平成8584日目
2012/07/09
【この日の野田総理】
衆院予算委員会
野田首相は9日午後の衆院予算委員会で、社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意に関し「衆院での熱心な議論で煮詰まった論点を踏まえ協議した。密室で決めたのではない」と述べ、3党以外の野党からの「密室談合」との批判に反論した。
岡田副総理は「3党合意は日本戦後史で特筆すべき出来事だ。国の財政、社会保障の現状を見て、違いを乗り越えて政治家の責任として合意できた」と評価した。
安住財務相は、増税時に大震災被災者の住宅再建への負担軽減措置を導入することについて「被災者の住宅再建に特段の配慮をしないとならない」とあらためて強調した。《共同通信》
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【大津市】自殺生徒の中学校に脅迫文
9日午後9時50分ごろ、大津市で飛び降り自殺した2年の男子生徒=当時(13)=が通っていた中学校の職員が大津署を訪れ「脅迫文が届いた」と届けた。大津署によると、脅迫文には「いじめに関わった生徒と教師はカメラの前で謝罪しろ。さもないと中学校と教育委員会と警察を爆破する」などと書かれていた。署によると、この中学校は10日の休校を決めたという。はがきの消印は7月5日付で「上尾」になっていた。
9日午後3時20分ごろには滋賀県庁に「大津市役所とくだんの中学校に、ガス装置と発火装置を仕掛けた」などと書かれたはがきが届いた。《共同通信》
【関西電力・大飯原発3号機】フル稼働
関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)は9日午前1時、フル稼働に達し、出力一定の安定運転に移行した。3号機では8日午後、発電用タービンを回す蒸気の冷却に使う海水の取水口付近でクラゲが大量発生した。
関電は取水量減少による出力低下を懸念し、フル稼働を遅らせることも一時検討したが、クラゲの除去を進めた結果、支障がないと判断。予定通りフル稼働へ出力増強を進めた。《時事通信》
【千葉地裁】逃走33年、78歳男に懲役2年6月
昭和53年8月、群馬県伊香保町(現渋川市)で対向車と衝突し、5人に重軽傷を負わせたとして業務上過失傷害などの罪に問われた住所不定、無職、A被告(78)に千葉地裁(丹羽敏彦裁判長)は9日、懲役2年6月(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
千葉地検が54年3月に在宅起訴したが、A被告は一度も出廷せずに逃走を続け今年3月、在宅起訴から33年ぶりに身柄拘束された。
【岩手県・達増拓也知事】民主離党を表明
民主党籍を持つ岩手県の達増拓也知事は9日の記者会見で「今週中にも民主党の離党手続きを取りたい」と述べ、近く離党して、小沢一郎元民主党代表が結成する新党に参加する考えを表明した。
達増知事は「きちんと民意とともに日本の新しい政治を切り開いていく政党は(小沢氏の)新党。それに合わせた手続きをするだけ」と強調した。また「知事以外の関わり方は、今は頭にない」として知事を辞任する考えはないことを明らかにした。《共同通信》
【山田五十鈴さん】死去
華やかな芸風と確かな演技力で日本を代表する大女優として70年以上にわたり第一線で活躍した文化勲章受章者の山田五十鈴さんが9日午後7時55分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。95歳だった。
新派俳優、山田九州男を父に大阪に生まれた。1930年に映画女優としてデビュー、溝口健二監督の「浪華悲歌(エレジー)」「祇園の姉妹」でたくましく開放的な現代女性を演じ脚光を浴びた。
その後、長谷川一夫と「鶴八鶴次郎」「婦系図」などで共演、黒沢明監督の「蜘蛛巣城」「どん底」ではすごみのある悪女を演じ、圧倒的な存在感で日本の映画界を代表する大女優となった。《日経新聞》