平成8272日目
2011/09/01
【民主党・野田佳彦代表】自公党首と会談
野田佳彦代表は1日夕、輿石東幹事長とともに自民・公明両党の党首・幹事長らと会談を行い、次期臨時国会での東日本大震災の復旧・復興への対応や3党合意を含めた平成23年度第3次補正予算への取り組み、経済対策などについて協議し、協力を要請した。
野田代表は会談後、記者団に対して、東日本大震災に対する迅速な復興を行うためには与野党が合意をして対策を進めていくことが必要との考え方を示したうえで、会談で自民・公明両党に提示した(1)復興対策(2)第3次補正予算の財源・税制改正(3)円高を含む総合経済対策――の三つの分野で与野党でプロジェクトチームを立ち上げて政策協議を行うことについて「基本的には理解をいただいたという感触は得た。問題意識は共有できたと思う」との認識を表明した。具体的な協議の進め方については幹事長、政調会長レベルで調整していく方向性を示した。《民主党ニュース》
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【野田佳彦新首相】米・オバマ大統領と電話会談
野田佳彦新首相は1日夜、オバマ米大統領と電話で会談し「大統領と共に日米同盟の一層の深化、発展に取り組みたい」と表明した。両首脳は9月下旬に米ニューヨークで開催される国連総会に合わせて、日米首脳会談を調整することで一致した。
会談は約15分間で、米側の申し入れで行われた。大統領は野田新首相に直接、祝意を伝えた。これに対し新首相は「日米同盟は外交の基軸だ。強固な日米同盟がアジア太平洋地域の平和と安定、繁栄にとって不可欠というのが私の信念だ」と強調。東日本大震災での米国の支援や、大統領が先に祝意の声明を出したことに謝意を表した。 会談後、野田氏は記者団に「いい会談ができた」と述べた。《共同通信》
【群馬県警】男性用下着を盗んだ男を逮捕
群馬県警伊勢崎署は1日、男性用下着を盗んだとして窃盗の疑いで、前橋市の県立伊勢崎工業高校の非常勤職員の男(58)を逮捕した。逮捕容疑は、7月7日早朝、伊勢崎市内のアパート1階に住む男性会社員(39)が、自宅ベランダに干していた男性用パンツ2枚を盗んだ疑い。「男性のパンツに興味があった」と容疑を認めている。
盗むのを近くの女性が目撃し、発覚した。県教育委員会は「大変残念。生徒の期待を裏切っており、厳しい対応をする」としている。《スポニチ》
【仙台地裁】殺人罪の元少年に無罪判決
東日本大震災で中断し、新裁判員を選任し直して再開した仙台地裁の裁判員裁判の判決公判で、鈴木信行裁判長は1日、殺人罪に問われた元少年(32)に無罪(求刑懲役13年)を言い渡した。最高検によると、裁判員裁判での全面無罪判決は10例目で、起訴罪名に殺人や強盗殺人が含まれる事件では3例目。
再開後の審理のほとんどが中断前の証人尋問や被告人質問の様子を収めたDVD視聴。法廷での直接のやりとりをほとんど見聞きせずに判決を出す異例の裁判だった。判決理由で鈴木裁判長は「共犯とされる受刑者の供述には不自然な点が相当あり、信用できない。犯罪の証明がない」と述べた。《共同通信》
