解決を図る。
平野氏は「(いじめ問題の)隠蔽を防ぐ指導も含め、文科省が前面に出ていくべきだ」と強調。公立小中学校で8月中に実施するとしていた、いじめの実態調査について、国公私立の小中高校に対象を拡大する考えも示した。《共同通信》
【玄葉光一郎外相】TPP参加、コメ例外化が大前提
玄葉光一郎外相は24日午後の参院予算委員会で、環太平洋連携協定(TPP)参加にはコメなどの主要な農産物が関税撤廃の例外として認められる必要があるとの考えを示した。「農業がどうなるかが心配されており、例外がどこまで認められるかによる。そういう対応をしっかりすることが大前提だ」と明言。
野田佳彦首相は交渉参加の判断時期について「いつまでにと、しゃにむに決めていく姿勢ではない。国益の視点に立って最終的な結論を得る」と強調。玄葉氏は例外品目が認められるか否かは「交渉プロセスで決まる」と述べ、交渉参加に先立つ事前協議段階で見通しを立てるのは難しいと説明した。《共同通信》
【自民党・森喜朗元首相】谷垣総裁の再選支持
自民党の森喜朗元首相は24日、9月の総裁選で谷垣禎一総裁の再選を支持する考えを示した。「今のところ、どう見ても谷垣さんしかいない」と述べた。
また社会保障と税の一体改革関連法案の成立後に民主、自民、公明3党による党首会談を開き、衆院解散の時期を確定させるべきだとの考えを示した。
次期衆院選への対応をめぐっては「(国会議員を)辞めることを翻意することはない」と、立候補しない考えを正式に表明した。
国会内で記者団の質問に答えた。《共同通信》
【民主党】舟山氏ら3氏の離党承認
民主党は24日の持ち回り常任幹事会で、原発再稼働などに反対して離党届を提出した舟山康江(山形選挙区)、行田邦子(埼玉選挙区)、谷岡郁子(愛知選挙区)各参院議員の離党を承認した。
参院では正副議長を除き、第1会派の民主党会派は91人から88人に減り、第2会派の自民党会派86人との差はわずか2人となる。
また消費税増税法案の採決で反対し党員資格停止2カ月の処分を受けた後に離党届を出した中津川博郷衆院議員(比例東京)の除籍(除名)を党倫理委員会に諮問することも決めた。答申を受け最終決定する。《共同通信》
【連合・古賀伸明会長】野田首相再選を支持
連合の古賀伸明会長は24日夜のBSフジ番組で、9月の民主党代表選で野田佳彦首相の再選を支持する考えを明言した。「野田首相就任時から『党にとってラストチャンス』と言ってきた。5年で6人の首相が誕生した日本政治はよくない。続けるべきだ」と述べた。
民主党最大の支持組織である連合トップの支持表明は、再選を目指す首相の後押しとなりそうだ。
古賀氏は代表選について「党運営や政策論議を大激論すべきだ」と述べ、無投票は避けるべきだとの認識も示した。《共同通信》