平成8589日目

2012/07/14

【九州北部豪雨】24万人に避難指示

梅雨前線の影響で、九州北部は14日未明から引き続き大雨に見舞われ、川の氾濫や堤防の決壊のため各地で避難指示が相次いだ。対象は福岡、佐賀、熊本、大分の各県で計約8万5千世帯約24万人に上った。福岡県八女市では土砂崩れに巻き込まれた女性が行方不明になった。

気象庁は、多い所で1時間に80ミリ程度の猛烈な雨の恐れがあるとして、土砂災害などに最大級の警戒を呼び掛けている。九州北部の大雨による死者は計20人、不明者は計8人となった。

福岡県柳川市と八女市、みやま市は川が氾濫したとして、市全域に避難指示。柳川市では小学校に避難した市民約30人が孤立している。《共同通信》




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【大津市】生徒自殺で校長が会見「けんかと判断」

大津市の中2男子自殺で、男子生徒が通っていた学校の校長は14日、記者会見し、男子生徒が自殺する前から学校がいじめの事実を把握していたかどうかについて「いじめの認識はなかった」「けんかと判断した」などと否定した。校長の会見は滋賀県警による11日の家宅捜索後で初めて。

一方、男子生徒の自殺後に実施した全校生徒アンケートにいじめをうかがわせる回答がありながら対応が遅れたことに、校長は「聞き取りが不十分で、大きな見落としであると感じている。子どもを見る目や対応の仕方がまずかった」と責任を認めた。《共同通信》

【この日の野田総理】

岩手県訪問

野田佳彦首相は14日、岩手県を訪れ、東日本大震災で津波被害に見舞われた釜石市の漁港や魚市場を視察した。漁業関係者から復興対策の強化を求められ「もちろんやる。課題はまだまだある」と強調した。被災地入りは今月3日の宮城県、7日の福島県に続くもので、復興状況を確認するのが狙いだ。

首相は魚市場で釜石市の野田武則市長から復興計画などについて説明を受けた。地元産のホタテもほおばり「うまい、というか甘い。おいしい」と笑顔を見せた。《共同通信》

7月14日のできごと(何の日)【野田佳彦首相】被災者へ住宅支援強化
https://www.kantei.go.jp/

野田佳彦首相は14日、東日本大震災の被災者が住宅再建する際、消費税増税が妨げとならないよう負担軽減措置を検討すると表明した。被災地の中小事業者が抱える二重ローン問題の対応強化策として「東日本大震災事業者再生支援機構」による支援手続き期間を現在の半年から半減するよう関係省庁に指示したことも明らかにした。訪問先の岩手県大槌町で記者団の質問に答えた。

13年度予算の概算要求策定作業が来月本格化するのに合わせ、政権の最重要課題の一つである震災復興への取り組みをアピールする狙い。首相は住宅購入負担の軽減は自民、公明両党議員も要望しており「各党とも了解していると思う」とも強調。《共同通信》



7月14日 その日のできごと(何の日)