平成8167日目
2011/05/19
【菅直人首相】退陣を否定
菅直人首相は19日午後の衆院本会議で、東日本大震災対応のため閣僚を3人増やす内閣法・内閣府設置法改正案に関連し、原子力災害担当相と震災復興担当相を新設する考えを表明した。閣僚増員について「大震災の復旧・復興は内閣の使命であり、体制強化のためにお願いしたい」と野党に理解を要請。自民党の退陣要求に対しては「退陣の選択は全く考えていない」と否定した。
この日の衆院本会議では、内閣法・内閣府設置法改正案とともに、大震災に対処する政府の復興基本法案と自民党の対案が審議入りした。政府、与党は内閣法・内閣府設置法改正案と復興基本法案の修正に柔軟な姿勢。しかし自民、公明両党は菅政権に対決姿勢を強めており、成立のめどは立っていない。《共同通信》
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【西岡武夫参院議長】「菅政権では駄目だと心の底から思う」
民主党の小沢一郎元代表に近い参院議員による勉強会「震災復興を考える参院有志の会」が19日午後、西岡武夫参院議長を講師に招き、国会内で初会合を開いた。西岡議長は「菅政権では駄目だと心の底から思う。復興会議で結論が出てから(政策判断する)と言うが、政治は要らないということだ。今、首相が何を言わなければならないかが全く見えていない」と首相を厳しく批判した。約20人が出席した。《時事通信》
【MLB・レッドソックス】岡島秀樹投手に戦力外通告
レッドソックスは19日、岡島秀樹投手(35)に戦力外通告をした。レッドソックスは移籍先を探して他球団と交渉を始める。通告を受けた同投手は「こういう結果になって残念。違うチームでチャンスがあればやりたい。こんなのは初めてだから(この先)どうなるのか分からない」と話した。《日刊スポーツ》
【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】
卸業者「店でトリミングと認識」
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、店舗に牛もも肉を納入した食肉卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)の従業員が、富山県警と警視庁などの合同捜査本部の事情聴取に「えびすの方で肉の表面を削るトリミングをすると認識していた」と説明していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。捜査本部は同日、石川県の金沢増泉、福井県の福井大和田と鯖江の3店を実況見分し、汚染された経路を解明するため検体を採取した。
チェーン運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市入江、勘坂康弘社長)はこれまで「卸業者でトリミングしたと思っていた」と説明。捜査本部は、双方からさらに事情を聴き、取引の経緯や衛生管理について調べる。
捜査本部によると、大和屋商店は仕入れた牛肉を小分けにし、脂を取り除くなどの加工はしていたが、肉の表面を削るトリミングはしないままフーズ社に納入していた。
これまでの大和屋商店関係者に対する聴取では、幹部は「肉は加熱用として出荷した」と話しているが、従業員の方は「生食用と認識していた」と食い違う説明をしており、捜査本部が詳しく調べている。《北日本新聞》
新たな患者、退院者なし
フーズ・フォーラス(金沢市入江)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、県は19日、砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)、富山山室店(富山市公文名)を利用した患者数が同日午後4時現在、前日と同じ計160人(死者3人含む)と発表した。現在の入院者数も前日と同じ21人で、このうち重症者数は20人。《北日本新聞》