平成8446日目
2012/02/22
【この日の野田総理】
衆院予算委員会
野田佳彦首相は22日午前の衆院予算委員会で、消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革について「先送りしたくない。与野党が胸襟を開いて議論し、前倒しで成案を得る努力をしたい」と述べ、早期に決着を図る考えを強調した。同時に「法案提出まで時間がある。取り入れられる意見は入れていく」と野党案にも柔軟に対応する姿勢を示した。
東日本大震災で財政状況が一段と厳しくなったことに触れ「私の政権で特に待ったなしの状況になった。もはや時間との勝負だ。これ以上は指をくわえて見ているわけにいかない」と増税に国民の理解を求めた。《共同通信》
参院国対幹部と会談
野田佳彦首相は22日夜、東京都内の焼き鳥店で、民主党の羽田雄一郎参院国対委員長ら参院国対幹部と会談した。羽田氏が消費増税に反対する小沢一郎元代表、鳩山由紀夫元首相に輿石東幹事長を加えた4者会談を提案したところ、首相は対応を明言しなかったが、「党内がひとつになって発信することが協力で、国民に理解を得る近道だ」と語ったという。《毎日新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大阪市交通局・梅田駅】ボヤ騒ぎ
22日午前9時過ぎ、大阪市北区の市営地下鉄御堂筋線梅田駅から「地下の倉庫から煙が出ている」と119番通報があった。25分後に火をほぼ消したが、倉庫約20平方メートルが全焼し、煙を吸った車掌ら2人が軽症。梅田駅では乗客ら約3千人を避難させ、周辺の店の開店が遅れるなど混乱した。《朝日新聞》
【自民党・野田聖子元郵政相】出産後初質問
「強烈な人口減少を迎える。少子化が最大の問題だ」。自民党の野田聖子元郵政相は22日の衆院予算委員会で、昨年1月の男児出産後初めて国会質問に立ち、得意の少子化対策で野田佳彦首相に論戦を挑んだ。
元郵政相は、人口減少による国力衰退への懸念を強調。子ども手当について「中身はともかく少子化対策では画期的な政策だった」と評価する一方、民主党政権の少子化対策担当相が既に8人目になったと厳しく批判し、対策強化を迫った。
これには首相も「乾坤一擲のショートリリーフを続けてきたということだ」と苦しい答弁を強いられた。《共同通信》
【名古屋市・河村たかし市長】南京事件「何十万という虐殺はなかった」
名古屋市の河村たかし市長は22日、東京都内の講演で、旧日本軍による「南京大虐殺」を否定した発言について「私は国会議員時代から、何十万という虐殺はなかったと発言してきた。裏でこそこそ言うより、堂々と言うべきじゃないかと申し上げたい」と述べた。
河村市長の発言をめぐっては中国メディアが大きく報道し、姉妹都市提携をしている南京市が交流停止を発表するなど、中国側が反発の姿勢を強めている。
河村市長は発言の根拠を問われ「目撃者がいないことが、かなり決定的だと思っている」とした。《共同通信》
【沖縄県・仲井真弘多知事】辺野古回帰で首相に説明要求へ
沖縄県の仲井真弘多知事は22日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題で、県外移設を模索した民主党政権が名護市辺野古への県内移設計画に回帰した理由について、26、27両日に沖縄を訪問する予定の野田佳彦首相から説明を求めたいとの考えを表明した。
県議会の代表質問に対する答弁。「民主党が示した県外移設の方針が、自公政権(と同じ辺野古)に回帰したことについて、納得がいく説明を首相に求めるべきだとの質問だが、私も説明を求めたいと思う」と述べた。
知事は、普天間の移設先について「ずっと県外だと言い続けてきた」と強調した。《共同通信》