平成8277日目
2011/09/06
【この日の野田総理】
各府省事務次官等に対する訓示
平成23年9月6日、野田総理は、総理大臣官邸に各府省事務次官を招集し、訓示を行いました。
野田総理は、「この政権が当面取り組んでいかなければならない問題は、2つの危機に対する対応です。第1は、東日本大震災の復旧、復興、原発の事故の収束です。まずは、この事故の収束に向けて全力を尽くすとともに、除染の問題、あるいは、チルドレンファーストという観点からの妊婦やお子さんたちの健康管理の問題など、たくさんの課題があります。そして、直近では、復興の基本方針、復興基本法に基づいて第3次補正予算の編成にあたらなければなりません。
もう1つの危機は、世界経済における、将来に対する不安が広がっているということです。当面、私たちは、円高、デフレ対策に万全を期していかなければいけないと思います。
政治家だけで日本の再生を果たすことはできません。まさに、それぞれの各府省の皆さんの全力を挙げてのサポートが必要です。是非、みなさん、心を合わせて、力を合わせて、この日本のために働こうじゃありませんか。」と述べました。《首相官邸》ロシア、中国、韓国首脳と電話会談
野田佳彦首相は6日午後、ロシアのメドベージェフ大統領、中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領と相次いで電話会談した。日中両首相は、戦略的互恵関係を深化させる方針で一致。温首相が早期訪中を招請したのに対し、野田首相は「双方の都合のいい時期に訪問したい」と伝えた。野田首相は日ロ間の懸案である北方領土問題解決に強い意欲を強調した。
李大統領とは対北朝鮮政策で核・拉致問題解決のため、連携を強化していくことで合意した。日中両首相は、国交正常化40周年を迎える来年に向け、双方の国民感情改善に取り組む方針も確認。した。《共同通信》
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【全日空140便】約1900メートル急降下
浜松市の南約40キロの太平洋上空で6日夜、那覇発羽田行きの全日空140便ボーイング737―700(乗客乗員117人)が急降下し、客室乗務員2人が軽傷を負っていたことが分かった。全日空が7日、発表した。
国土交通省によると、乗客にけがはなかった。当時、機長はトイレに行っており、副操縦士が1人で操縦していた。機体は30秒間ほどで高度約1万2500メートルから約1900メートル降下した。
国交省は事故につながる恐れのあるトラブル(重大インシデント)と判断。運輸安全委員会は、航空事故調査官3人を8日、140便を運航していたエアーニッポンの羽田事務所に派遣する。
国交省や全日空の発表によると、同機は那覇空港を6日午後9時15分ごろ離陸、同10時50分ごろ、機体を左に傾けるようにして大きく降下した。ギャレー(調理室)にいた女性客室乗務員1人が首を捻挫、1人が擦り傷を負った。
同機は機体を立て直して飛行を続け、午後11時半ごろ羽田空港に着陸した。《共同通信》
【サッカーW杯予選】日本1−1ウズベキスタン
サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選第2戦は6日、各地で行われ、5大会連続の本大会出場を目指すC組の日本はタシケントでウズベキスタンと対戦し、岡崎(シュツットガルト)が同点ゴールを挙げて1―1で引き分けた。日本、ウズベキスタンともに1勝1分けで勝ち点4。
日本は序盤にジェパロフに蹴り込まれて先制点を許した。相手の力強い攻めに苦しんだが、後半20分に右クロスを岡崎が得意のヘディングで決めて追い付いた。ザッケローニ監督が指揮した試合は通算7勝6分け(PK戦勝ち1を含む)で無敗を守った。《共同通信》
【紀伊半島豪雨】死者・不明者が104人、孤立集落に2500人
台風12号による紀伊半島豪雨で6日、各自治体の発表に基づき共同通信が集計した死者は49人、行方不明者は55人となり、計104人に達した。風雨災害としては98人だった2004年の台風23号を超え、平成に入って以降、最悪の事態となる恐れが出てきた。
行方不明者は今後、避難先などで所在が確認される可能性もある一方、人的被害が大きい和歌山、奈良両県では道路が寸断されて捜索活動が難航。さらに新たな被害が明らかになることも考えられる。台風による100人以上の被害は、1983年の「昭和58年7月豪雨」の117人がある。《共同通信》