平成8391日目
2011/12/29
【民主党】消費増税を了承
民主党の党税制、社会保障と税の一体改革両調查会合同会議総会は29日深夜、消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%と2段階で引き上げる消費税増税案を含む一体改革大綱素案「税制改革案」を了承した。野田佳彦首相が出席し異例の協力要請をした上で、原案よりもそれぞれ引き上げ時期を半年遅らせる修正案を自ら示し了承を取り付けた。
ただ反対派はその後も納得せず、最終的に反対派の主張を一部入れ増税実施の前提などについて一部を再修正。増税実施までに国会議員定数削減などを実現することも確認した。
首相は政府税制調査会の決定を経て年明け早々に政府、与党の「社会保障改革本部」で一体改革大綱素案を決定、野党に協力を呼び掛ける。野党の合意を得て3月末までに消費増税関連法案を国会に提出、成立を目指す考えだ。
ただ野党は協議には応じない方針を示している。民主党内にも消費増税方針を変えない首相への反発が強まっており、政権運営は厳しさを増しそうだ。
首相は「つらいテーマだが逃げてはならない。結論を先延ばしすることはできない。力を貸してほしい」と強調、国家公務員給与削減や議員定数削減法案の成立、特別会計改革など行革を断行する決意も表明した。《共同通信》
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【バスケットボール】
バスケットボールの全国高校選抜優勝大会最終日は29日、東京体育館で行われ、男子決勝は延岡学園(宮崎)が尽誠学園(香川)を88―55で下して初優勝した。全国高校総体、宮崎県選抜として出場した国体と合わせ、男子では史上5校目の高校3冠となった。
延岡学園は速攻やエースのベンドラメらの3点シュートで、前半で43―22と大きくリード。後半はセネガル人留学生のジョフにボールを集め、同じく初制覇を狙った尽誠学園に圧勝した。
3位決定戦は沼津中央(静岡)が福岡大大濠を90―56で破った。《共同通信》
【東日本大震災】福島県警、年内最後の大規模捜索
福島県警は消防と合同で29日、同県の沿岸部一帯で東日本大震災の行方不明者の一斉捜索を行った。年内最後の大規模捜索で、30日にかけて延べ約360人を動員する。
東京電力福島第一原発事故による警戒区域を含め、新地町からいわき市にかけての沿岸部全域が対象。同原発から約7キロの浪江町の請戸漁港では、防護服姿の警察官らが、防波堤の消波ブロックや岩の隙間をのぞき込んで確認した。松本光弘県警本部長は「警戒区域は、住民が自分で家族を捜したくても入れない。その思いを共有して捜索に当たる」と話した。
震災による福島県内の行方不明者は29日現在、218人。警察庁のまとめでは、不明者は全国で3451人にのぼる。岩手、宮城両県はすでに今年の大規模捜索を終えている。《朝日新聞》
【宮城県南三陸町・佐藤仁町長】震災津波時の職員退避「判断の誤りない」
宮城県南三陸町の佐藤仁町長が、大震災の津波時に職員に対し高台避難を指示しなかったことについて「判断の誤りとは考えていない」と殉職職員家族会の公開質問状に回答した。29日、分かった。
防災対策庁舎で町職員32人が犠牲になったが、回答によると、佐藤町長は「津波の規模は誰一人予想できなかった」とした上で、「気象庁が10メートルの津波と(規模を)修整した時にはほか(の場所)に避難する暇がない状態で、全員庁舎屋上に退避させた」と説明した。《共同通信》
【国民新党】浜田和幸参院議員の入党を発表
国民新党は29日、7月に自民党を除名処分になった浜田和幸外務政務官が入党したと発表した。浜田氏は、国民新党の亀井静香代表に誘われる形で自民党に離党届を提出。菅政権で総務政務官に起用され、無所属のまま活動していた。《日経新聞》
【バスケットボール】
バスケットボールの全国高校選抜優勝大会最終日は29日、東京体育館で行われ、男子決勝は延岡学園(宮崎)が尽誠学園(香川)を88―55で下して初優勝した。全国高校総体、宮崎県選抜として出場した国体と合わせ、男子では史上5校目の高校3冠となった。
延岡学園は速攻やエースのベンドラメらの3点シュートで、前半で43―22と大きくリード。後半はセネガル人留学生のジョフにボールを集め、同じく初制覇を狙った尽誠学園に圧勝した。
3位決定戦は沼津中央(静岡)が福岡大大濠を90―56で破った。《共同通信》
【北朝鮮】正恩氏は「最高指導者」
北朝鮮の首都平壌の金日成広場で29日、急死した金正日総書記の追悼大会が開かれた。ナンバー2の金永南最高人民会議常任委員長は追悼の辞で、金総書記の三男、金正恩氏(28)を「党、軍、人民の最高指導者」と言明、その指導の下「金正日同志が示した先軍の道に沿って力強く歩む」と宣言した。
正恩氏の新体制は、軍事を最優先させた金総書記の「先軍政治」路線の継承を哀悼期間の締めくくりで明確に打ち出し、本格スタートした。広場は約10万人の市民で埋まり、正恩氏はひな壇中央に上がったものの、28日の葬儀・告別式と同様、発言しなかった。
金常任委員長は正恩氏を「最高指導者」としたが、肩書は「大将」や「同志」のままで、朝鮮労働党総書記や朝鮮人民軍最高司令官などへの正式就任は今後、順次行われるとみられる。
金委員長に続き、党代表で金己男書記、軍代表として金正角軍総政治局第1副局長、青年組織代表として李勇哲・金日成社会主義青年同盟第1書記が順次演説した。
金委員長は総書記が「わが祖国を世界的な軍事強国、堂々たる核保有国へと変貌させた」と強調。「今日、われわれの革命の陣頭には金正恩同志が立っている。われわれは将軍(金総書記)の遺訓をいささかの譲歩もなく貫徹する」と訴え、正恩氏への忠誠を国民に求めた。《共同通信》