平成8587日目

2012/07/12

【この日の野田総理】

衆院予算委員会

野田佳彦首相は12日の衆院予算委員会で、次期衆院選の民主党マニフェスト(政権公約)に消費税増税を明記するとした上で、「賛同できないならば候補者公認の基準から外れる」と表明した。増税法案の衆院採決で反対しながらも民主党内にとどまっている鳩山由紀夫元代表らが主張を変えない場合は、公認しない方針を示した発言だ。

首相は「苦渋の決断で賛成した人が一生懸命に国民への説明をしている時に、そうでない人が隣の選挙区で違う形で活動することがないよう、コンセンサスづくりをしっかりとやる」と述べ、鳩山氏らの説得に努める考えも強調した。《共同通信》


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野田佳彦首相は12日午後の衆院予算委員会で、消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革や、大飯原発(福井県)の再稼働について「世論調査の傾向として賛成、反対の差は縮まっている」と述べ、いずれも国民の理解は広がっているとの認識を示した。

一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意で公共投資による景気対策が盛り込まれたことに関しては「成長戦略や減災・防災(対策)で経済を良くしていく。公共事業だが、ばらまきではない」と説明。消費税増税に伴う増収分は「あくまで社会保障に使う」と強調した。《共同通信》

民主党両院議員総会

野田佳彦首相は12日の民主党両院議員総会で、消費税増税に賛同できなければ次期衆院選の公認基準から外れるとした衆院予算委員会答弁について「誤解を生むような状況になったかもしれない」と軌道修正した。首相は予算委で増税を次期衆院選マニフェスト(政権公約)に明記する方針を明言したが、前原誠司政調会長はこれに否定的な見解を示し、政権内の混乱拡大を見せつけた。《共同通信》

民主党は12日夕、消費税増税法案をめぐる党分裂を受け、両院議員総会を憲政記念館で開いた。野田佳彦首相(党代表)は党の混乱を陳謝した上で立て直しへの決意を表明した。しかし増税法案の衆院採決で造反した議員は9月の代表選に首相が出馬しないよう迫り、退陣を要求した。党内対立が続くのは必至だ。

首相は冒頭「深刻な事態となり党員、党友、国民に大変な心配をかけ深くおわびする。責任の重さを強く感じている」と強調。「厳しい状況だが、ピンチを奇貨として国民のためにきちんと成果を出し、党が力を合わせ頑張りたい」と述べた。《共同通信》




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【サッカー・香川真司選手】マンチェスター・ユナイテッド入団会見

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サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドに加入した日本代表MF香川真司(23)が12日、英マンチェスターの本拠地オールドトラフォードで入団記者会見を行い「世界的な注目を感じる。ビッグクラブのプレッシャーを喜びに変え、自分のパフォーマンスを見せたい」と日本語で抱負を述べた。

ファーガソン監督らも同席した会見には、報道陣約100人が集まった。11、12日の練習に参加した香川について、同監督は「言葉やわれわれのサッカーになじめば、開幕戦の出場も問題ない」と期待した。背番号は「26」で契約は4年。《共同通信》

【大津市・沢村憲次教育長】中2男子自殺「いじめも要因の一つ」

大津市の中2男子自殺問題で、沢村憲次教育長は12日記者会見し、自殺といじめの因果関係について「自殺にはいろいろな要因が考えられる。いじめだけが原因という判断ができない。いじめも一つの要因に入ると思う」と述べた。

市教育委員会は「いじめと自殺との因果関係は不明」として、遺族と係争中。市教委が因果関係を認めたのは初めてだが、沢村教育長は今回の見解について「これまでの主張とは変わらない」としている。

また、生徒が通っていた学校のアンケートが2回実施されていたことを市教委が滋賀県警に伝えていなかったことも捜査関係者への取材で判明した。《共同通信》

【沖縄県・仲井真弘多知事】オスプレイ配備中止を防衛相に要請

沖縄県の仲井真弘多知事は12日午前、防衛省で森本敏防衛相と会談し、米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場(同県宜野湾市)配備計画に関し「中止、見直しをお願いしたい」と要請した。

同時に、モロッコと米国でオスプレイの墜落事故が相次いだとして「原因究明、安全の保証、県民の不安払拭をしっかりやってもらいたい」と指摘。普天間飛行場の移設問題に関しては「一日も早い移設、返還を実現してほしい」と強調した。

仲井真氏は1日にも県庁で森本氏に配備反対の意向を伝えた。今回は宜野湾市の佐喜真淳市長や、普天間の移設先とされる名護市の稲嶺進市長らも同行した。《共同通信》

【森本敏防衛相】オスプレイ搬入「計画通り」

森本敏防衛相は12日午後の衆院予算委員会で、米政府が垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを米軍岩国基地(山口県岩国市)に今月24日ごろ搬入する方針に関し「米国に注文を付ける考えはない」と述べ、現状では計画通り受け入れる考えを示した。公明党の赤松正雄氏への答弁。

これに関連し、沖縄県の仲井真弘多知事は藤村修官房長官と官邸で会談し、オスプレイの米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)配備中止を重ねて要請した。藤村氏はモロッコと米国で相次いだ墜落事故を踏まえ「日本としても事故原因や安全性を調べる」と述べ、安全確保に全力を挙げる考えを示した。《共同通信》

【玄葉光一郎外相】日米韓外相会談

カンボジアを訪問中の玄葉光一郎外相は12日午後(日本時間同日夕)、クリントン米国務長官、韓国の金星煥外交通商相と首都プノンペンで会談し、北朝鮮問題を念頭に「東アジア情勢で日米韓3カ国の緊密な連携がますます重要だ」と表明した。

3カ国外相会談は4月に北朝鮮の金正恩第1書記体制が発足した後は初めて。

会談で北朝鮮問題をめぐり、クリントン氏は長距離弾道ミサイル発射などの挑発行為に対する結束を通じ「3カ国の重要性が確認された」と強調。金氏は「非核化に向け具体的な行動を取れば、違う道が開けてくる」と歩み寄りを促した。《共同通信》



7月12日 その日のできごと(何の日)