平成8347日目
2011/11/15
【たこフェリー】運航休止
兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第三セクター「明石淡路フェリー」(愛称たこフェリー)は15日、1954年から続いたフェリー航路を休止した。全従業員68人は同日、解雇した。会社は存続し、同じ航路を走る「淡路ジェノバライン」(兵庫県淡路市)と来春の再開を目指す覚書に調印したが、見通しは立っていない。
同フェリーは航路の上を通る明石海峡大橋のETC割引の影響で今年度1億5千万円の赤字を見込んでいた。この日の最終便は午後6時10分に明石港を出港。大勢が見送った。
覚書によると、ジェノバ社は同フェリーの筆頭株主ツネイシホールディングス(広島県福山市)から年内に株の譲渡を受け、経営参画する。その上で、新たなフェリー確保▽船乗り場の借地料(年間3600万円)の大幅軽減▽退職金などで生じる負債の完済――を条件に、来年3月の運航再開を目指すとしている。
同フェリーの就職支援室によると、再就職が決まった従業員は船員1人だけ。ジェノバ社の吉村静穂社長は、運航再開の場合、「全員は難しいが再雇用したい」と述べた。《朝日新聞》
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【サッカーW杯予選】日本0−1北朝鮮
サッカーの日本代表は15日、平壌の金日成競技場でワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選第5戦に臨み、約5万人の大観衆に後押しされた北朝鮮代表に0-1で敗れた。日本のフル代表が平壌で試合するのは22年ぶりだった。日本はアルベルト・ザッケローニ監督が就任後、17試合目で初黒星を喫した。《時事通信》
【秋篠宮文仁親王殿下】初の天皇名代
秋の叙勲のうち中綬章などの受章者らが皇居・宮殿に出向く行事が15日あった。天皇陛下の入院が続いているため、秋篠宮さまが名代として出席された。秋篠宮さまが陛下の名代を務めたのは初めて。秋篠宮さまは2回に分けて受章者とその配偶者ら計約2千人の前に立ち「国や社会のために、また人々のために尽くされてきたことを深く感謝しております」と天皇陛下の言葉を伝えた。
通常は皇太子さまが名代を務めるが、長野県を訪問中のため、皇位継承順位に基づき秋篠宮さまが代役になった。《共同通信》
【政府】南スーダンへ司令部要員2人派遣
政府は15日の閣議で、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、南スーダンでのPKOに司令部要員として陸上自衛官2人を派遣する実施計画と関係政令を決定した。期間は来年9月末までで、今月28日に出発する。
これとは別に、政府はインフラ整備を担う陸自施設部隊についても12月中旬に実施計画を閣議決定し、年明けから先遣隊や本隊を順次派遣する方針だ。
司令部要員2人はいずれも1等陸尉で、首都ジュバにある国連南スーダン派遣団(UNMISS)司令部で物資の調達や情報管理を担当。半年程度で別の隊員と交代を予定している。《共同通信》
【この日の野田総理】
TPP「コメには配慮」
野田首相は15日午前の参院予算委員会で、交渉参加を表明した環太平洋連携協定(TPP)の関係国との協議について、公的医療保険制度を自由化の例外と主張し、日本の国民皆保険制度を守る意向を示した。
21にわたる交渉分野に関し、首相は「日本が誇るべき制度を失うこちはやらない」とし、現在、交渉対象に含まれていない国民皆保険制度を維持するとした。コメを関税撤廃の例外とする重要品目に含めるかどうかについては「配慮する」としながらも、「今のうちに、何を守るか手の内を出すことはない」と述べるにとどめた。《読売新聞》
ブータン国王夫妻を表敬訪問
野田佳彦首相夫妻は15日夜、国賓として来日したブータンのワンチュク国王とジェツン・ペマ王妃を迎賓館に表敬訪問し、10月に結婚したばかりの国王夫妻に祝意を伝えた。
ブータンが東日本大震災で義援金を寄せたことや、国王夫妻が被災した福島県相馬市を訪れることに感謝の言葉を述べた。国王夫妻は国会で演説するほか、京都市内を観光する予定。《朝日新聞》