平成8431日目

2012/02/07

【この日の野田総理】

北方領土返還要求全国大会

「北方領土の日」の7日昼、領土問題の早期解決を目指す「北方領土返還要求全国大会」が都内で開かれ、野田佳彦首相は領土返還に向け「北方四島の帰属の問題を最終的に解決し、平和条約を締結する基本方針に従い、強い意志を持ってロシアとの交渉を粘り強く進めていく」と決意を表明した。

2月7日のできごと(何の日)【野田佳彦首相】北方領土返還要求全国大会に出席
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首相はまた、来賓の大島理森自民党副総裁らに「全ての政党の皆さんと連立を組むような気持ちで、超党派で問題解決に全力で取り組みたい」と呼びかけた。

大会には、四島の元島民や関係団体のほか、玄葉光一郎外相や川端達夫沖縄北方担当相も出席した。

北方領土の日は、1855年2月7日に締結された日露和親条約で択捉島以南の北方四島が日本の領土と確認されたことに由来し、昭和56年に閣議了解された。領土返還運動の推進のため毎年この日に全国大会が開かれている。《産経新聞》



【倉敷海底トンネル事故】

7日午後0時35分頃、岡山県倉敷市の石油元売り最大手「JX日鉱日石エネルギー」水島製油所で、海底にトンネルを掘削中、坑内が浸水した。県警や同社などによると、現場では工事を下請けする弘新建設(愛知県知多市)と弘栄建技(東京都台東区)の6人が作業中で、うち1人が脱出したが、5人の行方がわからなくなっている。県警の水難救助隊が、水没した坑内を捜索したが濁った水やがれきで視界が悪く、この日は1時間余りで打ち切った。《読売新聞》

【沖縄県名護市・稲嶺進市長】米で辺野古移設断念訴え

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とされる同県名護市の稲嶺進市長は7日、米ワシントンのシンクタンクで講演し「県民の意思を無視して移設が強行されようとしている」と批判、名護市への移設断念と県外移設実現を訴えた。

稲嶺氏は、名護市の一部を既に米軍基地が占め「これ以上の負担は耐えられない」と強調。移設先とされる同市の辺野古沿岸部には貴重な生態系が残されているとして「サンゴやジュゴンがすむ自然や沖縄の文化を壊してほしくない」とアピールした。

その上で「日本国内の問題としてではなく、人権、民主主義の問題と受け止めてほしい」と力説した。《共同通信》

【国民新党・下地幹郎幹事長】「石原親子で話を」

国民新党の下地幹郎幹事長は7日の記者会見で、石原慎太郎東京都知事を党首とする新党構想をめぐり、長男の石原伸晃自民党幹事長が「(都知事は)利用されている」と発言したことについて「利用ではない。よく親子で話した方がいい」と反論した。

同時に「新党構想は石原知事が基軸だ。知事本人が日本政治に対する問題意識を持ち、自らの考え方を記者会見などでも述べている」と強調した。《共同通信》

【岡田克也副総理】自殺対策標語を撤回

岡田克也副総理は7日の記者会見で、人気アイドルグループAKB48をもじった自殺対策強化月間の標語「あなたもGKB47宣言!」が不謹慎と指摘されたのを受け、撤回すると明らかにした。既に印刷したポスター25万枚は回収する。

内閣府によると、標語は自殺を思いとどまらせる医師らを指す「ゲート・キーパー」の頭文字や、取り組みを全国に広げる意味合いから都道府県数の47を基に考案。内閣府自殺対策推進室が3月の強化月間に使用する予定だった。

6日の参院予算委員会で、野田佳彦首相は「私も違和感を抱いた」と答弁し、見直しを検討する考えを示していた。《共同通信》

【ジャンプ・全日本選手権】高梨沙羅選手が初優勝

ノルディックスキーの全日本選手権ジャンプ最終日は7日、札幌市宮の森(HS100メートル、K点90メートル)でノーマルヒルを行い、33歳の吉岡和也(土屋ホーム)が87・5メートル、85・5メートルの合計210・0点で初優勝し、ラージヒルとの2冠を達成した。2冠は2002年の岡部孝信(雪印メグミルク)以来で10年ぶり。

清水礼留飛(新潟・新井高)と、36歳の船木和喜(フィット)が201・0点で2位に入った。

女子は1回目に最長不倒の93・5メートルを飛んだ15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)が、213・5点で初優勝した。《共同通信》



2月7日 その日のできごと(何の日)