平成8316日目
2011/10/15
【この日の野田総理】
自衛隊殉職隊員追悼式
平成23年10月15日、野田総理は防衛省で開催された平成23年度自衛隊殉職隊員追悼式に参列しました。
この追悼式は、任務遂行中に職に殉じた隊員を追悼するために、防衛大臣の主催により、昭和32年から実施しているものです。野田総理は、黙祷を捧げ、追悼の辞を述べた後、献花を行いました。
野田佳彦首相は15日午前、防衛省で営まれた自衛隊殉職隊員追悼式に参列し、約360人の遺族らを前に、「尊い犠牲を無にすることなく、東日本大震災からの復旧・復興と世界の平和のために全力を尽くす」と弔辞を述べた。
式では、大震災の津波で死亡した陸上自衛隊員2人や、ソマリア沖で海賊対処活動中の平成22年6月、海上自衛隊護衛艦内の硫化水素中毒事故で死亡した隊員ら計9人を追悼した。いずれも過去1年間に公務災害に認定された。
大震災の救援活動では陸自隊員3人が派遣先で死亡したが、公務災害認定の審査中などの理由で今回の追悼対象には入っていない。《産経新聞》
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【世界体操・床運動】内村航平選手が金メダル獲得
体操の世界選手権第9日は15日、東京体育館で男女の種目別計5種目の決勝を行い、男子の床運動で内村航平(コナミ)が15・633点で優勝し、床運動では日本勢として1974年バルナ大会の笠松茂以来、37年ぶりの金メダルに輝いた。内村は五輪を含めて初の種目別制覇で、今大会3個目のメダル。あん馬は5位、つり輪は6位。
山室光史(コナミ)はつり輪で15・500点の3位となり、この種目で85年モントリオール大会の山脇恭二以来となる表彰台に立った。女子の日本勢は段違い平行棒で寺本明日香(レジックスポーツ)が14・200点の5位。鶴見虹子(朝日生命)は7位。《共同通信》
【一川保夫防衛相】「前原氏の方が詳しい」
一川防衛相は15日、金沢市内で開かれた民主党石川県連の行事であいさつし、7日に燃料タンク落下事故を起こした航空自衛隊のF15戦闘機について、「事故原因の中間報告は来週にでもしたいが、国民の理解が得られない限り、訓練再開はしない方がいい」と述べ、F15訓練再開は来週以降も見合わせる考えを示した。
事故以降、空自の主力機であるF15の飛行は全国で緊急発進(スクランブル)以外、中止されている。防衛省内では中止の長期化について、「国防上支障をきたす恐れもある」との懸念も出ている。
一川氏は事故が起きた空自小松基地(石川県)から地元への説明が発生から約5時間後になったことについて、「若干脇の甘いところもあり、組織としての課題があるような気もする」と述べた。一川氏は同県選出の参院議員。
一川氏はまた、行事に同席した民主党の前原政調会長について、「防衛省の仕事、自衛隊の仕事というのは、私よりも前原氏の方が詳しい」と述べた。《読売新聞》
【反ウォール街デモ】世界に波及
「ウォール街を占領せよ」の掛け声の下、経済格差の解消などを求める抗議行動が15日、アジアや欧州にも波及した。香港や台湾、韓国など各地で数百人から千人超が集結。債務危機に直面する南欧では政府の緊縮財政がやり玉に挙がったほか、アジアでも原子力発電所の全廃や外国人労働者の権利擁護など要求内容は幅広く、多様な不満を表明する場になった。
スペイン紙によると、この日のデモは同国の団体が一斉行動日と位置付け、インターネットなどを通じて世界に広がった。87カ国・地域で1000以上のイベントが計画されたという。
ローマにはイタリア全土から参加者が集まり、中心部を行進。「我々は銀行の資産ではない」などと金融機関や政権を批判した。一部が暴徒化し、車やゴミ箱に放火。現地報道によると、警官隊との衝突で4人が負傷した。参加者は最終的に10万~20万人に上る可能性があり、1500人の警官が動員され、一部の観光名所が閉鎖された。
ロンドンでは千人以上が金融街シティーの中心に集結。目標にしていたロンドン証券取引所のある敷地への侵入は警備員や警官隊に阻まれ、セント・ポール大聖堂の前に集合している。
「ノー・カット」と書かれたプラカードを掲げ、緊縮財政を批判したほか、「銀行は我々の経済をギャンブルの対象にした」と金融機関や巨大企業を批判した。《日経新聞》