平成8353日目
2011/11/21
【この日の野田総理】
参議院本会議
平成23年11月21日、野田総理は参議院本会議に出席しました。
本会議では、平成23年度一般会計補正予算(第3号)、平成23年度特別会計補正予算(特第3号)及び平成23年度政府関係機関補正予算(機第2号)の採決が行われ、可決されました。その後、APEC及びASEAN会議出席等に関する報告が行われ、各会派の議員からの質疑に答弁しました。《首相官邸》
野田首相は21日の参院本会議で、日米地位協定の運用見直しに関して「飲酒運転を地位協定上の『公務』として扱う古い合意を至急見直すべきだ。できるだけ早期の見直しに向け、日米間の協議を加速するよう改めて担当者に支持した」と述べた。《読売新聞》
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東日本大震災からの本格復興に向けた総額12兆1025億円の2011年度第3次補正予算は21日午後の参院本会議で、与党と自民、公明両党などの賛成多数により可決、成立した。財源確保の関連法案も24日の衆院通過で与野党が合意しており、30日にも成立する見通し。財政面での裏付けが整い、遅れが指摘されてきた国の復興支援が加速する。
政府、民主党は今後、復興庁設置法案や国家公務員給与削減の臨時特例法案、郵政改革法案などの成立を目指す。ただ今国会会期末12月9日が迫る中で審議日程は限られており、会期延長論が強まりそうだ。
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【オウム真理教元幹部・遠藤誠一被告】死刑確定へ
地下鉄サリン事件のサリンを製造したなどとして殺人罪などに問われ、1、2審で死刑とされた元オウム真理教幹部、遠藤誠一被告(51)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は21日、遠藤被告側の上告を棄却した。死刑が確定する。
平成7年3月の教団への強制捜査から16年余りを経て、一連の裁判は事実上全て終結した。教団をめぐっては、189人が起訴され、死刑確定は元教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(56)ら13人となる見通し。
9月29日の上告審弁論で弁護側は、遠藤被告は麻原死刑囚のマインドコントロール下にあり、完全責任能力がなかったと主張。「各犯行の実行犯ではなく主導もしていない」などと犯意や共謀を否定し、極刑回避を求めていた。1、2審判決によると、遠藤被告は麻原死刑囚らと共謀し、6年の松本サリン事件と7年の地下鉄サリン事件で計19人を殺害。滝本太郎弁護士に対するサリン襲撃、猛毒VXによる脱走信者の支援者男性襲撃にも関与した。《産経新聞》
【グリー】DeNAを提訴
携帯電話向けソーシャルゲームサイト運営のグリーとKDDI(au)は21日、競合するサイト「Mobage(モバゲー)」運営のディー・エヌ・エー(DeNA)が取引先ゲーム会社に対し、グリーのサイトにゲームを提供しないよう圧力をかけたなどとして、計10億5千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
この問題ではことし6月、公正取引委員会がDeNAに対し、独占禁止法違反(取引妨害)に当たるとして排除措置命令を出していた。都内で同日記者会見したグリーの田中良和社長は「(同様の違法行為が)現在も続いている」と主張した。《共同通信》
【東海大・菅野智之投手】日本ハム入団を拒否
プロ野球ドラフト会議で日本ハムから1位指名を受けた東海大の菅野智之投手が21日、神奈川県平塚市の東海大野球部合宿所で記者会見し、入団を拒否したことを明らかにした。「遠回りになるかもしれないが、それ以上に小さい頃からの夢への気持ちが強かった」と、改めて巨人入りを目指す決意を語った。《朝日新聞》
【国土交通省】八ツ場ダム「継続」提示
国土交通省関東地方整備局は21日、八ツ場ダム(群馬県)建設の是非を検証する「検討の場幹事会」をさいたま市で開き、「事業の継続が妥当」とする方針を関係6都県に伝えた。利根川が氾濫した際に資産の被害を防ぐなど、ダム建設による投資効果は費用の約6・3倍と分析している。
併せて工法の変更などでコスト縮減を目指す方針を説明。関係自治体の首長や、近く開く整備局の有識者委員会で異論がなければ、同様の方針を盛り込んだ報告書を本省に提出する。
本省の有識者会議は検証手順について適切だったかを審議し、前田武志国交相が年内に最終判断する見通しだ。《共同通信》
【5代目・立川談志さん】死去
昭和後期、平成を代表する落語家で落語立川流家元の立川談志さんが、21日午後2時24分、喉頭がんのため死去した。75歳。東京都出身。談志さんは、歯に衣(きぬ)着せぬ毒舌でも注目を集めた落語家で、ビートたけしや放送作家の高田文夫さんら弟子も多数。しかし晩年は食道がん、声門がんなど病気との闘いが続き、今年3月から体調不良を理由に仕事をキャンセルし、療養していた。《日刊スポーツ》